サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
blog.code4history.dev
私は2005年に一度、位置情報ゲームの運営から離れました。 資金が尽きて清算まで秒読みになったベンチャー企業から離れ、より大きな会社で位置情報技術の実績を積むために再度転職したことがきっかけです。 転職先ではスパイ衛星の地上システム開発にかかわったのですが、200人規模の開発プロジェクトだったためその中で位置情報にかかわる数人は精鋭ぞろいで、ぽっと出の素人位置情報技術者などはその中に加われるわけもなく、結果的に実績は詰めずその他の業務を担当することになりました。 転職先の業務が一時あまりにも忙しくなり、余暇で位置情報ゲームのアンテナ奪取を運営するのが難しくなったため、私は同サイトのソースコードやデータその他を全てモバイルファクトリー社の木村岳文氏に受け渡し、運営を引き継ぎました*1。その後木村氏とモバイルファクトリー社がこの方面を育ててくださったお陰で、今も続く位置情報ゲームの駅奪取、ステ
以前ブログでとりあげた blog.code4history.dev こちらの件、及びその後こちらがとったアクション www.value-press.com などで、Maplatを利用してambula mapを開発している株式会社コギトともめておりますが、このたび、同社社長と開発部長に内容証明を送付しました。 また、本当に偶然なのですが、社長に送付した日の翌日、開発部長に送付した日の午後に、コギトの側からも、法定代理人から内容証明が届き、それに対しても即日内容証明で返信しました。 その内容について、こちらで公開いたします。 いずれも1時間くらいは推敲に使ったつもりだったのですが、にもかかわらず特に法定代理人に送ったものは文章が主語述語の繋がりがおかしなところがあったりして恥ずかしいのですが、内容証明で送った内容を、文章がおかしいからといって勝手に修正するわけにもいかないので、そのまま掲載しま
元から敵対しているStrolyだけでなく、最近の私は京都の株式会社コギトとその会社のambula mapという製品も、敵とみなして非難批判しています。 ambula mapはCode for HistoryのMaplatライブラリを使ってくれているプロダクトで、本来ならば味方と考えていいはずのプロダクトですが、私は今は敵視し、絶対ぶっ潰すことを心に誓っています。 なぜそのような状況に陥っているかをこの記事で説明します。 忙しいので3行で説明しろ、というあなたに ambula mapに古地図マッピングの間違いや位置取得脆弱性があったので指摘したところ、「無償で協力してもらえますかね?」などと失礼な打診を複数回、まずされた 逆に私が協力を仰ぎたいところ、対応するのが私の夢だったけれど法人格がないと実施が難しいようなことに協力を要請したところ、二言目には「それに協力しなければいけないと、契約書の
以前から私は、2018年8月の財務状況とそれまでの投資状況から、2020年秋にStrolyに財政危機が来るのではないかと予測していて、そしたら案の定2020年10月に追加投資3000万円を得ていたので、するとまあ数ヶ月は延命できるので、次の危機は2021年初頭1月~3月あたりと予測していたのですが、またまた案の定、この時期に投資獲得を見据えた動きを始めてきたようです。 これに乗って、私を追い出した後8年以上まともなイノベーションを起こせていない会社にまた延命に削るだけの金をつぎこむ愚かな投資元があるのかどうかは知りませんが、彼ら、前身のATR-Promotionの一事業部だった時代*1から、本業だけでは完全に赤字のところを行政の補助金などに取り入って、それもつぎ込んだうえでギリギリの年間10万円黒字などの体裁を整えるのだけは異常にうまかったですから、泣きつく先が行政の税金から投資家の投資マ
toyokeizai.net こんなん普通に考えたら当たり前の話で。 だって病気でも人は死ぬ、経済でも人は死ぬというけど、病気で死ぬのは生命の摂理、誰しも襲われれば逃れようがないけど*1、経済で死ぬのは人間の社会のルールであって、別に死なせないようにルールを作り替えることだってできるわけなんやから*2。 いや今のルールが絶対、今のルールで回せなければ人は死ぬんや、と思考停止してるのは完全にドグマに陥ってるだけであって、恒久的に変えるのがさすがに劇薬ならば一時的にでも「人が死なないように」変えられるのが社会でありルールなのであって。 その社会やルールをびた一文変えずに、変えようがない自然の摂理にガチンコでぶつかったって勝てるわけがないし、そちらで負けても変えなかった社会のほうで経済が勝てるならまだそれでもいいんだろうが、社会は経済だけで定義されるもんじゃなくて病気への恐怖含めたあらゆる人の営
Maplatの基本原理の申請中特許ですが、無事公開されていました(特開2019-91147)。 6月半ばには公開されていたというのに、審査請求しないといけないのに弁理士さんちゃんとチェックしといてくれよ...週1回くらいはチェックする言うとったやんけ...と言うわけで審査はまだ請求してないのでこれからです。 この記念に、比較等しながら、Stroly社の特許の価値の検証でもやってみようかなと思って記事を書きます。 まず、Strolyの主たる特許は2つあります。 これに先行するほとんどビジネスモデル的な特許もありますが、座標の計算方法や具体的な機能の作り込みに言及してるのはこの2つなので、この2つの価値を検証していきたいと思います。 特許5681920号 - Strolyの経緯度から絵地図座標方向への座標変換の手法を定義した特許 特許5810411号 - Strolyのその他の技術全般、逆方向
前置き 私は某地図会社に勤めています。 その会社の中で、3年前の合流時よりこの会社はこういう方向に向かうべき、というアイデアを社内でことある毎に共有してきたのですが、個人レベルでおもしろいね、と言ってくれる人はいたものの、会社のアクションとしては全く相手にされることはありませんでした。 今回、そのアイデアが今後採用されることがなくなった/採用されても意味がなくなった決定的な出来事が起きましたので、アイデア供養も兼ねてこのブログで公開共有したいと思います。 会社に勤める者として、社外秘の情報は当然公開しちゃダメですが、個人が内部で挙げたアイデアで、経営陣レベルどころかマネージャ層レベルですら揉まれた事のないようなアイデアを社外共有するのに、何の秘密保持違反もクソもないと思うのですが、念のためこの記事中では私の所属は某社として伏せておきます。 ちょっと調べればすぐ分かるのですが(この記事からリ
アニメ「宇宙よりも遠い場所」(略称;よりもい)をご存知でしょうか。 女子高生世代*1の女の子4人が、友情を育て成長しながら南極を目指し、そしてまた日常へ帰っていくという青春ロードムービーです。 その人間味あふれた、完成度の高い構成が評価されて、昨年度の米ニューヨークタイムス紙ベストテレビショー特集海外部門で、日本の作品として唯一、またアニメ作品からも唯一、ベスト10に選出された等の結果も持っている、非常に評価の高い作品です。 www.animenewsnetwork.com その「よりもい」の前半の舞台になっているのが、群馬県館林市です。 館林市が舞台に選ばれた理由は、南極という極端に寒い場所と、日本で一番暑いと言われる?場所との対比だと聞いていますが、古い城下町の独特の雰囲気が作品前半のイメージにマッチして、作品の魅力を増しています。 実際、聖地巡礼と称して、作品に登場した魅力的な場面を
バズったので宣伝文化に則って、私の取り組んでいる古地図、絵地図で街歩きできるサイトを作れるオープンソース、Maplatを宣伝させてください。 え、バズって宣伝はTwitter文化でブログではそんなのない?知らんわそんなんこっちは認知あげるのに必死やねん(まず読者を敵に回すスタイル)。 Maplatって何?と思う方は、まずご自分のお好きな街バージョンのMaplatのサイトを一度見てみてください。 特に、アニメ「宇宙よりも遠い場所」のファンの方は、館林バージョンを見ていただくと、よりもいの巡礼マップが含まれているのでオススメです! s.maplat.jp s.maplat.jp s.maplat.jp s.maplat.jp ぷらっと館林、よりもい巡礼マップに直行 s.maplat.jp 雰囲気わかったでしょうか? 絵地図や古地図が、現代地図の上に重なって表示されたと思いますが、右下および左下
2019年3月21日、突然姿を見せた日本でZENRINを廃した新Google Mapsは、一部で見られた地図の劣化とあわせ、驚きをもって受け止められました。 www.itmedia.co.jp それと同時に、今回の新Google Mapsの変化が大きく道路形状などに現れたことを受けて、 今回の新Google MapsでZENRINを切った理由は、建物重視のZENRIN地図から、自動運転を見据えた道路中心地図への転換を意図したものだ という意見が多く散見され、また高い評価を受けたりしているのを見ました。 一例を挙げるならば、(このツイートの投稿者さんには指摘をして理解いただき、意見交換などもできたので決して晒す意図ではないのですが)以下のツイートなどです。 Googleマップがゼンリンを切ったのは大正解です。今まで日本の地図は建物が中心に描かれていましたが、グーグルは道路を中心に描き換えまし
Maplatは特許を出願していますが、そのことについて、年末のQiitaの記事で質問をいただきました。 特許出願中とのことですが、取得後Maplatの利用にどのような制約が生じますか? 別途許可を得ないと利用できなくなるかなと思ったのですが。 Maplatの特許申請中原理は、JavaScriptオープンソース実装の利用を通じて利用される限り、将来におよびライセンス料などを徴収する事はありません*1。 Maplatの特許出願は、対抗技術(Stroly)対策として出願しているのが主目的です。 Strolyも特許を取っており、その特許技術の手法と全く違うやり方でMaplatは性能機能を実現しています。 それは仮にMaplatが特許を申請していなかったとしても明らかで、現時点でMaplatは下記の通り、Strolyに対し性能的にも機能的にも優位を実現しています。 特許技術を剽窃している方が本家より
その1より1年以上を経てしまったが、その2を書いてみたいと思う。 位置ゲー黎明期は同時にケータイWebサイト黎明期(は少し過ぎてたかも)でもあったが、開発者とユーザの間がとにかく近かった。 黎明期の位置ゲーはほぼほぼ企業ではなく個人が作っていた、というのも一つの理由ではあろう。 それゆえに、開発者が動作検証できる各キャリアの端末を全部揃えていないこともあったし、また揃えていても機種依存等で動作が同じキャリアで異なることもあった*1。 そうなると、勢い問題の発生している機種を持っているユーザの助けを借りないと、デバグすらできない事もあった。 プログラムを少し変えて、変えた事を当該機種を持つユーザにメールや電話で連絡して、動作の変化を教えてもらって、変化と仕様書を付き合わせながら起きている現象を想像して、また少し変えて...というようなボトルシップの組み立てのようなデバグを繰り返したりもした。
トランプは、環境に関する科学的研究に、科学的に反論するのではなく、成果発表やファクトチェックを禁止するという。 https://twitter.com/KeikoUTorii/status/823996702017327104 トランプの大統領令のために、アメリカのイラン人大学生はフィールドワークから帰れなくなったという。 https://twitter.com/kazukazu881/status/825403060826550274 トランプの大統領令のために、ダルビッシュの父親は息子に会いに行けなくなる可能性もあるという。 https://twitter.com/atmicksan/status/825551605009248258 まだ今の所、軍隊で反対派を鎮圧といった状態ではなく、単にペンでサインしただけなので、その意味で平和裡なことしか行っていない?いないが、これが最上級の暴力
日本の位置ゲーの祖は2000年、J-PhoneのJ-SkyStationと共に発表された商用の「クリックトリップ」であり、その意味では 『元祖はクリックトリップ、以上』 で終わりなのだが、クリックトリップの系譜は与えた影響は別としてその後途切れるので、今に続くインディーズから商用に移った種々の位置ゲーの祖、という意味では、「ケータイ国盗り合戦」「駅奪取」に繋がる系譜の「へな」さんの存在は外せない。 参考:日本位置ゲーの系譜(〜2009) 「へな」さんは私が2002年に2ちゃんねるに立てた位置情報を活用しようスレに集まった有志の1人(スレ上では「4 ◆jphoNE.s」さん)。 私も会った事はないので正体は不明、富士通系の技術者だったという噂も。 「クリックトリップみたいなゲームを自分も作りたい」と語って、私の用意したサーバの上で、auのアンテナをユーザー間で奪い合う「auアンテナ奪うのれす
発掘して出てきて、今読んでも涙出てきたので公開します。 一部、家庭の事情も出てきているのでアレですが、別にその時としては乗り切った話なので、その他の部分も名前伏せるのとかはやめてそのまま公開します。 しかし当時の記録としてこれ読むと、最近和解した中川さんとの間でも、中川さんが「〜は知らなかった」と最近言ってたのは明らかに嘘じゃん、今この記録の中で話題に上がってるじゃん、というのがいくつかあるけど、それはそれでもういいかな。 しょせん他人事であれば、誰も正確に事実等覚えていようとしないのだし。 メール内、 徹さん=ATR Creative(元ATR-Promotions MM事業部) チーフプロデューサ、総務省ICT地域アドバイザーの高橋徹氏 真知さん=ATR Creative 社長、高橋真知氏。高橋徹氏の配偶者。ATR-Promotions時代はMM事業部長。 中川さん=ATR Creat
ATR Creativeの高橋徹さんによって、ちずぶらりデータのオープンデータ化の表明が為されました。 こちらのイベントの場において、ATR Creativeチーフプロデューサ、高橋徹さんによって、ちずぶらりデータのオープンデータ化の表明が為されました。 こちずふぁんこと大塚の質問に答えてのことです*1。 すばらしい。パチパチパチ。さすが国の名前でオープンデータを推進する立場の方だけあります。 ただ、とはいっても、ATR Creative社が勝手にコラボレータから預かっているデータを全部オープンデータ化するわけにはいかないので、そこはコラボレータが意思表示した場合に、オープンデータとしてアクセスしてもよいという事にする模様です。 具体的には、同社は今、ちずぶらり部という、コラボレータのための地図データエディタSNSのようなものを作っていて、そこでは震災記憶地図のようにコラボレータが地図を編
1週間程前かな?退社間際にやったSQL調整がどうしてもうまくいかず、100ms程度だった検索速度が空間検索条件を外すと爆速になったので、十分な確認もなく短絡して、Twitterで「mysqlの空間検索遅過ぎる!使えねー」と呟いてしまいました。 明日になればGeoHashとかquadkey*1のような一次元空間コード検索に変更してやるぞと。 が、翌日取り急ぎ検索条件をquadkeyに変更してやっても、特に速くならない。 あり?と思ってよくよくさらにチェックしてやると、複合検索のプロファイルの見方を間違えてて、テーブル間のリレーションキーで非空間テーブル=>空間テーブルの向きは主キーでリンクされてたけど、その逆はリレーションキーにインデックスを張ってなかったので、オプティマイザの選択が先に非空間テーブルの検索条件=>フィルタされたレコードに対し逐次空間検索、となっていたのが遅い原因でした。 非
この記事とかで言及してた、テキサス大学図書館米軍のJapan City Plans地図データ、全部できてませんができてる分だけ先行公開しました。 https://github.com/tilemapjp/jcp_maps/ サイト準備したりとか利用規約準備とか煩わされるのがウザいのでgithubでの公開です。 データ形式は、TMS(TileJSON)、MBTiles、kmlの3形式で、リストファイルを置いてます。 githubなので追加データができるたびにリストもコミットしていきます。 1つデータ化するの自体は、調査から含め15分もあればできるので、優先的にデータ化して欲しいのがあればIsuueにでも入れておいてください。
がっつり古地図/絵地図を取り扱っていた前職から、細々と余暇でやってる現在まで、3年間古地図/絵地図を扱う技術に取り組んできましたが、独自技術から汎用技術までいろいろ扱ううち、古地図/絵地図をデジタル地図として扱う際には、同時には2つまでしか満たせない選択し得る3つの要素があるな、という事を感じてます。 すなわち、以下の3要素です*1。 地図を歪ませるか、歪ませないか 位置を合わせるために元地図の形をぐにゃりとひしゃげさせたりするかしないか、という選択要素です。 ひしゃげさせれば位置を合わせるのは簡単になりますが、元地図の美術的な価値や味は毀損されます。 位置を正しく対応づけるか、対応づけないか 地図上の個々の点において、正しい(と目される)地理的位置に対応付けるか付けないかです。 先の歪みとは逆に、対応づけない事によって元地図の美術的価値を維持する事は簡単になりますが、一方で位置の対応は「
id:hfuさんと先日Twitterで以下のようなやり取りを行いました。 コロッとした地図ファイルの仕様案 一部抜粋 地図が一般人の表現手段として根付くためには、画像や動画、音声と同様、コロッとしたファイル形式とmimetypeが必要だと思うのだけど、そのベースとしてmbtilesというのはどうだろう。 地図の汎用ファイル形式+MIME-TYPEとしてはSVGMAPに期待してたんだけどどうもそういう方向に行きそうにない感じだけど、今ならむしろmbtilesの方が近いところにいる感じがする。 私は地図に関しては、汎用的に扱えるラスタ地図が画像におけるjpeg,pngや動画におけるmpeg,flvのように一般人の扱えるレベルにまで下りてくると思っているのですが、その際に必要なのがコロッとしたファイル仕様だろうと思っています。 バラバラのファイルを大量に配置したり、tilestreamのような配
最近、業務ではなく余暇に複数人で地図系開発をしているため、開発者の構築可能環境が揃えられずバックエンドが選べない状況でした。 なのでバックエンドを抽象化しないといけなかったのですが、その結果Web開発系の主要3空間DBでの空間検索記述差がわかったので簡単にまとめておきます。 座標値からのGeometryオブジェクトの作成 GeomFromTextで当然…と思ってましたが、PostGISだと通らなくなってます。 PostGISでは空間系関数は頭にSTをつけることで統一したよう。 頭にSTをつけた関数については、spatialiteも対応してますし、mysqlは最新の5.6でも未対応なものの、後述の通り関係性記述の関数では(既存関数との互換性のためとはいえ)ST_系を出してきているので、将来的にはST_系で統一されるものと思います。 蓄積済みデータに対する、検索クエリの差 蓄積済みデータに対し
前記事でお願いしたご協力ですが、自分でも効率的なアルゴリズムなんかは判らないものの、とりあえずパラメータ振ればいいんだろ、と半自動半手作業でパラメータ推定し、少なくとも局所最適の解も見つけたのですが、適用した結果はまだ納得のいくものではありませんでした。 局所最適に捕まって実際の解に辿り着かなかったのか、そもそもやり方が間違ってたのかは謎です。 ただ、得たパラメータでの結果はとんでもない結果ではなく、方角は一致して経緯度に対し斜め方向に平行移動した結果とかだったので、方法的には間違ってなくて局所最適解をみつけてしまったのだと思います。 で、いかんともし難いので、ちょっと考えてみました。 なぜこんな、独自投影系パラメータを推定しないといけないような投影系ができてしまったのか。 時は70年前に遡ります。 以下、取材等を行ったわけではなく、この地図に起きていた事から考えた想像図です。 戦争に勝ち
※ 本件、別途記事上げますが解決しました。ご協力ありがとうございました。 数日前から@Say_noさんと、米軍の70年前の日本都市地域図、Japan City Plans 1:12,500 U.S. Army Map Service, 1945-1946をタイル地図化するための謀略を行っております。 人手と時間さえかければ、GCP*1を与えまくってのむりくり投影変換=>タイル化、も可能なのですが、人も金もなかりけりなので、投影系の情報を読み解いて一気に変換したいと思っています。 とりあえず、地図上の凡例から、ONE THOUSAND YARD WORLD POLYCONIC GRID BAND IIIn, Zone A(東日本)又はB(西日本)というのが読み取れます。 それをヒントに検索しまくったところ、こちらの記事をみつけまして、 当時の米軍は米国内地図で多円錐図法を使っており、基準経線
これはFOSS4G Advent Calendar 2012参加による12/14分の記事です。 昨年のように技術ネタをやろうとした*1のですが、間に合うように準備できるネタが全く思い浮かばなかったので、今進めようとしている歴史国土プロジェクトについて紹介させていただきます。 今見返してみると、このブログでは何故か歴史国土について採り上げてなかったので、その意味ではこの機会に採り上げるのはよかったのかも。 歴史国土とは何か 私が今企画している、ユーザの持つ様々なラスタベース古地図、絵地図をWebで相互運用可能な地図データ化し、共有するサイトを作ろうという企画です*2。 元々、日本全国の旧版地形図をみんなで共有しようと言うのを中心コンセプトにおいていたため、歴史国土というサービス名を仮押さえしていますが、扱う地図は旧版地形図や古地図に限らなくする予定です*3。 今年の6月に第1回が行われた国土
AppleがiOS地図でやらかして以来、地図の多様性に世間の目が向き、多様な地図の中から自分に合った物を選択する、さらにはTPOや状況に応じて地図を使い分けると言う発想も、以前よりは市民権を得てきているように感じています。 また、そこから一歩進んで、ユーザが使うアプリの機能は同一ながら、地図だけを差し替えるAPIと地図の分離や、ユーザがお金を払ってでも使いたいと思う地図*1を個別購入できるMapStoreという考え方も、一部ではメジャーになってきているのではないかと感じます*2。 もしMapStoreのようなものが実現できれば、そこで流通の対象となるのはGoogle MapsやOpenStreetMapクラス、或いはY!地図やMapion、電子国土クラスのような、全世界地図や日本全国地図レベルのユニバーサル地図だけではない、と私は考えています。 もっとカジュアルに、いろんなクリエイターが自
Google地図タイルは使っちゃダメ! Appleのしょぼい地図化したiOS6ですが、Google地図復活系アプリが評判です。 http://hitoriblog.com/?p=11555 Google地図を使うサンプルもオープンソースで公開中です。 https://github.com/kishikawakatsumi/ClassicMap http://qiita.com/items/8d89eeea614ce4293514 技評で紹介されたものもあります。 http://gihyo.jp/dev/serial/01/ios_oss/0006 が、この辺、個人の遊びで使うのはOK*1ですが、ビジネスで使うのは完全NGです。 これらのソースは皆、直接Googleの地図画像を呼び出していますが、Google Maps APIの規約上、APIを叩く以外の形で地図画像を呼び出すのはライセンス違
iOS6地図にデータを提供していると言う事で、一時は悪者にされかけてたインクリメントPやOpenStreetMapですが*1、日本ジオ業界の古老森さんの記事の拡散等もあって、無事問題はAppleの編集能力にあり、データ提供元に問題はないという認識が広まったように思います。 それじゃ、そもそもインクリメントPのデータはどこに使われてるのだろう?というのをちょっと調べてみました。 建物の外郭形状 iOS6の建物外郭。右下が空き地で建物ないのに注目してください。 (c) Apple MapFanの建物外郭。驚く程そっくり。 iOSで空き地の部分に建物があるが、この描画色が少し他の建物と違います。 (c) IncrementP 参考までに同じ地域のGoogle Maps。やっぱり元データが違うから、大分違います。というか、本当に大分違うね…。 (c) Google / Zenrin ご覧の通り、建
社内で日誌を付けていて、最近まで味気ない業務報告だけしてたのですが、割といろんな話題投げる人が多いので、私も地図/位置情報の話題毎日投げるようにしました。 その中からいくつか、外に出せる話題はブログでも転載しようかと思います。 業務終了の10分程度の間に仕上げるので、あまり追調査もせず用語の説明も省いたり*1、記憶違いや事実誤認*2もあるかもしれませんが、その辺は補足や突っ込みいただければ幸いです。 ================================ 2005年に登場したGoogle Maps、やはり注目はAjaxスクロール地図でしたが、実は世界で初めてAjaxスクロール地図を実現したのはGoogleでなく日本のマピオンです。 標準地図ではなくマピオンラボというクローズサイト内のみでしたが、Googleより1年以上早くAjaxスクロール地図を実現していました。 Google
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Code for History』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く