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今年の「#文学」
bandbnad.hatenablog.com
ランキング参加中音楽 中山美穂さんの訃報には耳を疑った。まず初めに思ったのは「なぜ?」ということ。 時間の経過とともに状況がニュースで流れてくる。自分は世代かと言われたら少し後ろの方になるだろうか。中学・高校時代にもドラマで活躍していたし、周りにもファンがいた。中山美穂さんの音楽といえば、やっぱりWANDSと歌った「世界中の誰よりきっと」が有名どころだろうか。 以前織田哲郎さんの記事を書いたとき「世界中の誰よりきっと」について少し触れたが、作曲者である織田哲郎さん自身も好きな楽曲らしい。 2020年にサブスクで全曲解禁されたときの動画を見たが、耳馴染みの曲が多いことに少し驚いた。子供の頃耳にして記憶に残った楽曲たち。「ツイてるねノッてるね」「WAKU WAKUさせて」などは子供ながらになぜかやたら覚えている。「ただ泣きたくなるの」を聞くとラジオで当時のランキングを聞いていたころよく耳にした
ランキング参加中音楽 なんか学術的なタイトルだが肩の力を読んでいただけたらと思う。ただボーっと考えていたらふと思っただけの話。 経済産業省が「音楽産業の新たな時代に即したビジネスモデルの在り方に関する報告書」という非常に興味深い資料に出会った。2024年7月だから古い資料ではない。以下にリンクを添付しておく。 報告書なので真面目に書いてあり少しボリュームがある。しかし、いくつか参考になるデータが集まっている点が注目だ。肌感覚で感じていたとおりのこともあるし、その内容を具体的に示されると説得力が増して非常に面白い。 興味深いデータを少しピックアップしてみたい。2022年日本の音楽市場は約70億ドル、そのうちライブでのトータル収益が約40%だということだ。この数字は2018年(全体約61億ドル)の38%と比べてあまり割合は変わらない。2022年と2018年を比べて変化が大きいのはフィジカルで、
ランキング参加中音楽 先日Xやインスタに下のような投稿をした。 View this post on Instagram A post shared by u-ji (@bandbnad1) 各SNSでたまに見かける #私を構成する42枚 である。何かきっかけがあった訳ではないが、今更ながらふとやってみようと思った。完成するのにそんなに時間はかからなかったが、出来上がったものを見て心のどこかで「これで良かったのだろうか?」と自問自答してしまった。多分その日の気分で変わるだろうけど8割くらいは変わらないという結論で決めてしまった。ということで折角なので駆け足で紹介してみたい。駆け足と言いながらいつもに比べて長めの記事なので、きっかけづくりのカタログ的にご覧いただきたいと思う。また、折角なのでアーティストやバンドの関連記事を書いていたらくっつけておくことを付け加えておきたい。 1.MONGOL8
ランキング参加中音楽 このブログを書き始めて2年経過した。まずはみなさまに感謝です。ありがたいことに毎日多くの方が訪れてくれるようになりました。その数は自分でも予想以上に膨らんできたことは書き続けて良かったと日々感じています。改めてありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。 さて、早いような感覚ではあったが過去の記事を探してて「こんなに前だったっけ?」といった遅いような感覚もあった不思議な2年だった。そんな2年でも色々変化を感じる。音楽ブログを書いているものとして感じた話をしたい。今回の話は多分いつも以上につまらないが、よければ。 ブログを書く方みなさんが感じていると思うが、AIの進化は著しい。わかってはいたもののAIはすごい。検索サイトで検索をすればAIが要約してくれたものが最初に登場するケースが増えた。私のブログのコンセプトは「きっかけ」を作ることではあるが、音楽やア
ランキング参加中音楽 tuki.の新しい形の話。 まず「晩餐歌」で爆発的にヒットしたtuki.。 以前記事にしたときも反応は大きかった。優里さんとのタイアップなどで注目を集めた後、「サクラキミワタシ」はリアルタイム、等身大の感情でさらに彼女の可能性を広げた。 以前書いた記事の中でも触れたが、彼女の作品をリリースしているレーベル「月面着陸計画」。謎のレーベルで個人的にすごく気になっていたが、少しヒントがXでの彼女のポストから得られた。 「お父さんとお父さんの友達と」tuki.が作った個人的なレーベルだそうだ。本当に個人レーベルなんだと思い、感心した。とは言え「お父さんとお父さんの友達」がここまで一気に有名になった要因で間違いないと思うが、それを調べるのは野暮なのでこのあたりで。結局は彼女の歌声が重要なんだと思う。 さて、今回の記事の本題はこの曲、「ひゅるりらぱっぱ」。ファストソングな仕上がり
ランキング参加中音楽 音楽はみんなのものだと思う。でもやっぱり作った人には敵わない。それは上手い下手ではなく、オリジナルの凄みはどう頑張っても超えられない。そういう意味では個人的にはカバーも少しもやもやしてしまうことがある。しかし、いい音楽は誰がやろうが人を動かすことも出来るし、感動も与えることが出来る。今回はそんな動画を見たから書き始めた記事だ。 モンパチことMONGOL800の「小さな恋のうた」を約1000人で演奏している。こちらは群馬県渋川市で2017年から行われている「1000人ROCK」というイベントだ。 今年2024年の今年の課題曲がモンゴル800の「小さな恋のうた」だったという訳だ。コロナ禍を除き、毎年のように行われていたのと群馬という土地柄のため、初めの頃BOØWYをやっていたので認知していた。 こんな感じでBOØWYのコピー、カバーをやっていくものだと思ったが、ブルーハー
ランキング参加中音楽 nightmare(ナイトメア)は悪夢という意味。ブランデー戦記が次に送り出してきたのは、そんなタイトルの楽曲。「悪夢のような」。 悪夢のような1週間 JORYU RECORDS Amazon 悪夢のような JORYU RECORDS Amazon このお盆があけた8月21日に2ndEP「悪夢のような1週間」がリリースされる。それの先行として配信されたのが冒頭の「悪夢のような」だ。早速聞いてみたが、「そう来たか、、」と思わせられる意外性。シティポップな感じでやってきた蓮月さんの気怠いボーカルはしびれた。これまでにも十分こう言った楽曲は世に溢れているにも関わらず、「蓮月」というオリジナリティが「クセ」をつけてくる。かつての「Musica」のように、このバンドの楽曲は常に面白い衝撃をもたらしてくれる。また2ndEPを手に入れて早々に記事にしたいと思う。最後はこのEPにも収
ランキング参加中音楽 8月に入り全国各地で花火大会が開かれている。今回はそんな花火の音楽について考えてみたい。桜ソング同様季節を代表するテーマのひとつだ。 と、少し考えてみたら気が付いたのだが、花火ソングは意外と歴史が浅いのではないか?ということだ。確かに夏の歌のテーマとして長年「祭り」がその代名詞ではあった。花火はその祭りで行われるプログラムのひとつとして捉えがちなのかも知れない。しかし、「〇〇川花火大会」など完全に花火が主役のものもある。昔からメインどころでもあるかと思う。だけれども昔から歌い続けられる有名な花火の曲というのは私の知見不足だけかも知れないが、あまり耳にしない。 少し調べてみたが「花火」という歌があった。文部省唱歌で昭和10年代に作られたそうだ。作曲は「ゆうやけこやけ」を手がけた下総皖一さんという方だ。しばらく時代がくだり1976年にこちらの花火ソングが登場した。 さだま
ランキング参加中音楽 夏の暑い最中、道後温泉に行った。2019年から保存修理工事していたが、2024年7月に全館営業されたことを受けて行ってみた。 実は道後温泉には初めて行った、と思う。物心着く前に行ったという話も聞いていないので、多分初めて行ったということで間違いないと思う。リニューアル直後とは言え、気温が40度に迫ろうという日に温泉に入ろうという人は多くはない。そこを狙ったわけではないが、そんなタイミングとなったため比較的スムーズに入湯出来た。 3000年の歴史があるとも言われている道後温泉。千年以上の歴史がある温泉は風情があり、湯上がりの休憩所でお茶が出てきたりとなんか非日常体験だった。千年の歴史は感じるものがある。これ以上私が温泉に入った話なんてつまらないし、音楽ブログということもあり、道後での音楽の話をしたい。 この写真の時計は「坊っちゃんカラクリ時計」と言われる街中にあるカラク
ランキング参加中音楽 これまでもこれからも夏フェスへの参加でかなり活躍が期待されるサバシスターの話。たまには触れていきたい。 22歳になるまでやりたいことを集めた歌「22」から。なんだかんだでなちも22歳になった。早いペースで音楽シーンの階段を駆け上がっていく彼女たちもここらへんから「若いわりに」が通用しなくなってくる。だけど時間の経過はみんな平等。歌詞にある"若いうちになんでもやれ"というフレーズは、自分も若い頃何度も言われたが、今つくづくそう思う。こんな説教くさいことを言いながらアルバム「覚悟を決めろ!」のMVについてしばらく語ろう。 今更ながら何故3月に出たアルバムの話をするのかというと、実はじわじわMVがYouTubeにアップされて来たから続報的記事にしてみたい。 「よしよしマシーン」という曲。なんというか、歌詞が独特でそもそも「よしよしマシーン」が何者なのか。先程紹介したMV「2
ランキング参加中音楽 先日通勤中にラジオから流れてきたのはタイトルの曲ではない。あの名曲だった。 リンドバーグの1991年作品「BELIEVE IN LOVE」だ。以前リンドバーグについても少し触れたことがあるが、今回は何の話がしたいかというと不思議な感覚に囚われたことの話。先程のカーラジオから「夢で逢えたら」のオープニングが流れて耳に入ってきたときのことだった。私の頭の中では次の曲が流れていた。 1993年「STAND UP TO THE VICTORY〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜」という曲だ。名曲が多いと言われるガンダムの主題歌の中でも根強い人気があると言われる曲だ。「機動戦士Vガンダム」オープニングテーマとして使用されたこの曲を歌っているのは川添智久さん、つまりリンドバーグのベーシストであり、作曲も手掛けている。そして冒頭の話と繋がる。通勤中の私は思ってしまった。 「BELIEVE I
ランキング参加中音楽 B-DASHのGONGONこと菅原勇太さんが亡くなった。まだ46歳だって。自分がかなり聞き込んだバンドの人が亡くなるのはやっぱり寂しい。ハイスタのツネさんの時もショックが大きかったが、GONGONは歳が近すぎるのでまた違った寂しさも加わってきた。ほんの「ちょ」っとだけ年上なんだけど、考えてみれば20歳位で日本メロディックパンク界のトップに上り詰めたんだからすごい。 若い頃友人と本当に良く聞いた。ポップでキャッチーなメロディは「KIDS」だった俺たちの心に突き刺さりまくった。 20年以上前の2000年の丁度今頃、7月に見たB-DASHはどこか冷めてるような不思議なバンドだったが、曲はカッコ良過ぎた。GONGONはいつでも「情熱」的で「たましい」のこもった名曲を世に放ってきた。 2000年代に入りメロディックパンクも注目を浴びることとなった。そのシーンの中心的な存在であっ
ランキング参加中音楽 何気なく耳にしたら耳から離れない。今回耳にしてしまった中毒性の高い楽曲は、アニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ「シカ色デイズ」。 作曲とアレンジは和賀裕希さん。アニメなどいくつかの楽曲提供やボカロもされている方だ。作品の一部を紹介。 叶「ANEMONE」という楽曲だ。作詞は「やぎぬまかな」さんという方。「カラスは真っ白」というバンドの元ギターボーカル。 もったいぶっても仕方ない。最後にご覧いただくのはオープニング。とにかく見た瞬間耳にしたことがある「既聴感」に襲われるであろう「しかのこのこのここしたんたん」。歌っているのは鹿乃子のこ(潘めぐみ)、虎視虎子(藤田咲)、虎視餡子(田辺留依)、馬車芽めめ(和泉風花)。アニメはよくわからないので申し訳ないがとにかくループする、と思いながらご一聴。 シカ色デイズ Lantis Amazon
ランキング参加中音楽 スケボーにキャップと西海岸。これ程メロディックなPOP PUNKが似合う景色はない。今回紹介したいのはカリフォルニア・サンディエゴのバンド「New Aesthetic」。早速紹介したいのは2000年代初頭の香りたっぷりの楽曲「Spork」。 ポップでキャッチーなサウンドはあの日の夏を思い出させてくれる。あの頃のblink-182やMXPX好きたちの耳をぶち抜いてくれる。 Spork New Aesthetic Amazon 2022年から始まったこのバンドはまだまだこれからだ。メンバーはGabriel Muñoz(guitar/vocals)、 DylanことDylan Guzman(guitar/vocals)、Matthewは2人いてMatthew Ludwig (drums)とMatthew Anliker (bass)の4人組。現地のフェスのヘッドライナーを務
ランキング参加中音楽 チョーアブネーけどギリセーフ、歌詞とメロディは衝撃的だ。 irom/あいろむさんの「デッドライン症候群」という曲だ。たまたま目に付いて引き込まれたのはメロディとその歌詞。メロディで食いつかせてからのあるあるソングだ。歌詞とメロディのテンポが良く、これはバズるんじゃないか?感が半端ない。曲、歌詞、歌をiromさん自らが行い2024年の初夏から拡散傾向にある。元々はTikTokで活動していたようで各SNSに登場してきたのも比較的最近のようだ。 デッドライン症候群 ROG Amazon というか、突っ込んでしまったのはその歌詞だ。基本は普遍的なデッドライン的なあるあるな歌詞。しかしこんなフレーズに目を引いた。 やんなっちゃうね ノッちゃうね このフレーズは古臭いな、なんて思いながら逆に新しいのか。お年を召した方にはあのフレーズでピンとくるのがウクレレ片手の牧伸二さん。私も幼
ランキング参加中音楽 今回はたまにやる当音楽ブログの解析みたいものの話。特に繁盛しているブログではないが、しばらく続けてみて感じたことやわかってきたことが少しずつ出てきた。音楽ブログをこれから始めたいと思っている人や同じように音楽ブログを書いている方へ参考になるものがあれば良いと思い今回の記事「ちょっとした音楽ブログの中身」を書いてみる。また、一般的なブログのhow toモノとして見れば参考になりにくいとも思っていただければと思う。ちなみに下にあるのが1年経過したときの記事。こちらも参考にしていただきたい。 早いものでブログを始めてからあと少しで2年になる。書き始めた当初、色んなhow toモノのサイトを散策しまくった。そこで気が付いたのは「何の為に書くのか?」という事だった。これに早い段階で気が付けたのが良かった。ここまで何となく続けられているのは、それを変えていないからだ。ちなみに私の
ランキング参加中音楽 2024年リリースされた椎名林檎さんのアルバム「放生会」の中でも奇数番目の曲がデュエットとなっている。 放生会 Universal Music LLC Amazon そこで今回は椎名林檎さんのデュエット、コラボなど共演している作品で個人的に好みのものを紹介していきたい。そう思いながら書き始めたところ、中々大変なことに気が付いた。対象となる作品が膨大なのだ。考えてみればかなりの楽曲で他のアーティストと共演している。なので今回は「歌」で共演しているものに絞ろうと思う。線引きが難しいので、演奏やバンドスタイル等は外したいと思う。また、外仕事も判断が難しいので原則「椎名林檎」がメインの共同作品としたい。 でも気になったため数えながらいきたい。まずはデビュー以降、しばらくは単独作品が続く。「無罪モラトリアム」(1999年)、「勝訴ストリップ」(2000年)の2つのフルアルバムは
ランキング参加中音楽 実はいうと「魂の叫び」だとか「思いを載せて歌い上げる」とかあまり好きではない。私はそこまで「気合」や「心意気」で物事を片付けたくない、と歳を重ねるたびに思うようになった。残念ながら年々感情だけでは心が動きにくくなっている。寂しいと思いながらも毎日感動する音楽を探し求めている。そんな書き出しを早速否定する声、歌を聞いた。 NakamuraEmiさんが2024年5月29日にメジャー7枚目のアルバム「KICKS」をリリースした。その中にも収録されている楽曲「祭(feat.Mummy-D)」。タイトルにあるようにMummy-Dさんをフューチャーした文字通り「祭」をテーマにした楽曲だ。Mummy-Dさんはかつて三重県桑名市のアンバサダーを行っており昨年はNakamuraEmiさんがアンバサダーを勤めた。私もかつて桑名市の近くに住んでいたこともあり、桑名の「石取祭」という祭は地元
ランキング参加中音楽 1.幸福論 2.歌舞伎町の女王 3.ここでキスして。 4.本能 5.ギブス 罪と罰 6.無罪モラトリアム 7.真夜中は純潔 8.W●RK 9.私は猫の目 10.椎名林檎25年 11.人生は夢だらけ 12.加爾基 精液 栗ノ花 13.Now I'm seventeen 14.椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常 15緑酒、NIPPON 16.椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常(実技) 17.「人間として」 椎名林檎と正義 18.椎名林檎 アルバム放つ 19.椎名林檎「放生会」 音は放たれ謎は残る 20.コラボ デュエット 椎名林檎ワークス ニュートンの林檎 ~初めてのベスト盤~(通常盤)(2CD) アーティスト:椎名林檎 Universal Music Amazon Best of 椎名林檎 Amazon Music Amazon 椎名林檎論 乱調の音楽 (文春e-book) 作
ランキング参加中音楽 ブログを書き始めて椎名林檎さんのオリジナルアルバムは初めてだ。そのタイトルは「放生会」。以前書いた記事でも少し触れたが、「ほうじょうや」と読む。タイトルについて少しだけ調べている過去記事へ。今回は楽曲を聞いてみたので内容に触れたい。 さて、椎名林檎さんにとって「三毒史」以来5年ぶりのオリジナルアルバム。 【メーカー特典あり】放生会 (初回限定盤)(特典:シール付) アーティスト:椎名林檎 ユニバーサル ミュージック Amazon まずは昔の話。前作の頃は「コロナ禍」なんて言葉すら飛び交うことのない、パンデミックとは無縁の時代だった。まさかと思えるほどこの5年で世界は劇的に変わった。若い頃に経験した「9.11」のときも世界が大きく変わり、海外へ行く際のセキュリティが変わったことを実感していた。だけどそれはあくまで特別なシチュエーションだけで日常にはほぼ影響はなかった。し
全然警戒していなかった。 椎名林檎さんのニューアルバムが2024年5月29日発売される。「ああ、そうなんだ」と言った感じで直近まで気づいていなかったことにファンとして情けないなと思いながらも、「三毒史」以来5年ぶりのアルバムに期待する。 今回のタイトルは「放生会」。本来は「ほうじょうえ」と読むが福岡では「ほうじょうや」と読むそうで、今回は「や」のようだ。意味は詳しく知らなかったが調べてみると、宗教儀式だそうで、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める寺でも神社でも行われる儀式だそうだ。 筥崎宮のお祭り|福岡の神社 筥崎宮【公式】 今回の読みから福岡県の筥崎宮(はこざきぐう)の「ホウジョウヤ」を意識しているのか。 さて、今回も多くのコラボ楽曲が収録されている。とりあえず詳細は後日。一挙公開されたMVの中からこちら、Perfumeの「のっち」とのコラボ曲「初KO勝ち」をご一聴。 【メーカー特典
ランキング参加中音楽 この季節の夜。どこか蒸し暑く感じる室内から、外に出たときの感じがすごく好きだ。家の中では少し暑いので薄着になっており、その格好のまま出ると少し寒い。だけど春先の寒さとは違い、冷たい空気は少し前より鋭さが無くなっている。その肌寒さをわざと体感しようとして、用もないのに外に出る。もう梅雨に入った地域もあると先日のニュースで耳にしたこともあり、どこか湿気も感じながら早くも梅雨が近いのかなとも思わせられる。 季節は初夏というところだろうが、5月の雨はまだまだ夏に比べると強くは降らないように感じる。何処か心地よいと感じるのは私だけだろうか。 「五月雨」さみだれというのは陰暦での5月であり、実際は6月にあたりのその頃に降る長雨、つまり梅雨を指す。だけれども「五月」という漢字が前述のようにどこか心地よさをもたらしてくれるため、「五月雨」というワードは何故か梅雨を感じにくい。傘をささ
ランキング参加中音楽 今回の話は過去記事にゆかりある方たちの話。 以前私的名盤考察シリーズで取り上げたたまの「さんだる」の話。このアルバムの中には代表曲「さよなら人類」が収録されている。 「とりあえず飲んで」という名フレーズで有名な久松史奈さんの「天使の休息」の過去記事。そんな久松史奈さんが今回カバーしたのはたまの「さよなら人類」。 さよなら人類 CLASHFORM RECORDS Amazon 久松史奈さんによるパンクバージョンのカバー。単なるカバーではない。プロデュースは本人と西川進さん。これだけでも注目すべき点だが、何より重要なのはキーボードとコーラスでバックバンドとして参加しているのは柳原陽一郎さん。そう、元たまのメンバーで「さよなら人類」を作った人。これ以上の後ろ盾はないであろう一曲をご一聴。
ランキング参加中音楽 たまにはラジオの話を。先日こんな動画を見かけた。 大阪のAMラジオの定番、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」の平日版最終回の動画だ。2024年3月末で平日バージョンは50年の幕を閉じた。今後も土曜日は継続して放送するが大阪のラジオでひとつの時代が終わったと言っても過言ではないと思う。ラジオを聞かない人でも浜村淳さんの声は関西圏、一部の西日本エリアの方には馴染みが強いと思う。 さてみなさん聞いてください 浜村淳ラジオ話芸 「ありがとう」そして「バチョン」 作者:浜村淳 西日本出版社 Amazon 阪神ファンの父のおかげか、私も子供の頃から小型ラジオが各部屋にあるような家庭環境であったため、必然的にラジオを聞く日々であった。ちなみに実家のラジオのメインチャンネルは「1179」ではなく「1008」だった。つまりABCラジオ、私の子供の頃のメインラジオパーソナリティは浜村淳
ランキング参加中音楽 先日とあるコンビニで見かけたものがある。最近のコンビニは大きなモニターがある店舗をちらほらと見かけるが、こちらの楽曲の紹介が流れていた。 嘘 UNFAIR RULE Amazon UNFAIR RULEの「嘘」というMV。以前記事にもしたバンドだが、残念ながらメンバーが4月いっぱいで1人抜けてしまった。 若い良いバンドだなと思っていてメンバーが抜けるのは、当人たちの話なので外野がとやかくいっても仕方ないが、やはり少し残念だなぁと感じてしまう。今回UNFAIR RULEはベースのようさんが抜けた訳だが、同じくベースが抜けたこちらのバンドも今後が気になる。 夢の中 Yamaha Music Entertainment Holdings, Inc. Amazon 私が推しまくっているバンド「板歯目」の「夢の中」という曲。このバンドもベースのゆーへいさんが抜けてしまって残念だ
ランキング参加中音楽 最近ファーストテイクを見かけても再生することはなかった。いろんな素晴らしいアーティストが登場しているのはわかっているが、真新しさを感じなかったのが本音だ。だけど今回は流石に目が留まった。 長渕剛「とんぼ」 とんぼ アーティスト:長渕剛 EMIミュージック・ジャパン Amazon 1988年リリースの作品で長渕剛さんの作品の中でも最大のヒット曲のひとつである。当時同名のドラマが話題となり、長渕さんと言えば暴力的というイメージがついていった。私も子供ながらにそんなイメージを持ちながら「とんぼ」という楽曲と「英二」はカッコいいと思った。そして、その熱い楽曲は多くのファンの心を鷲掴みにしてきた。 さて今回の動画の話だ。動画の時間が10分46秒とこの段階でザワザワしてしまう。前半部分では長渕さんの話がしばらく続く。最初は話が長いんだろうな、と思っていたがその内容に引き込まれてつ
ランキング参加中音楽 今更ながら言いたいことがある。Me First and the Gimme Gimmesは最高のカバーパンクバンドだと思っているというのが今回の話。 Me First and the Gimme Gimmes( ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ)をご存知のない方のために簡単に説明をすると、Fat Wreck Chordsが誇るオールスターバンドと呼んでも過言ではない。VocalsはSpike Slawson (Swingin' Utters)、GuitarはJake Jackson (Foo Fighters,元NoUseforaName) 本名Chris Shiflett、同じくGuitarのJoey Cape (Lagwagon)、Bassが我らがFat Mike (NOFX)、そしてDrums、Dave Raun (Lagwagon)と言った錚々た
ランキング参加中音楽 「人間として」 こういったタイトルを掲げられてしまうとかなり深い世界観なのだろうかと構えてしまう。歌詞だけ見るとかなり壮大な感じを受ける。 「正義」 この言葉が今回の楽曲で一番多く登場するワードである。正義とは何か?という意味に近いのかどうかわからないが結局は人間が生み出しているもの、人間としての業だと締めくくっている。 人間として アーティスト:椎名林檎 ユニバーサル ミュージック Amazon 今回の話は椎名林檎さんの2024年最初の新曲「人間として」の話だ。たまに登場する舞台感満載の楽曲。「Destiny」というドラマの主題歌として書き下ろしたそうだ。 「業(ごう)」 話は歌詞に戻る。仏教用語としての「業」は調べてみるとなかなか深い。あっているかわからないが自分なりの「業」の解釈をしてみると、やろうと思う意思、そしてそれを行動にうつしその後の結果どうなるか、とい
ランキング参加中音楽 先日書いた記事からご覧いただけたらありがたい。 「たま」は私が音楽を聞き始めて初めて聞きこんだバンドである。ある意味私にとってバンドの原点とも呼べる。かといって現在似たようなジャンルの音楽を好んで聞いているかと言えば、答えは「否」といえる。自分が聞いてきた音楽の遍歴の中でも異彩を放っているのが「たま」である。今回「私的名盤考察」としたのはメジャー1stアルバムの「さんだる」。何故この1枚をピックアップしたかと言えば、偶然たまの動画を見かけて耳にしたら、子供の頃に聞き込んだ記憶がフラッシュバックしたのだ。そして先日の記事を書いた、そこからの流れである。大人になってから聞こえ方が違うのが面白い。そういったことで、現代から見えるこのアルバムの形を探ってみたい。今回も同様、名盤考察とは大それたものではないが、紐解いていければよいと思う。 さんだる アーティスト:たま 日本クラ
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