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2020年1月27日月曜日

ちょっとだけ動くロボット

ロボットを作りたいという気持ちはずっとあるんだけど、ちゃんとしたやつの話ではない。実際に歩いたり動いたりするみたいなものは、あんまりにも大変だし、そんなに興味がなかったりもする。私が作りたいなと思っているのは、生きてるっぽい、という風にちょっとだけ思えるくらいのものだ。
それで以前、ランダムに首を振る箱のロボットとか作ってみたんだけど、今ひとつかんばしくない。ランダムはやっぱりランダムなので、生きているというよりは、やっぱりただただ適当に動いているように見える。人はそんなにぶんぶん適当に首を振ったりしない。
それで考えたのだけど、もしかしたらほとんど動いていないくらいのほうが、逆に生きてるっぽいんじゃないだろうか。
呼吸してるくらいとか、静止しているように見えてちょっぴり上下してる、みたいなものを作ると意外と生きてるっぽく見えたりしないだろうか。ちょっと暇を見つけてやってみようかと思う。



2020年1月23日木曜日

宿題をやる長男

風邪が治った、といいつつ何かしらの咳だの痛みが滞留している。
治りの遅さに老いを感じるし、やがてこういうものが慢性化して痛みとともに生きていくことになるのかもしれない。長男は宿題をやり始めると常に色々”ながら”をしてダラダラやるんだけど、何時までの空いてる時間でゲームしていいよ、とかなると本当にあっという間に集中して終わらせたりする。すごい自分に似てる。
ちなみに子供の宿題をさせるコツ、というかこんなもん人に教えるときは同じだろうけど、「ちゃんとやりなさい」と言ってもほぼ何の効果もないので、横について「ほら次の問題なんて書いてんの? 難しくね?」とか一個一個するとやる。ただ自分が宿題をやっていた記憶がなく、出てなかったのか、覚えてないのか、やってなかったのか自信が持てず、こんなに真面目に毎日やらせるもんなのかなと思ったりしている。
まあ、やって悪いってことはないだろうけども。

2020年1月20日月曜日

リュックから鈴の音が聞こえる

次男は私が帰ってくると、玄関まで出迎えてきて「ボール」って自分の持ってるボールを見せてくることが多い。これは、特にボールを触ってなかったっぽいときにもわざわざボールを持ってくることすらある。
次男はボールが大好きで、それまで触ってなくても、出かける段になるとお供にするボールを探し始めたりするくらいで、うちにはもうそこら中に小さいのから大きいのまで色々なボールが転がっている。気づけば、私のかばんにすら入り込んでいて、会社に鈴入りのボール持って出社していたりする。
なぜ私にボールを見せてくるのか、ということについて、未だ複雑な会話に成功していない状態ではよくわからないのだけど、自分が好きなものは、きっと人が見てもいい感じがするはず、とかそういう気持ちなんではないかなと思う。
そういうのって自分が動画で物作って人に見せようとしたりする気持ちと同じかもしれない。そういうシンプルな押し付けがましさでもって、人に面白いものを投げつけていくほうが楽なのかもなと思う。

2020年1月18日土曜日

やっと治った

熱も下がってやっと落ち着いた。会社に出勤してからも調子が上がらず、なんとなく体は痛いし集中力は削がれるわでキツかったのだけど、自分が老人になってからも働いてたらこんなもんなのかなと思った。
へろへろになっていると一週間が飛ぶように過ぎて、何があったかよく覚えていない。熱に浮かされて最悪の気分のときに、アップルサイダーみたいなジュースがあったらいいのにと思って買った缶ジュースがちょうどよくて助かった。


2020年1月15日水曜日

病院のコーヒーは種類が少ない

インフルエンザだといけないので朝から病院に行く。
待合所はお年寄りでごった返している。おじいさんがおばあさんを車いすで押してきて、自販機のコーヒーにはフタがあるやつの選択肢が少ないとぼやいていた。診察はすぐに終わって、インフルエンザではないとのこと。薬をもらって帰る。

重い毛布が届いた。まだ寝てないけど、思ってるよりさらにだいぶ重い。ドラゴンボールで悟空が着てた重い胴着みたいな重さ、落っことすとズシーンってなる感じ。これで寝てたら、ものすごい速さで動けるようになるんとちゃうか。


風邪と料理

風邪の熱で朝も昼もなくなって、起きているのか眠っているのか判然としないまま転がっている。37度くらいだし、そこまで酷い気分でもなくインフルエンザなどではないのかなと思う。一日が気付かないまま過ぎている。

実際に作ることは少ないのだけど、趣味で料理のレシピ本を買っては読んでいる。おいしそうな料理の写真というのは見ているだけで楽しい。いつか作ることがあるかもしれない、と思って本ばかり増える。
本当のところは、良くできたものを作るよりは、適当にある肉とか野菜で間に合わせの家族の食事が作れるみたいな能力が欲しいなと常々思う。最近はほんのちょっとだけ休日などでは自分が飯を作ることもあり、そのたびに俺の作る飯はあんまりうまくねえなあと思っている。妻はそうでもないと言うのだけど、人の作った飯のほうがいつだってうまい。



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2020年1月14日火曜日

風邪の日

体がキシキシいっているので布団に潜り込んだ。屋根のまだ向こう、上空でヘリの飛ぶ音が聞こえる。
長男が寝室に入って来て言う。
「ぼくのおにぎり弟にあげたよ」
頷くとにっこり笑う。
「やさしい」
「やさしいなあ」
同意すると隣の部屋にゲームをしにいった。
ヘリの音はいつのまにか消えている。

重い毛布と風邪

長男の体調はだいたいマシになったけど少し熱があり、気づけば自分が風邪をひいてる。体の痛みとかだるさでウンウン言いながらスマホで買い物してると、なぜかカードで決済出来ないとか出て、期限も残高も問題ないしなんでやねんとなる。
朝が来て子供を用心のために休ませて、カード会社に電話しようと試しにもう一度決済してみたら通った。単なるシステム障害とかなんだろうか。節々痛いので会社を休む。

重たい布団だとぐっすり眠れるというような話を見て、物は試しに注文したのである。深い眠りが毎日少ないとスマホに表示されているわけですが、これでちゃんと眠れて健やかで人付き合いの出来る人間になれるとよいね。



2020年1月13日月曜日

うたたねの人生

妻が用事で一人で出かけたので、次男はほぼ初めて長い時間母親から離れていた。泣いたりするわけでもないのだけど、いつもほどのびのびと暴れず、ずっと私の膝の上から離れないでいるので、不安なのかなと思う。妻が帰ってくると、抱き着いて次にすごい勢いで泣きながら怒っていて、置いていかれたという感じがあるのだなと思った。
同時に長男が熱を出してたりしていて、まあ寝かしていただけなのだけど、どうも落ち着かない日だった。

Xiaomiのmi band4というスマートバンドを買って適当につけてるのだけど、どうも深い眠りが短いと毎日表示されている。自分がそんなに眠いかといわれると、確かに土日には必ず昼寝をしているけど、こんなもん人生通してこんなもんじゃなかったかという気もする。ひとまず寝る時間に近くなったらあまりカフェインを摂らないようにしたりはしてるのだけど、あまり効果があるようにも見えない。
人生というのは眠いものだという風に解釈していたのだけど、もしかしてそうでもなかったりするんだろうか。しかしそうじゃなかったら、自分の40年近い人生はいったいなんだったのかという感じもする。




2020年1月8日水曜日

ぴかぴかの雪平鍋

実家にある麦わら帽子みたいな鍋用の雪平鍋をうちでも買った。キッチン用品とか、便利グッズなんかを買うと、なにか生活が変わるかもしれないという期待がある。実際には生活が変わるのは既存の何かを整理したり、見直したときであって、追加というのはさほどの差にならないことが多く感じる。でも新しいからピッカピカでいい。実家にあるのはくすんだ色だけど、こっちはピッカピカだ。実家のもの昔はピッカピカだったろうか。記憶にある限りずっとくすんでいて、元からそういうものだったかなとも思った。

整理したり見直したりしないとダメだってのは、なんだってそうなんだよなと思っていて、ダメなWebシステムはいつまで経っても壊れてるところとか、よくない仕様のところが直されないで残るし、変更はいきなりエイヤでやって、そのせいでまた他の問題を生むし、生んだら生んだでまたそのまま残ったりする。
たぶんなんだって最初に作った段階で、キッチリと良いものにするというのは至難の業で、悪いところを見直す、自分の失敗を認めてやり直す、というのは絶対的に必要なのだけど、意外や意外、プログラムなんかではその作業はびっくりするほどちゃんとやられない。
なんでかっていうと、それはゼロから作るよりつまらないし、小手先で穴を防ぐような修正をするより圧倒的に難しいからだと思う。それに良くないものを直すのは、不安の伴う作業だ。ない状態から作るなら、ない状態より悪くはならないことが保証されているし、表面上の問題だけ直すのも同じだ。でも、何かを変えて違うものにし直すのは状態の悪化が発生しうる。
そして不安というのは、何をやるときにも、大きな障害になる。

年をとって、気づけば若いころよりずっと不安になることが増えたし、傷つくことが増えたような気もする。一時期はどうすれば不安にならないか、傷つかないかと考えたこともあるけど、40も近くなって、図太さも一緒に獲得しつつあり、もう不安になってもよいか、傷ついても別に良いかと思って生きている。別に誰が悪いわけじゃなくても、不安にもなるし、傷もつく。老いて弱くなっていく。そういうもんっぽい。