ばかおもちゃ本店:Youtube twitter:@sashimizakana Amazon.co.jpアソシエイト

2018年12月26日水曜日

プログラムの書き方

もう昔のプログラマの引退だとか言われる年齢も通り越して、職場ではいつのまにか偉そうなツラをしている。それでも人見知りや、あんまり説教くせぇやつもうざいよなみたいな思想が変わるわけでもないので、職業上行うべき仕草みたいなものを簡単な文書にまとめて、勝手に読んでくれと社内共有用のシステムに投げたりしている。
それでなんとなく思ったのだけど、実際にプログラムを書いたり、システムを作る部分の説明というのはとっても難しい。実際の作業以外の、たとえば打ち合わせ上のコツ(議事録の書き方とか、合意の確認の仕方みたいなの)は、自分もまったく得意でない状態から必要に駆られて習得したので、そのやり方やノウハウを明文化できる。
ただ、実際の作業は、なんだかうまく書けない。

これは、小説でも絵の描き方でも粘土のこね方でも、非常に自分は似通った感じを持っていて、それは「手が知っている」ということだと思う。科学的じゃない言い方だけど、私はそのように何かを作る作業というのを捉えていて、とにかく全行程を通して、自分がそれに触れて、出来上がった何かを吟味して、こういうはずではなかったと思って、直すべくそれに触れて、やはりこうでもないと思って、さらに直して、どうにか近づけて行くという作業を延々繰り返していく中で、やがてをれを手が知るという風に感じている。
もっと頭が良ければ、それを合理的に説明できるのかもしれないけど、私には、「そういう感じ」としてしか認識できない。逆に、私は何かを学ぶときに、頭でわかりそうもない場合、いつでもそのアプローチを採用しているということだ。

まずは全プロセスを、教本を片手にでも良いからやってみて。
次に教本がない状態でやってみて。
自分でぱっと思いついた課題をこなしてみて。
この完成品で良いか、と自分に問いかけて。
直して。
直して。
直して。
すると、そのうち自分が明らかに技術を身に着けた瞬間を感じる。
(もっともこれはこのあと何回も来るし、どんどん遠くなっていく)

私はそれが来ることを知っている。
自分に多少はそれが出来る、みたいな状態になることは積み重ねさえすればどうにかなると思っている。才能云々というのは、もっともっとはるかに高いレベルを目指す場合の話で、素人の手習い程度になることは、そこまで才能とは関係がない。

でも、職人の徒弟じゃないんだから、それをそのままやれというのはなかなかに難しい。説明義務の放棄という気もする。だから非常に些末なTipsみたいなことを書きつつ、どうしたものかなと思案している。




The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版
Donald E.Knuth
KADOKAWA (2015-06-26)
売り上げランキング: 135,850

2018年12月25日火曜日

自分のコンポーネントでもv-modelを使う

通常のinputに何か付加機能みたいなものを付けて、コンポーネントとして提供する、というようなことはよくあるのだけど、その場合も、普通にinputにするみたいにv-modelを使って値をやり取りすると良い。

コンポーネントでv-modelを使う

Vueは公式ドキュメントが非常に良く出来てるので、それを見れば良い。
良いのだけど、かいつまんで書いておくと、v-model="data"は、:value="data" @input="data = $event"  の糖衣構文なので、コンポーネント側ではpropsにvalueを定義して、valueの変更が行われるようなときにはthis.$emit('input',value)みたいなイベントを発行すれば動くという話。

公式のサンプルみたいに、value(v-modelじゃなく)にバインドして、inputイベントをそのまま親に投げ直すというやり方でも良いし、computedのget,setを利用してみても良いかなと思う。以下のような感じ。


See the Pen v-model by 餅屋 (@omochi) on CodePen.




Vue.js入門 基礎から実践アプリケーション開発まで
技術評論社 (2018-09-22)
売り上げランキング: 3,768

2018年12月23日日曜日

Codepenでコード埋め込み使うの楽かも

プログラムの記事書こうかなと思うことは割とあるんだけど、コードブロックを書くのが非常に面倒かつ、あんまりキレイにできないってことで回避してた部分があるのだけど、Codepen使って埋め込みでやるのが一番良いかもと思った。

See the Pen EGmKER by 餅屋 (@omochi) on CodePen.

実行結果もわかるしCodepenに移動すればサンプルを書き換えてみたりすることもできるので、なんせ良さそう。CodepenだとProjectを編集するモードでファイル追加できたりして更に良いんだけど、こっちは埋め込みの設定を見つけることができなかった。

まんが道とゲゲゲの家計簿

まんが道をまた読み返していて本当に面白い。
二人の子供が学生時代から何度も雑誌に掲載されたり、単行本を出版されたりして、夢物語のようなんだけど、それが現実で、それが藤子不二雄になると思うと胸がドキドキする。まんが道自体は愛…しりそめし頃に…まで含めると結構長いのだけど、1~11巻くらいまでが東京に出るまででキラキラしているので、そこだけでも読むべきかと思う。

まんが道ほどの大作ではないけど、水木しげるのゲゲゲの家計簿という漫画も同じく、漫画家の成功していくまでの話で面白かった。どっちかというと、戦争直後で養う家族が居るし、紙芝居は安いし、ガンガン家計は0になってオンボロの靴まで質に入ったりするしで、水木先生のほうがシリアスなはずなんだけど、根の明るさとタフさみたいなもので非常にカラっとしていて良い。
年齢も人生経験も違いすぎるけど、満賀道雄が顔真っ黒になって集中線の中で大ゴマで「ガーン」ってなってるような状況でも、水木先生なら通常のコマに「フハッ」って背景に書かれて突破である。
力強い。

ちなみに時代で言うと、貸本の会社が倒産してこれからどうすりゃいいんだ、と水木先生が困っていたのが昭和37年で、やっと昭和40年にマガジンから依頼が来て生活が楽になっており、藤子不二雄は36年にトキワ荘を出ていて、39年にはオバQが大ヒットしたりしているので、このあたり水木先生の人生ハードモード感がある。




2018年12月19日水曜日

PayPay啄木

PayPayで20%ポイントもらえるってんで、初めてQRコード決済なるものをしてみたりした。常時128kで通信している低速回線マンとしては通信速度が心配だし、面倒くさいは面倒くさいんだけど、自分の手で入力した金額が送金されると楽しい気持ちになった。
それで、なんかお金のアプリ楽しいな! ってなって、Kyashとか、オンライン銀行アプリとか、いろいろ入れて、ワーイ! ってなってたんだけど、別にお金を扱うアプリがいっぱいあっても別にお金が増えるわけじゃないということに無事気づき、沈静化して、じっと手を見てる。



QR決済 (日経BPムック)

日経BP社 (2018-12-17)
売り上げランキング: 693

やる気ない方がいい

最近好きなYoutubeのチャンネルで、その日食った飯の動画を1分くらいにまとめて、おっちゃんが特になめらかでも元気でもない感じで、「えー、ここのラーメンね、近所にあったりしたらすごい通うと思います。はい、それじゃまた明日」みたいな感じでささっとナレーションを入れてるやつがあって、こういうものでありたいなぁと見るたびに思う。
自分が年食ってるからなんだろうと思うけど、Youtubeの動画はあんまりにも元気で、やる気があって、声を張ってて、しんどいなと思うことが多い。まあもちろんこのおっちゃんだって毎日飯を編集して出してるんだからやる気がないわけじゃないんだろうけど、やる気を見せない性格か、やる気を見せない技術のようなものがあり、かくありたい、と思う。
もうやる気なんてなくたって良いんだと思うし、ないのにやってるくらいが良いと思う。
しかも短いのもまた良い。おっさんは長い動画がもう面倒。
自分もこんな感じで行こうかなと思う。



やる気のない刺客 町医北村宗哲 (角川文庫)
KADOKAWA / 角川書店 (2012-10-16)
売り上げランキング: 95,376

2018年12月18日火曜日

ガイコツのボタンが作りたい

この前近所の古着屋で買った200円ちょいのカウチンがあって、しまむらの服っぽいんだけど、お気に入りで、見た目普通のクリスマス柄っぽいカウチンに見えるんだけど、刺繍がガイコツとかクロスになってる。かわいい。
かわいいんだけど、ボタンがよくわからない。
よくある金色のどこの紋章かわからない盾っぽいボタン。
手触りも冷たいし、好きではない。
なので、ボタンだけ作ってみようかなと考えている。ネットで売ってるだろと思ったけど、ちょうどサイズとデザインがいい感じのやつってのもないし、スカルピーでガイコツのボタンを作ってレジンで複製できないかな。



2018年12月17日月曜日

日記、フラットホワイト、オールドブラッド、キン肉マン

ほんのちょっとのことでも面倒なもんで、ドルチェグストでも2つカプセル使ったり、ミルク入れたり、砂糖入れるのは鬱陶しかったりする。それで最近はフラットホワイトっていうカプセル1個で砂糖も入ってるラテばっかり飲んでる。楽で良い。


Wofenstein: The Old Bloodは新生ウルフェンシュタインの2作目にして前日譚で、ボリューム的にはDLCみたいな感じの作品だった。でもブラスコが再び強くて良い。なんせこのシリーズの一番好きなところは、デモ中でもブラスコがゲームプレイ中と同じくらいの強さであるってことで、つまりデモ中に至近距離から多少撃たれようがナイフで刺されようが全然死なない。ゲームプレイ中と同じく多少深呼吸したら体力も戻る。
だからいきなりデモ戦闘よろしく襲いかかってきた敵が多少ブラスコを刺し貫こうとも、あとで攻撃したブラスコの方が勝つ。4つ数えて、息を吸い、4つ数えて、息を吐く。回復。最強。

Wolfenstein: The Old Blood(英語版) [オンラインコード]
ベセスダ・ソフトワークス (2016-09-16)

キン肉マン(65)の見どころは、マリポーサの「サッ」ってところと、ペンチマンが出てくるところです。

キン肉マン 65 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2018-12-04)
売り上げランキング: 534