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2016年5月30日月曜日

タイプライターを買った/Brother young elite

気まぐれで、ブラザーのタイプライターをヤフオクで買った。
落札額は¥1,000で、送料は¥1,200ほどで、送料のほうが高い。もっとも送料以下の値段で自分の行動範囲からタイプライターを探すのは無理だろう。

▲Brother Young elite
ヤングエリートは売れたものらしくオークションでの取り扱いもかなり多い。私の実家にも英文科卒の母が卒論を書くときに使った同じものがある。母が言うには、シンプルでほかのタイプライターに比べれば手頃だったこともあり、大学生などが卒論を書くときによく使ったらしい。そのことを裏付けるように、このタイプライターのフタの裏側には大学名と英文科であること、それに購入者の氏名と購入日らしき日付が記してあった。70年代ということなので、ちょうど私の母と同じころに大学生だった人のものだったのだろう。

これを買ったのは、タイプライター風のBluetoothキーボードが発売されるというニュースを読んだからだ。それはナイスである。ただ、こういう趣味の品物にありがちなことではあるが、値段が結構高く、また微妙にタイプライターとしての納得感の無さもある。単にタイプライターっぽい表面ってだけで、もっとごっつくてうるさくて、キーが重くて、それでこそタイプライターだろう。

それならば、タイプライター買って回路ねじ込めばいいじゃねえか!
おりゃ! という気持ちになって、気づけばヤフオクに入札していた。
完全に思い余った感じである。

▲たぶん古いリボンのはずだが、驚くべきことにぎりぎり書ける
それで、作業進捗だが、見事に小さくまとめてあり、がっちりしていて、余計なボタンなど仕込める隙間はない感じであって、かなり頑張らないと難しいかなという感じ。ただ、見た目として可愛いということで、妻は気に入っているようなので、まあ置いておくだけでも良いかもしれない。

ちなみにインクリボンは互換性のあるものが現在でも作られているが、大量生産されているわけではないので、¥1,000を超えていてもはやこのタイプライターより高い。



高ぇ!

2016年5月29日日曜日

Arduinoを使ったプログラミング学習のアイデア

前回書いてみたが、プログラミングを習得するためにはともかくプログラムをしたら楽しいとか、そういう機会があることが重要ではないかと考えている。そんなわけで、ぼんやりと考えていたのだけど、物理的にプログラムが出来ると何かが動くと面白いと思う。
たとえばロボットなんかを作るとかいう授業は割とあるようだけど、それではやや難解だと思う。昔受けたことのある制御プログラミングの授業でライントレーサー(黒く塗られた場所を追いかけて走る車)のおもちゃを作ったのは楽しかったが、その時点ですでにプログラミングができる生徒以外はついていけていないように見えた。

箱を開けるという課題はどうかなと思う。
中には何かご褒美が入っている。たとえばチロルチョコでも良い。大したものではなくてもいい。開けるのが目的である。箱には、鍵がかかっている。箱の内側からソレノイドなんかがオンになっているときだけ開くようにしておく。ソレノイドは制御用の装置(マイコンやArduino)に一定の操作が加えられたときに動作するようにする。制御装置は更に別のArduinoのポートと接続されていて、このArduinoのUSBポートだけが箱の外側からUSBケーブルを挿せるように露出している。つまりこれのプログラムを自分で書いて、制御装置と通信して、この箱を開くのが課題というわけだ。

生徒はそのArduinoと制御装置の接続についての設計図と、通信の仕様を渡される。これは別にクイズじゃないので、その部分を隠蔽する必要は一切ない。どうやってやるか、という実装部分を考えて、調べて書くのが目的なので、説明する必要はないが、どうすれば開くのかということについてはちゃんと書けば良い。内容はレベルに応じて複雑にしたり、いろいろなことを考えられるが、たとえば簡単ならこんなものが考えられる。

- Arduinoの特定のポートをオンにすると制御装置が起動する
- 制御装置との間にシリアル通信を起動して動作の準備が出来ると、readyと送ってくる
- Arduinoからopenと返すと箱が開く

簡単すぎるかもしれないが、最初はこんなものだろう。
ここから、次に制御装置からの応答がランダムに決定して、それに応じて対応を変えなければならない(分岐)というものだとか、応答を記録しておいて一定数になるまで待つ(繰り返し)など、どれだけでも複雑にしていくことが出来る。

どうだろう。問題が解けたかどうかということが、箱が開くという形で非常にわかりやすくしめされるので、なかなか良いのではないかなと思う。
もちろん学校なんかでやるにはコストも手間もかかりすぎてダメだろう。でも、私が自分の子どもに作ってやるだけなら、どうってことはない。せいぜいちょうど良い箱とうまく内側からロックできるかというところが問題なだけで、あとは簡単なものだ。
一度作ってみて、子どもに見せてみようかなと思う。もっともうちの子はまだ幼稚園で、ひらがなも全部は分からないという状態なので、さすがに早すぎるだろうが。



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2016年5月28日土曜日

どうやってプログラムを教えればよいだろう

プログラムを教えるということをずっと考えている。
自分の子どもに教えるのもそうだし、会社で教えるということについても考える。私はプログラマだが、職場の大半は非プログラマであり、その人達のすべてがプログラムを書ければ、ずいぶん仕事が楽になるのではないかと考えたりする。何か良いアイデアがあれば、誰だってプログラムを書けるようになるのではないかとずっと思っている。例えば誰だって時間と機会さえあれば、英語を覚えられるように、プログラミングを行えるようになるはずだ。
もっとも、それで良いプログラムとか、大規模なサービスを一人で作れるかというのは、英語を話せるからといってそれで小説を書けるようになるかというような問題に近い。それはもっと難しく、果てしなく時間のかかることだ。もっともそれが出来なくとも、ただ単純にプログラムを書けるだけでも、いいことには違いはない。

そうして良い方法を日々考えている反面、優れた方法などというものは、相対的にあったとしても、本当に聞くだけであっという間に分かるようになるなんていうものは、無いのだろうと思ったりする。それこそ語学がそうであるように、そんなものがあるなら、すでに発見されているはずだ。誰も見つけていない上手いやり方、そんなものを、特に優れたプログラマでも、教育者でもない私が見つけられるとは考えにくい。そもそも私が前述しているとおり、必要なのは、時間と機会であり、それがもっとも大きな要素だ。優れた師がなくとも、時間と機会だけあれば人は書けるようになる。すくなくとも私がそうであったように。

そうすると結局のところ重要なのは、いかにして時間と機会をそこに割かせて、それを苦痛と感じさせないかということだ。言い換えると、面白がってもらって、ついついやりたくなる課題がいっぱいある、そんな状況になれば、誰だってプログラムを書けるようになるはずだ。少なくとも、そういうことを面白がれるような人ならば、書けるようになるはずだ。

面白おかしい技術的なものを作るということであれば、私は世のプログラマとくらべても、すこし経験がある。つまりはそういうものを教える対象に作ってもらったり、あるいは私が作ったおもちゃで遊ぶのにはプログラミングが必要である、というような状況にすれば、私なりの独自の授業ができるかもしれない。

そういう観点で言うと、TIS-100なんかをプレイするというのも悪くないかもしれない。実際のプログラムと比べるとアセンブラに近いし、やや特殊ではあるが、プログラムの流れというものがいかなるものかということを理解するという面ではなかなか悪くないし、面白くもある。


2016年5月22日日曜日

立てミクダヨー!フィギュアの転倒防止/ミュージアムパテ

形あるものはすべて壊れ、立っているものは倒れる。
そんなわけで、立ってるフィギュアはたいてい倒れまくる。台座がついているやつならまだしもサイズが大きかったりバランスが悪いやつは、倒れすぎてやがて面倒くさくなってひっくり返ったまま放っておくことになる。私の持っているものだと、ミクダヨーなんかが頭がでかいし重いので、棚に突っ伏したままである。

▲よそ行きのミクダヨー

▲ミクダヨーの日常
いちおう見ての通り、頭の後ろに支えがあるのだけど、当然前向きには普通に倒れる。
そんなわけで、ミュージアムパテという、展示用の物品を固定するためのパテを買ってみた。

▲使う量ちょっとなので、これくらいでも十分
単純にパテなので、適当にちぎってフィギュアの足の裏に貼り付けて、棚に押し付けれるだけである。粘着力がそこまで強いわけではないので、引っ張れば外れるが、軽く棚を揺らしたくらいでは倒れない。地震なんかには対応できなさそうだが、軽く棚にぶつかったくらいなら持ちこたえそうだ。もっとも足の裏が極端に小さいようなフィギュアなんかだと固定は難しい。

▲左3つはどれも倒れやすいものだったが、安定するようになった
ミクダヨーの場合、これ単体だと重量からややきつそうだが、前述のとおり頭を支える台はもともとあるので、ミュージアムパテで固定することで、前向きに倒れにくくなり、安定するようになったようだ。

フィギュアが倒れない。ただ、それだけの話なのだが、置いてあるものが整然としているだけで、なんというか気持ちが荒れないというか、マシになるものだなと思った。



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素材によっては(木の棚なんかだと)染みが出来たとかいう話もあるので、自分で調べると良いです。
(私は特に気にしない)


透明なやつ。こっちも欲しい。



ミクダヨー!

2016年5月19日木曜日

私のSpacesにようこそ

GoogleがSpacesというSNSを開始した。

https://spaces.google.com/

Facebookのアカウントも持ってないし、LINEもやってない、mixiも使ってない、そんなわけでSNSがどうとか、違いがどうとかはよくわからない。GoogleはGoogle+というSNSがあって(たぶん)さほど日本では流行っていないはずだが、Spacesはどこが違うのか、これもよくわからない。

使ってみると、Spaceという部屋のようなものを作れる。で、その部屋には、コメントや写真や動画やリンクを投稿できて、更にそれらにLINEっぽいコメントを残せる。つまり各投稿はスレッドみたいなもので、その動画なんかを元に話すというものっぽい。触ってみた感じ流行りそうなキャッチーな部分は特にないが、ごくシンプルなので案外便利に使えるかなという気がする。

適当なアイデアメモ的なSpaceを作ってみたので、見てみたければどうぞ。

https://goo.gl/spaces/xNsUJHrEVkEdnRXD9

よくわからないが、できるなら勝手に投稿等してもらっても構わない。

2016年5月18日水曜日

日記を結局Evernoteで書く

去年くらいから、こつこつ日記を書いている。
祖父は日々の出来事をすべて日記に書いていた人で、誰が来たとか、何があったとかいうことを聞くと、それが何日の午前・午後まで日記を見て答えていた。そういうものを目指している。いままで私はもっぱら記憶だよりで、またその記憶はたいてい曖昧なので、一ヶ月もすぎれば自分が何をしたかなんてたいてい全部忘れている。それで困ったこともないが、書き留めていれば何かしら得るものもあるのではないか。

最初は特に考えずノートにペンで書いていたが、そのうちノートが尽きて、買いに行くのが面倒くさいのでEvernoteに書くようになった。Evernoteの良い所はノートを買いに行かなくても良いし、ページが無くなることもないことだ。

ちなみに今のところ特に何かを得た感じはないが、とりあえず書いている。

2016年5月10日火曜日

ダクトテープが好き

海外には何でもダクトテープでどうにかしよう的な人が存在する。Youtubeでduct tapeで調べれば、様々な工作の動画がヒットする。ダクトテープって何かというと、日本の布テープの灰色のやつ、というような説明がよくなされるようだ。我々はそれを聞いて、そんなもんで何でも直すっていうのはあまりに雑ではないかと思ったりする。

雑であるという感想自体は特に否定しない。しかし、もしもあなたがダクトテープというものを知らずに、前述の布テープみたいなやつ、という説明のみでそう思ったなら、ぜひ一度ダクトテープを触ってみるべきである。なぜなら、ダクトテープは布テープとは微妙に異なったものであり、個人的な感想で言えば、布テープよりダクトテープの方が便利に使えるものだからだ。

何が違うのかというと、とにかくダクトテープは薄くて、頑丈で、べったべたで粘着力が強い。布テープはその色から分かるとおり(たぶん)ダンボールなどを貼ることを主眼にしているのに対して、ダクトテープは名前と色から分かる通り、金属やプラの配管を補修することが主目的だ。なので、耐水性にも優れているし、柔軟で傷などを補修できるようにぴたりと貼りつく。

この薄くてやや伸びるってのがとにかく良くて、布テープとかガムテだとモリモリになってしまうし、そもそもぐるぐる巻きにしてもそこまで粘着力とか固定力がアップしたりしないのだけど、ダクトテープなら安心してぐるぐる巻きにすれば、かなりがっちりと保持してくれる。

そんなわけで、私はダクトテープが大好きなのであるというお話。





これくらい全然使っちゃう。

2016年5月5日木曜日

子どものプログラミング教育について考える

子どものプログラミング教育を必修化しようなんて話があるらしい。

個人的な話で言えば、私がプログラミングの概念というものをある程度理解したのは小学校の頃の話だ。前にも書いたが、アスキーが本にフロッピーをつけて売っていた、ゲーム向けC言語風スクリプト言語(マルチゲームScripter)を独学でやったことで、基礎的な部分だけではあるが、理解することができた。そのときのことは衝撃的だったからよく覚えている。最初は小学生の私には全く意味がわからず、とはいえ、クリスマスプレゼントでねだって買ってもらった以上やらずに放置するわけにも行かず、何か月かたまに開いては何もわからないままサンプルをいじることだけを繰り返していて、ある日突然と、いったい自分が何をやっているのかということが分かるようになった。

それで何がわかったのか、というとなかなか良い表現を思いつかない。たとえるなら、全くわからない言語を喋る人と話し続けているうちに、その言語では語順や発音によって意味が変わるのである、というような最初に理解するべきルールの存在に気づいたというような感じだ。単語はまだわからないものがたくさんあるし、その発音や語順にどういう意味があるのかわからないものだらけだが、少なくともどこに注目すれば良いのかを理解したという感じ。
それがわかれば、あとは辞書を引いたり、差異に注目すれば、勉強をしていくことができる。それでちゃんとした話者になれるかとか、その言語で小説を書けるようになるかというのは全く別の話ではあるが、基礎的なルールセットがわかれば、最低限その言語を理解できるようになる。

プログラミングの学習をやるのであれば、そのルールセットを理解させることに集中すべきだろうなと思う。そして、そういうことが自分にも、学習によって理解できると気づかせることこそが、最も重要な部分だ。実際のところ、それを自分で理解することが出来たという経験こそが、私の拠り所である。全く理解できないようなことでも、多くの人に分かっていることなら、自分にだって分かるようになる、そう確信しているから今までやってこれた。

つまり今まで無数に出会ってきたような、何を説明しても私にはわからない、と考えることや学習することをやめるような人間にしないために、プログラムを教えるのだ。今わからないことも、分からないなりに続ければ分かるようになるし、分かる状態というのは分からない状態と地続きなのだと、感覚として分かって欲しい。

それが必ずしもプログラミングによって達成する必要があるかというと、そうではないが、しかしプログラミングは手軽である。手元にあるパソコンを使えば一円もかからずに始めることができるし、ネット上にも情報が溢れかえっている。

自分にも幼い子どもが居て、そう遠くない将来にプログラミングを教えるだろう。自分はたまたま分からないことを分かることが出来るのだということに気づくことが出来たが、子どもはそうとは限らない。だから、それに気づける手助けができると良いなと思う。もっとも学校でのプログラミング学習というものに期待は特にしていない。私の中学時代にも技術でBASICをやることがあり、教えている教師を含めてほとんど誰も分からないまま、教科書のプログラムを写すだけの授業だったが、(もちろん、ものすごく良い授業をする人も居るだろうけど)平均レベルでそれを大きく上回ることはないのではないかと思っている。



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※PC98上でしか動かないはず。

2016年5月3日火曜日

プチ物理フリックを作ってみた

Googleが今年(2016)のエイプリルフールに公開していた物理フリックというネタがある。名前の通り、フリック入力ができるキーボードを実際に作るというものだ。動画は良く出来ていて面白いが、実際に売って欲しいという声が見られた。

そんなら作るべえ、と思った。


ちなみに以下が元の物理フリックの動画である。


見れば分かるが、さほど難しい部分はない。アナログスティックをあれだけの数揃えるのは、ちょっと大変だが、それくらいなものだ。そう思って適当にまず部品を集めてみたのだが、集めたあとでGithubに部品まで指定されていて公開されていることに気がついた。しかし公式で指定された部品でも同じくどれも日本国内で調達できるものだし、外装なんかを綺麗に作ることにこだわらなければ、たぶん誰にだって作れる。

スイッチサイエンスで仕様どおりのものをセットで販売もしていたようだ。もっともこれは3セット限定で売られていて値段も20,000円近いうえ、すでに売り切れている。

私の揃えた部品では、(今回の動画では使っていないが)無線モジュールのRN42が2,000円と一番高いが、あとは700円のATMega32u4利用のArduinoと、ジョイスティックが20個で1,500円ほどなので、しめて5,000円を切る程度の値段だ(周辺のボタン用のスイッチは家にすでにあるが買っても数百円だ)。おそらくスイッチサイエンス版が高いのは、公式に書いてあるとおりにサインスマートのジョイスティックを利用しているからだろう。それはAmazonで1本800円くらいなので、仕入れ価格だとしても結構な値段になるのではないか。私はその1/10くらいの安いジョイスティックを中国から買った。

▲10個セットx2で20個。

実際のフルキーだと配線の量が多くて面倒なので、先に適当に動かせるプロトタイプを作ったというのが前出の動画だ。か行、な行(ねこ、とか書けるためである)だけしかないが。そのままHIDで使えるキーボードを作った。これはATMega32u4利用のArduinoならKeyboardクラスを利用すれば、非常に容易に作ることができる。

▲手書きで文字を書いたらだいぶアホな感じがでて良い。
外装の箱は100円均一で売っていたものだが、割り箸のような木材でつくられていて、かなり脆く、加工するのが大変楽で良かった。長持ちはしなさそうだが気にしない。サイズがちょうど良くて、キートップを外して納めれば、フタもしまってご機嫌である。

▲ご機嫌
今回はそこまで凝らないが、適当にアクリルなんかで綺麗な色を塗ればもっとおもちゃっぽくなって楽しいのではないかなと思う。

さて、それではこれからどうするか、ということだが、案外プチが可愛いので、もうこれで良いかなという気がうっすらしなくもない。もっともBluetoothのHIDを使うなどは今までやったことがないので、かなり興味はある。それから私はGODAN入力派なので、やるならレイアウトはGODANにしようかなという感じである。




公式で使われているジョイスティック。

2016年5月2日月曜日

Amazonプライムラジオをブラウザの初期ページにした

十代のときから変わらず、自分が何かを作らねばという意識はありつつ、たいていゲームしたり動画をみたりしている。十代の頃に比べれば、多少は自分の意識を扱うのが上手になったので、効率は上がっている。ただ根本的には変わらない。楽なことの方をついやる。楽しいことでも、愉快なことでもなく、楽なことの方を選ぶ。自分には自制心が足りないのかもしれない。何十年か生きてきた結論としては、自制心は増えることはない。手持ちでやってくほかない。

また自制心には総量があるようにも感ずる。ストレスの多かった日には作業が出来ることがほぼない。楽なこと意外を選べなくなる。しかし一日のストレスの量をコントロールすることは難しい。つまり、出来る限り私は自制心が必要のない形で作業をはじめられるようにせねばならない。さすれば、どんなときにも作業を行えよう。

そんなわけで、Amazonプライムラジオをブラウザの初期ページにした。

何の関係があるのかというと、私は作業中にだけ音楽を聞くので、逆に音楽を聞き始めれば作業を始められるのである。音楽をつけていないと、やがて寂しくなってYoutubeを再生し始めるし、Youtubeを見ていると手持ち無沙汰になって、やり尽くしたアクションゲームをルーチンでやり始めて、気づけば朝である。深夜ラジオやポッドキャストと難易度の高いアクションゲームがあれば数十時間を楽に過ごせる自信がある。

プライムラジオ、というかAmazonミュージックライブラリのコンソールだが、ここからは色々な音楽にただでアクセスできてとても良い。私はさほど音楽に興味がある人間ではなく好みもさほどないので、適当に流して素敵な感じの曲が流れてくればそれで良いのだ。ブラウザが立ち上がったときにこれが表示されてれば、なんとなく聴き始めて作業にとりかかれるのではないかと思っている。