最近、スマホのGeminiと音声で壁打ちするのが日課になっている。思考がまとまらない時に「なあGemini、〇〇と△△ってどう思う?」みたいに話しかけると、いい感じに論点を整理してくれる。マジで快適。
で、その感覚のまま、部屋に低解像度ledモニタのアレクサに話しかけちまったんだよ。
……シーン。
そりゃそうだよな。お前は「アレクサ、」っていう神聖な枕詞と、「〇〇して」という決められた呪文を唱えないと、ただの文鎮なんだもんな。忘れてたわ。佐川・ヤマト・郵便局の配達予定も教えてくれないもんな
こっちはもう、AIと自然言語で雑談するのが当たり前になってるんだよ。主語がなくても、指示が曖昧でも、文脈を読んでいい感じに返してくれるのが普通なの。なのに、お前ときたら、いまだに「すみません、よくわかりません」だもんな。こっちが正しいコールサインを覚えて、お前の作法に合わせてやらなきゃいけない。いつの時代のインターフェースだよ。
もうさ、Amazonさん、いい加減プライドを捨ててくれないか。
こっちはアレクサにAmazonのすごい独自AIなんて求めてないんだよ。お前らが必死に開発したであろうポンコツAIで、俺の購買履歴を分析して「おすすめのプロテインはいかがですか?」とか囁いてほしいわけじゃないの。マジで結構。
頼むから、そのガワ(ハードウェア)だけ残して、頭脳(バックエンド)をGeminiかOpenAIのAPIに繋ぎ変えてくれ。それだけでいい。こっちが欲しいのは「いつでも音声入力待ちの常時起動マイク&スピーカー」っていうインターフェースだけなの。中身は他社製でいい。
最高のハードだけ作って、「Powered by Gemini」ってシール貼っときゃみんな買うって。このままじゃ、スマート(笑)スピーカーは本当にただの気の利かない文鎮になるぞ。
Amazonの新しい音声アシスタント「Alexa+」、優先的に招待されるための条件とは Amazonの新しい音声アシスタント「Alexa+」への招待が始まっていることを、海外メディアが報じている。 ...