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2024年12月21日

USBニンフのトライアル2回目(浅川国際編)

<2024.12.20 浅川国際鱒釣り場、晴れ 2~7℃、微風>

諸事情で先週はできませんでしたが、引き続きUSB(UNI-Stretch Body)
ニンフのテストをするために、今回は裏高尾の浅川国際鱒釣り場に行って
きました。

浅川国際鱒釣り場のニジマス

前回の秋川湖ではあまり釣果に恵まれず、色の違いによるアタリの傾向
を探れただけでしたが、今回は釣れる可能性が高い管釣りでのテストと
なります。

3つの色(シャートリュース、ブラック、オリーブ)のUSBニンフにできるだけ
公平なチャンスを与えて、どれが一番釣れるのかを探ろうというチャレンジ
です。

制限時間は3時間(浅川国際では3時間券があります)で、各色のフライを
約30分ごとに交換して、2回ローテーションさせて釣果やその傾向を探る
ことにします。(他のフライは使いません。)

さあ、結果はどうだったでしょうか?

浅川国際鱒釣り場、最初のポイント

朝9時前に釣りを開始。1番手は秋川湖で一番苦戦したシャートリュースに
しました。(同じ形状のフライによる魚の学習効果を考慮して、前回3位の
フライを最初に持ってきました。)

※ 3時間、アクションカムをほぼ回しっぱなしにして、帰宅後にも釣果数や釣りの様子を
  再レビューしました。


開始早々からアタリが見られ、9時半までに5尾の釣果。寒くて途中厚手の
ジャケットを取りにクルマに戻った時間を加味すると、実釣時間は24分ほ
どでした。

※ この記事での「実釣時間」は、トイレや休憩などを除いて、そのフライを使っての第
  1投目から、同じフライをティペットからカットするまでの時間としました。


この間、アタリもたくさんありましたが、3尾目が釣れたところで、リビングに
使ったワイヤーが切れているのを見つけて、ワイヤーを根元からカットして
釣りを続けました。それでもアタリは収まることなく、引き続き魚は釣れまし
た。

2番手は、ブラックのUSBニンフです。

こちらも2、3投に一回はアタリがあるようです。すぐに1尾釣れますが、釣り
始めて5分ほど経って、アワセが強すぎてフライを持って行かれてしまいま
した。急いで再度BLACKフライを結んで継続して、10時前には実釣時間
23分ほどで、6尾釣れました。

最初の1尾は別のフライでしたが、このブラックのニンフのリビングはまだ
残っていました。釣りをしている間の感覚では、シャートリュースの方がアタ
リがあったように感じましたが、実際映像レビューをしてみると、それほど
大きな違いはなかったように思えます。

そして、3番手のオリーブのUSBニンフを使います。

こちらも全く問題なく釣れます。時間は10時を過ぎて、もしかすると魚の活性
が上がってきたのかもしれませんが、これまで魚の反応がなかった場所から
もアタリや釣果がありました。前回のテストで釣れた好感触があったので多少
バイアスがあるかもしれませんが、感覚的には魚にアピール力があるフライ
だと感じました。実際の時間と釣果を見てみると実釣時間27分で8尾釣れて
いました。こちらのフライは6尾目が釣れたところでリビングワイヤーが切れて
いたので根元からカットして使い続けました。

浅川国際鱒釣り場、2つ目のポイント

同じ場所で1時間半が経ち、少々飽きてきたので、養殖池や駐車場があるサ
イドに移動する事にしました。2回目のローテーションに入るのですが、まず
は、そのままオリーブのフライを使い続けました。

こちらの複雑な流れに慣れる必要もある訳ですが、写真手前から奥のばっ気
そばまでやって、引き続き順調に釣れて、実釣時間27分で7尾の釣果でした。

続いて、最初に使っていたシャートリュースのフライを再利用します。こちらも
同様に手前から奥まで釣って、実釣時間29分で8尾が釣れました。ただし、
8尾目が釣れた後にフライをチェックするとUNI-Stretchの繊維もほどけてきて
フライの形が崩れ始めていました。

最後はブラックですが、こちらも先ほど使っていたフライで継続します。ブラッ
クでは立て続けに5分で5尾釣れる入れ食い状態でしたが、徐々にフライが崩
壊し始めます。5尾後にテール材が無くなっていることに気付き、何度か手前
まで来てバラした魚もあった中、最後はUNI-Stretch素材だけが辛うじて残っ
ている状態でも8尾目が釣れて、結局実釣時間23分(8尾)でボロボロのフラ
イをティペットからカットしました。

釣果をまとめると、こんな感じになりました。

USBニンフテスト結果(浅川国際)
<一番下の数値は1尾釣るのにかかった平均時間(分)です>

今回はすべてのフライで良く釣れたので「どれも優劣なく良く釣れました」とし
か言えない結果となりました(苦笑)。秋川湖のテストの時もそうですが、釣果
はその日、その場所ごとに変わります。これだけですべてを語ることはできま
せんが、どの色でもポテンシャルがあるフライであることは確かでしょう。また、
約30分ごとにフライを交換したのも好釣果の原因だったのかもしれません。

最後に今回のテストで使ったフライの状況ですが、こんな感じです。

USBニンフのビフォーアフター
<上が未使用フライ、下が今回使用したフライです>

どのフライでも10尾以上釣れていますので、フライの耐久性としては及第点だ
と思います。リビングなしでも釣れ続けていたことを考えると、最初からリビング
をしなくても問題はないのかもしれませんが、それが少しでもフライを守ってい
てくれたのなら、使用寿命を上げるためにあっても良いかと思います。

一方、極論を言ってしまえば、今回のように高活性だとUNI-Stretchを巻いただ
けのフライでも充分釣れる可能性も高くて(実際ブラックフライではそうでした)、
簡単に巻けるそんなフライでも良いんじゃないかという考え方もあるかもしれま
せん。それでも、タイイング好きにしてみると、そうしてしまうとフライが味気ない
ものになってしまうので、やっぱりテール、リビング、ソラックス、レッグなどを付
けて「何か虫っぽい」形に留めておきたいというのが正直なところです。

3色のUSBニンフ
<3色のUSBニンフ、黒いリビングは試作段階のものです>

今後、私のニンフボックスにこの3色を入れるスペースを確保する予定です。  

2024年12月08日

USBニンフ、秋川湖でトライアル

「あ、これは良いかも!」とか思って衝動買いしたのに、実際はあま
り使っていないマテリアルってありません?

私の場合、そのひとつはユニストレッチ(UNI-Stretch)というマテリア
ルです。実際、4色(オリーブ、シャートリュース、ブラック、ブラウン)も
買ってしまいましたが、ずっとほったらかしで埃を被っていました。

Uni Stretch 三色
<Uni Stretch:今回はブラウンは未使用>

先日タイイングデスクの周りを整理していて、埃を被ったUNI-Stretchを
見つけて、「これ、何かに使えないかな?」と気になり始め、この色の
バリエーションを活かして管釣り用の小さなニンフを異なるボディ色で
作ってみてはどうか試すことにしました。ベースになるフライは、これま
で実績のあるレッドタグニンフ(赤尻雉ニンフ)の16番。ボディにはフェ
ザントテールの代わりにユニストレッチを使うのですが、その他のパー
ツに関しては色のバリエーションはあるものの、ほとんどレッドタグニ
ンフと同じようにしてみました。

タイイングについては、記事末のビデオを参照していただければと思い
ますが、UNI-Stretchのボディはこんな感じになります。

USBボディ

UNI-Stretchを使う上で意識したポイントは次の3点です:
1)ニンフのお尻の部分のスレッドを残してUNI-Stretchを巻くこと
2)行きはフラットに帰りはマテリアルを撚って体節を意識すること
3)ボディの上はワイヤでリビングして補強すること

USBニンフ3色
<USB(UNI-Stretch Body)ニンフと呼びましょう!>

オリーブ、ブラック、シャートリュースの3色のUSBニンフを揃えてみま
した(すべて16番)。最初に試作したオリーブでは、ワイヤの有無とそ
の色が違う物もあります。(ブラウンのUNI-Stretchはレッドタグニンフ
があるので今回は巻きませんでした。)

果たしてUSBニンフで釣れるのか?
どの色が効くのか?
魚にかまれた時の耐久性は大丈夫なのか?

などなど、試してみたかったので、元になったレッドタグニンフで実績も
ある秋川湖に行ってみました。

秋川湖  
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2024年12月01日

コンデジ vsスマホ?…養沢で試してみた

<2024.11.29 養沢毛鉤専用釣り場、晴れ 8~15℃、平水>

下養沢橋を振り返る、Pixel 9で撮影
<下養沢橋を振り返る、Pixel 9で撮影>

先日4年ぶりにスマホを新調しました。前のスマホが不調で急な買い替え
だったため、近くのショップで在庫があり、なるべく小型という条件で買っ
たのはGoogle Pixel 9です。確かこれって、CM(消しゴムマジックとか)
でもそれなりに写真の品質を謡っている機種ですよね…。

こりゃもう長年釣行時に愛用してきたソニーのコンデジ(初代RX100)から
卒業する時が来たのかなと思い、今年最後の養沢で試してみることにし
ました。

今回、写真はスマホ主体で釣行してみて、できれば比較写真も撮ってみ
て、今後の方針を決めることにしました。釣行時の使い勝手と写真の品
質は重要ですからね。

Pixel 9とRX100
<スマホは専用ケースとカメラ部のガラスフィルムを施工済み>

さて、養沢は12月1日まで区間限定の営業で、その最後の週ということも
あって、金曜日なのに結構な人が集まっていました。

それでも8時20分頃の入渓時、下弁天から橋の下をくぐったポイントが空
いていたので、こちらから釣り始めることにします。

しかし、もうすぐ禁漁でそんなに放流もないでしょうし、橋のそばの淵の中
にはほとんど魚影はなく、居る魚もフラフラ泳いでいるだけで、私のニンフ
には興味がないようです。

それでも、すぐ上流の流れの中には、やる気のある魚を見付けました。

ニジマスヒットポイント

こちらで、2尾のニジマスが釣れました。

養沢のニジマス
<こちらは2尾目のニジマス>

この後ゆっくり11時前まで掛けて西野橋辺りまで釣り上がりましたが、人が
多くて魚が少ない状態で、小さなニジマス1尾を追加できただけでした。

一端早めのお昼のために管理棟まで戻る道すがら、Pixel 9とRX100で
ちょっとした撮り比べをしてみます。10年以上前に登場したコンデジと比べ
るのはどうかなと思いながら紅葉の道を撮ってみました。

スマホvsコンデジ比較

逆光でハレーションが起こりやすい状況でも、Pixel 9は上手に処理してい
て、何より空の青や紅葉の赤がとても綺麗です。何となく「作られた感」は
否めませんが、最近のスマートフォンは絵造りがとても上手なカメラと言え
るのかもしれません。

更にヘタな写真ですが作例ペアをもうひとつ…

スマホvsコンデジ比較
<Pixel 9の横の光の筋は、ガラスフィルムの反射かな?>

沿道からの沢を撮った写真です。保存ファイル自体の解像度はRX100
の方が高く設定されていますが(5472 x 3648 vs 4080 x 3072)、Pixel
9の画像の方はHDRも良く効いていて水面の白飛びも少なく、全体にくっ
きりしていて、橋の下の釣り人の様子もはっきり見えます。

両方の写真上部の橋の右側部分を切り出して拡大してみます。

スマホvsコンデジ比較

下のPixel 9の画像ピクセルは等倍で、それに合わせてRX100の画像を
切り取りました(Pixel 9の方が広角です)。実際にはRX100の元画像の
ピクセル数の方が多いのですが、画質的にはPixel 9の方が優位に見えま
す。

RX100は1インチイメージセンサーを使い有効画素数2020万ですが、
Pixel 9の背面カメラ部にはサイズは劣るものの5000万画素(ワイド)と
4800万画素(ウルトラワイド)のふたつのイメージセンサーが使われてい
ます。Pixel 9では保存画像の解像度の選択肢がない(Proにはあるよう
です、ただ4:3とそれをクロップした16:9の画像選択はあります)のですが、
画像解像度は低くても、イメージははっきり表現できているようです。

まあ、デジタル利用主体で、大判印刷でもしない限りは、この解像度でも
問題はないでしょう。

紅葉の写真をもう一枚。

スマホvsコンデジ比較

色は好みですね。ここでも、Pixel 9の方がワイドに撮れているのが判りま
す。それより、こういう写真は例の機能を試してみたくなりません?(笑)

消しゴムマジック
<消しゴムマジックを使ってみた…どこが変わったか判りますか?>

消しゴムマジックは、スマホ上で写真を選んで「編集」⇒「ツール」⇒「消し
ゴムマジック」を選ぶと、まずは消す部分の候補を自動で探してくれて、
「消す」を選べばでき上がりです。個人的にはこのように写真を加工する
のは、事実を曲げるようでちょっと抵抗があるのですが、便利は便利です
ね。(AIで画像加工ばかりしていると、Fakeへの抵抗感もなくなってしまう
ような気がする…苦笑。)

本日のランチ
<難しいライトの下で撮影…このカップ麺は美味でした>  
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