『管理者研修』 (311) 「注文の多い料理店。管理者は職場に <問題意識の醸成>を」
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寺子屋ラッキー
こんばんは。今日は春一番が吹いたと報じられていますが、「雪の2・26事件」の歴史的事実が信じられません。酷暑の夏の前触れでしょうか。それとも三寒四温?
さて、技術革新をはじめ日進月歩、場合によると秒進分歩とも思える速さで世の中が進展する時代です。言い古された言葉に『現状維持は退歩』がある。そのため、管理者は毎日が「問題解決の連続」と言っても過言ではないでしょう。したがって、雇用形態が複雑化している職場に<問題意識の醸成>を図ることが肝要でしょう。
ところで、あなたは「問題意識」をどのように意味付けておいでですか?
問題は、<発生型・探索型・設定型>に大別するのが分かりやすく、一般的でしょう。詳細は専門書に譲ることとして、簡単にいえば「あるべき姿と現状のギャップ」です。職場での問題の具体例は色々考えられるが、生産現場と同じく<遅れ・不良・ムダ・ミス・コスト>といった問題点を生ずると思えます。
したがって、管理者は職場の問題意識はどうかの現状を分析・把握することも必要でしょう。たとえば、
〇 問題の存在にそもそも気が付いていない人がいる。
〇 不平不満を周囲にぶつける人もいる。
〇 反面、現状をキチンと<事実・意見・感情>とに分析できる人もいる。
などが考えられる。
では、現状分析できる人とはどのような人を指しているのでしょう。その特徴を「態度」面から申し上げると、
〇 問題の要因が数多くあることに気付き、その因果関係も分かる。
〇 自分自身もその一要因と感じている。そのため行動姿勢は、解決行動へまっしぐらに
突き進む
という態度である。
サラリーマンの『究極のゴール』が先延ばしになってきているご時世です。この『問題意識』はあなたがご自分のサラリーマン生活を振り返り、ときには「一人密かに」ご自身に問いかけてみることも必要なことではないでしょうか。
日々「辛抱」を強いられている管理者である貴方の「痛み」は他人には容易に察しが付きません。それでも時には、能登の被災者の方々に身を置き換えお励みください。
では、ご覧いただきありがとうございました。
❒ 管理者研修講師『人材教育研究所』 (「部下をパートナーとして 職場目標を達成
しよう ‼」)
#マネジメント
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