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変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-01 コンボイ 

変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-01 コンボイ
変形!ヘンケイ!トランスフォーマー
C-01 「コンボイ」


購入金額:2520円(定価3150円)

サイバトロン戦士諸君。総員出撃だ!

海外では2006年から発売されていた「トランスフォーマー・クラシックス」が、ようやく日本でも今年3月から「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」のタイトルで展開が開始され、その第1弾には当然の事ながらコンボイ司令官もラインナップされました。
私は前々からクラシックスの日本での展開を熱望していたので、日本展開開始は「正に待望の!」という感じで。マニアな人は既に海外版を購入済みの方が多かったみたいですけど、やはり輸入ショップとかで買うとなにかと高いですからのぅ。私はあまり手持ち資金が無いので、なるべくなら国内で普通に展開されて、それを量販店の割引で買うのがベストと常々思っていましたので、日本国内展開開始はまさしく福音でありました。

ただ、予想を遥かに上回る売れ行きには、嬉しい悲鳴と共に色々と計算外の事態に陥ってしまったり(^ ^;)。初動があんなに激しかったのは嬉しくも大きな誤算でした。w このコンボイ(とメガトロン)は第1弾のラインナップの中では最高額の商品な為、値引率の高いヨドバシかビックカメラでの購入を目論んでいたのですが、両方とも3月13日の発売日当日に瞬殺されてしまった様でして。しかも今までのTVだったら直ぐに2次入荷分が店頭に並んでいたのですが、今回は1回しか入荷しなかった様で、待てど暮らせど店頭で復活せず……。これではもぅ埒があかないという事で、まだ在庫があったキッズランドで購入しました。

当初の目論見よりは多少資金が必要でしたが、それでも海外輸入品より遥かに安く買えた訳で、ずっと適価で買える機会を待っていただけに購入した喜びもひとしおでした。(*´∀`)


■ロボット・モード
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コンボイ司令官の新たなる勇姿。昔のデザインを大切にしつつ現代風に恰好良くしたデザインであり、タカラ開発陣の超技術によりロボット・モードのプロポーションは申し分無いものに仕上がっている。ビークル・モードのフロントのサイド~ドア部分が、ロボット・モード時には腕の左右に位置してシールドの様になるというのが、それまでのコンボイの玩具では見られなかった部分である。

元々の「トランスフォーマー・クラシックス」は、G1の人気キャラを現在のコンセプトでリメイクするというコンセプトのシリーズであり、特に明確なストーリー・世界観は設定されていない。
対して日本展開である「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」では、玩具に同梱されている冊子に津島直人による漫画が掲載されており(これは公式サイトでも閲覧可能)、フィギュア王誌でもイラストストーリーが連載されている。それらを見る限りでは現代が舞台となっており、おそらくアニメ第1作とザ・ムービーの間の期間を舞台に、G1キャラのデザインが一新された世界観なのではないかと思われる。
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後姿。武器のイオンブラスターにもなるバックパックは取り外し可能である。ビークル・モードでのフロントグリルなどが背面に来るなど複雑な機構になっている為、バックパックを外すと結構ゴチャゴチャした印象。この機構は、まさにタカラの高度な技術の成せる技と言えよう。
変形!ヘンケイ!版はクラシックス版よりもG1に近いカラーリングになっていると共に、一部パーツにメッキが施されているのが大きな特徴。ロボット・モード時に正面から見るとクラシックス版より黄色い部分が減った印象を受けるが、背面はメッキで輝くフロントグリルがある為、より違いが顕著である。このカラーリングの違いにより、クラシックスを持っているけど変形!ヘンケイ!版も購入したマニアは多い模様。
変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-01 コンボイ
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コンボイの目はモノによって黄色だったり青だったりするが、この変形!ヘンケイ!版は青で、クリアブルーのパーツが使用されている。マイ伝コンボイ以降、目の周りもヘルメットと同色で青いコンボイが多かったが、この変形!ヘンケイ!版はG1アニメを踏襲していて目の周りもマスクと同色である。(目の周りをヘルメット同様の青にする場合は、必然的に目の色に黄色等青以外の色にする必要が出てくる訳だが)
ヒサシの角度にもよるが(ここら辺、能面と同じ原理ね)、目つきが鋭角的でない上、今までのコンボイに無い程クッキリした感じな為、どちらかと言うと攻撃的な印象は受け難いものとなっている。
変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-01 コンボイ
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頬っぺたの丸モールドなど、細かいディテールは今までのコンボイになかったものが多いが、マスク・額・耳といった要素は伝統を踏襲している為、誰が見てもコンボイである。歴代コンボイの頭部の中でも、かなり格好良い部類に入るのではないだろうか。
変形!ヘンケイ!トランスフォーマー C-01 コンボイ
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昔からのファンとしては、赤いボディで胸が車の窓というデザインは、保守的だとは思いつつも安心感がある。後頭部はG2からの伝統である採光機構となっており、後ろに光源を置けば目を光らせて楽しめる。
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可動範囲はTFとして申し分ない。脚部は脚の付け根のクリック関節+膝の上での横ロール方式が採用されている。この方式のTFは、マスターピース・コンボイやスーパーリンク・レーザーウェーブなどにおいて脚付け根のクリックの間隔が広すぎ、気をつけの姿勢から脚を開いてみたらもう次のクリック位置から大股開きになってしまい、カトキ立ち風に丁度良い具合に脚を広げる事が出来ないという問題があったが、このコンボイではクリックがキツく無い為ポージングに支障が無いものとなっている。これは大変素晴らしい事だと感じる次第。
胴体の方は変形機構の都合で腰部回転に加え、驚くべき事に胸の下にも回転軸があり、他のTFには無いポーズ付けが可能である。
可動における唯一の難点は足首の可動制限から来る接地性か。接地性に気を使いながらポーズを付けねばならないのは辛いところではあるが、そもそもTFで足首が可動するものはビッグコンボイなど少数しか存在しておらず、コスト的に考えても止むを得ないところだ。
横から見ると、背部の変形機構の複雑さが見て取れる。
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接地性にチト難しいものがあるとは言え、上手くバランスを取れば充分色々な格闘ポーズを取る事が可能。コンボイ司令官と言えば、銃撃戦よりも取っ組み合い、殴り合いでの活躍の印象があるし(投げ技も多かったよな)。片足立ちでのキックも出来るぞ。

■ビークル・モード
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ロボット・モード同様、赤いボディにシルバーのラインというG1の意匠が踏襲されているカラーリング。
正面から見るとメッキの輝きが眩しい。この為、ビークル・モードはロボット・モードよりもクラシックス版との差異が激しい印象である。
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G1コンボイに比べてかなり流麗な印象。曲面主体のルーフが付いているのが、今風のトラックの雰囲気を醸し出す最大の要因か。
G1コンボイと同じくトレーラーのキャブに変形するのに、変形機構は大幅に異なっているのが実に面白い。25年の歳月での技術の進歩を実感させられる次第。
フロントグリルがロボット・モードとビークル・モードでわざわざ異なる機構は、マスターピースからの技術フィードバックと思われる。


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残念ながらクラシックス同様にキャブのみでトレーラーは付属せず。ムービーの方でもコンテナは登場しなかったし、アニメイテッドもキャブだけなので、しばらくキャブだけのコンボイが続きそうな気配。日本もアメリカも不況だしな~。
排気筒を分離して銃として使えるというのは、今までありそうで無かったギミックだと思うところ。


クラシックスのコンボイは大体店頭やイベントなんかで見かけても4000円~6000円くらいしてまして、大阪だとサイケデリアで最終的に3700円ぐらいで売っていたのが最安でしょうか。
私としてはボイジャークラスの商品である事を考えると、3000円ぐらいが適正価格ではなかろうかと思っていたので、その為なかなか輸入品の購入に踏み切れなかったんですよ。輸入品だとコンボイとメガトロン買っただけで、もう1万円近くになってしまうのでやはり辛い。(^_^; ですので日本展開開始でまさに思っていた値段で出てくれたのはホントに有り難い事です。
間にムービーの展開が入るぐらい待たされた訳ですが、ま、日本版発売までじっと待ってたお蔭で、コンボイ・メガトロン以外のラインナップもドンドン買える資金割り当てが可能になりましたからね。これに関してはゆっくりしていって正解でした。(  ̄▽ ̄)ノ

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