トイズ・プランニング 「機神飛翔デモンベイン」
ノンスケール アル・アジフ購入金額:1490円(定価6825円)トイズ・プランニングから発売された「機神飛翔デモンベイン」版の「アル・アジフ」。ノンスケールとなっていますが、身長が低い設定のキャラという事を加味すると、大体1/6スケール相当ではなかろうかと思われます。
「機神飛翔デモンベイン」はニトロプラスが発売したPCゲームで、好評を博した「斬魔大聖デモンベイン」(PS2移植版は「機神咆吼デモンベイン」)の続編です。「アル・アジフ」は1作目に引き続いての主人公のパートナーにして物語のヒロインですが、キャラクターデザインが結構変わっておりまして、1作目と2作目では2作目の方が大人っぽいキャラクターデザインになっています。ここら辺は賛否両論あった様ですが、私はこの機神飛翔版の方が好きですね。
この商品、サフ状態の原形では非常に期待させられたのですが、いざ彩色見本が出てきたら、なんか口の部分に黒くスミイレが入っているではありませんか。普通は口をこんな黒々とした黒ではスミイレはしない訳で、これで一気に購入する気が減退してしまった人が多かった様です。定価は6825円と結構お高い値段なので、それでこれだと流石に辛い。(^_^;
発売されてから店頭で見たところ造形の方の劣化は見受けられず、難点はやはり「口のスミイレのみ」という状態でしたので、これはまぁ安くなったら買っても良いかなぁと以後横目で値動きを観察しておりました。しばらくしてネット通販でちらほらと安くなっているのを見かけるようになりましたが、如何せん元の定価が高いので半額でも3000円を切らず、心を動かされる値段のにはなかなか遭遇せんのですね、これが。
こりゃもう私には縁が無いのかなと半ば諦め気味なっていたのですが、2007年の夏にヨドバシ梅田でフィギュアの投売りがあり、どんなものかと赴いたところ、1490円で投売りされておるではありませぬか。この時の投売りは他にもなかなかのラインナップだったのですが、特にこのトイプラの「アル・アジフ」は定価との差額が大きく、お買い得品である事は明白でした。あらためて眺めてみても、口のスミイレ以外はわりと出来が良く、充分私のコレクションに加えるにたる水準に到達していると感じ、値段も2000円以下という想定を遥かに下回る価格だったので購入した次第です。
複数個並んでいたので比較査定を行いましたが、塗装に大きな問題のある個体は見受けられず、品質管理は結構高いレベルにあるのではという印象でした。
さて、いざ開封して鑑賞してみたら……あれ、思っていたより遥かに良い感じだぞ。つ~か、背面がこんな複雑な形状になっているなんて知らなかったよ。
身体のあちこちに付いている赤いリボンが凄く細かいですし、服のフリフリした造形もわりと良い感じで。塗装も結構しっかりしてるし、これはパッケージ状態で読み取れる情報はほんの1面に過ぎなかったという事か……。ううむ、パッケージ状態と開封鑑賞後で、ここまでイメージが異なった商品は初めてです。これは買って正解でした。1490円で買えたのは実にお得でしたわ。今年最大の投売り購入的勝利と言えよう。
ホント、難点は口のスミイレだけなんですよねぇ。たった一箇所の彩色指定ミスで大幅に印象を悪くしてしまった訳で……惜しい、実に惜しい!
このリボンの表現は凄いの一言に尽きます。もしこれがレジンキットだった場合私の手には負えなさそう。レジンの場合こういう細長いパーツには強度的不安が付きまといますが、この点に関しては軟質PVCが使用できるPVC完成品の方が有利ですね。
足を少し曲げたポーズですが、台座が結構高く足が宙に浮いている状態な事もあり、普通の1/7、1/8スケールフィギュアよりも高さがあります。
う~む、やはりこの背面の密度は凄い。作るのかなり大変だったんじゃないでしょうか。ちょっとこのフィギュアは過小評価され過ぎなのではないかと感じますねぇ。
アル・アジフは他社からも色々とPVC完成品化されておりますが、こと顔に関してはこのトイプラ版が一番可愛いのではないかと思います。ホント、口のスミイレさえもう少しなんとかしてくれていれば文句無しに完璧な出来でしたのに!!
これ、知人に代理購入の打診もしたのですが、「よく知らないキャラだから」という事で、代理購入の方には至らなかったのですよね。この出来ならばあの安売りの価格ならば激烈にお得な商品な訳で、贈答品として確保しても良かったかも……。
パッケージに入った状態では背面の造形美を全くアピールできていませんから、ここはアルターみたいに背面も見えるようなパッケージを採用すべきだったんじゃないでしょうか。
デモンベインの原作ゲームの方は未プレイだったりします。クトゥルー神話を題材にしたロボットアニメというコンセプトはなかなか興味深いので、一度プレイしてみたいとは思っているのですが。「機神飛翔」の方はベンチマークだけ試してみて、一応ちゃんと動くであろう事は確認済みではあるんですけどね~。WOWOWで放送されたアニメ版は、ソフマップ・ザウルスの上映会で途中の1話だけ観た事がありますが、アニメ版はあんましクオリティが高くなかったですね。原作の絵そのままというのは難しいのは判りますが、もっと作画頑張ってくれよ……。
角川スニーカー文庫から小説も出ていますが、「サムライ・レンズマン」の作者である古橋秀之氏執筆のものに関しては、わりと好きな作家なのでいずれ読みたいところです。
この商品、サフ状態の原形では非常に期待させられたのですが、いざ彩色見本が出てきたら、なんか口の部分に黒くスミイレが入っているではありませんか。普通は口をこんな黒々とした黒ではスミイレはしない訳で、これで一気に購入する気が減退してしまった人が多かった様です。定価は6825円と結構お高い値段なので、それでこれだと流石に辛い。(^_^;
発売されてから店頭で見たところ造形の方の劣化は見受けられず、難点はやはり「口のスミイレのみ」という状態でしたので、これはまぁ安くなったら買っても良いかなぁと以後横目で値動きを観察しておりました。しばらくしてネット通販でちらほらと安くなっているのを見かけるようになりましたが、如何せん元の定価が高いので半額でも3000円を切らず、心を動かされる値段のにはなかなか遭遇せんのですね、これが。
こりゃもう私には縁が無いのかなと半ば諦め気味なっていたのですが、2007年の夏にヨドバシ梅田でフィギュアの投売りがあり、どんなものかと赴いたところ、1490円で投売りされておるではありませぬか。この時の投売りは他にもなかなかのラインナップだったのですが、特にこのトイプラの「アル・アジフ」は定価との差額が大きく、お買い得品である事は明白でした。あらためて眺めてみても、口のスミイレ以外はわりと出来が良く、充分私のコレクションに加えるにたる水準に到達していると感じ、値段も2000円以下という想定を遥かに下回る価格だったので購入した次第です。
複数個並んでいたので比較査定を行いましたが、塗装に大きな問題のある個体は見受けられず、品質管理は結構高いレベルにあるのではという印象でした。
さて、いざ開封して鑑賞してみたら……あれ、思っていたより遥かに良い感じだぞ。つ~か、背面がこんな複雑な形状になっているなんて知らなかったよ。
身体のあちこちに付いている赤いリボンが凄く細かいですし、服のフリフリした造形もわりと良い感じで。塗装も結構しっかりしてるし、これはパッケージ状態で読み取れる情報はほんの1面に過ぎなかったという事か……。ううむ、パッケージ状態と開封鑑賞後で、ここまでイメージが異なった商品は初めてです。これは買って正解でした。1490円で買えたのは実にお得でしたわ。今年最大の投売り購入的勝利と言えよう。
ホント、難点は口のスミイレだけなんですよねぇ。たった一箇所の彩色指定ミスで大幅に印象を悪くしてしまった訳で……惜しい、実に惜しい!
このリボンの表現は凄いの一言に尽きます。もしこれがレジンキットだった場合私の手には負えなさそう。レジンの場合こういう細長いパーツには強度的不安が付きまといますが、この点に関しては軟質PVCが使用できるPVC完成品の方が有利ですね。
足を少し曲げたポーズですが、台座が結構高く足が宙に浮いている状態な事もあり、普通の1/7、1/8スケールフィギュアよりも高さがあります。
う~む、やはりこの背面の密度は凄い。作るのかなり大変だったんじゃないでしょうか。ちょっとこのフィギュアは過小評価され過ぎなのではないかと感じますねぇ。
アル・アジフは他社からも色々とPVC完成品化されておりますが、こと顔に関してはこのトイプラ版が一番可愛いのではないかと思います。ホント、口のスミイレさえもう少しなんとかしてくれていれば文句無しに完璧な出来でしたのに!!
これ、知人に代理購入の打診もしたのですが、「よく知らないキャラだから」という事で、代理購入の方には至らなかったのですよね。この出来ならばあの安売りの価格ならば激烈にお得な商品な訳で、贈答品として確保しても良かったかも……。
パッケージに入った状態では背面の造形美を全くアピールできていませんから、ここはアルターみたいに背面も見えるようなパッケージを採用すべきだったんじゃないでしょうか。
デモンベインの原作ゲームの方は未プレイだったりします。クトゥルー神話を題材にしたロボットアニメというコンセプトはなかなか興味深いので、一度プレイしてみたいとは思っているのですが。「機神飛翔」の方はベンチマークだけ試してみて、一応ちゃんと動くであろう事は確認済みではあるんですけどね~。WOWOWで放送されたアニメ版は、ソフマップ・ザウルスの上映会で途中の1話だけ観た事がありますが、アニメ版はあんましクオリティが高くなかったですね。原作の絵そのままというのは難しいのは判りますが、もっと作画頑張ってくれよ……。
角川スニーカー文庫から小説も出ていますが、「サムライ・レンズマン」の作者である古橋秀之氏執筆のものに関しては、わりと好きな作家なのでいずれ読みたいところです。