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「全ファミ。」ブログ編

続・やりこみではない方面でゲームの難易度を高める10の方法

 やりこみではない方面でゲームの難易度を高める10の方法には、様々なサイトのみなさんからリンクをしてもらいました。そこで、もう少し前回のエントリを掘り下げてみようと思います。

つまりはゲームをプレイするということ自体をゲームにする」というコメント、まさにそのとおりですね。「ゲームを遊ぶ」のではなく、「ゲームで遊ぶ」ということなんです。だから、この考えかたで遊ぶとすれば、つまらないゲームであろうが面白いゲームであろうが旧作だろうが新作だろうが全く関係ないんですね。
 「つまらないものを面白くするにはどうする?」
 これだけでもの凄く面白い。誰もが投げ出したゲームをどう楽しがるか! わくわくしますよね。パズルゲームよりもパズルだったり、シリアスゲームよりもシリアスかもしれないし、アクションゲームよりもアクティブになれる可能性だってあるわけですから。

6と7の組み合わせ(嫌いなゲームの良い所を10個挙げる) はゲームだけじゃなくて他の事にも役立ちそう」。なるほど、それは言えますね。ちなみに、嫌いなゲームのいいところを10個上げることで、なぜそのゲームが嫌いなのか、逆説的に見えてくるかもしれません。その時こそチャンスなんですよ。「嫌いなところをさらっと流してしまえばいい」んです。ストゼロで言うところのソウルスルーですね。んで、「楽しいトコだけ遊ぶ」。
 折りに触れて書いているんですけれども、吉田戦車の書いた4コママンガに、『ドラクエV』でひたすら石を押し続けて楽しむ子どもの話が出てきます。あれは不条理ギャグ漫画なんですけど、私はその遊びかたにすごく共感できるのですね。(私自身がひねくれ者な性格だからという説もあります)。子どもはものすごく正直だから、自分の楽しいことしかしない。でも、それはすごく重要なのことだと思うんですね。大小さまざまなことにとらわれてしまって、ゲームが元々持っている面白さを隠したり、すり減らしたりしていませんか? だとしたら、すごくもったいないですよね。
 
 もったいないと言えば、このあたり。
 8 新品を購入し、値段分を楽しめた(元を取った)というところまで遊ぶ
 9 ゲームを消耗品にせず、何度でも遊ぶ
 10 買ってから何年経とうが、年に一度は必ず遊ぶ

 8や10にもコメントをもらいました。んで、私は貧乏性なので、9、10は言うまでもありません。そもそもファミコンはたいてい中古で買っているので、もう間違いなく元は取れていると思います。ここらへんはまた別の機会に書きますけれども、新品が出てきたと同時に、それまでのゲームがぴたっと話題にならなくなったり、ゲームをやらなくなったりするのは、なんかものすごく現金な感じがしませんか? 巧みにメーカーや情報を提供する側に乗せられているように思うんですよ。もちろん、それが商売であり、新しいゲームから刺激を得たいというプレイヤーとしての心情はあって当然です。でも、好きなものは、誰が何と言おうと何年経とうと、何回でも遊んでいいんじゃないでしょうか。
 たとえば、将棋や囲碁は数百年の歴史がありますよね。でも、特にコンピューターゲームの歴史なんて30年もないですよ。それを消耗品にするには、まだちょっと早いかなぁと思うんですよね。少し話は逸れるんですけれども、今もファミコンを遊んでいる私には、「レトロゲーム」という呼び名に対してすごく違和感を感じてしまうのです。

8に関しては私は最強であると自負できるくらい元を取りますよー!
それと3ですが、スパロボの参戦作品もこれに当てはまるような気がしますよ。
だって原作のアニメ知らんの多いし。でも楽しめるけどね!

ですね。私もファミコンの『魔法の少女ミンキーモモ』について原作を全く知りませんでしたが、でももの凄く面白かったです。スタッフのこれでもかという愛情が感じられましてねー。私の中では大傑作で、ファミコン特集の記事にもその思いをそのまま書いたくらいです。
『スパロボ』から各作品のファンになる人も多いでしょうね。最近は、『無双OROCHI』から武将のファンになって、一線を越えた歴史好きになる女性陣も多いんだとか。いい話ですよね。

クソゲーと解ってるゲームを解っててあえてやるのもひとつの楽しみ方…… ただのドMと言われればそれまでなんですけどねw」……ここによくトラックバックを貼ってくれるごった煮さんですね。その遊びかたは積極的に肯定します。私もPCエンジンの『熱血レジェンドベースボーラー』やメガドライブの『ソードオブソダン』(しかもジェネシス版)をわざわざ選んで買ってきて、「苦労は買ってでもするもんだ!」なんて言い張ってましたもん。
 でも、1つだけ、「クソゲー」という言葉は好きじゃないんです。どうしても呼ぶ必要があるときは「空想ゲー」。楽しむのにちょっと空想力を必要とするゲームという意味を込めてます。
 末席とはいえゲームを作っていた立場ですから、どんなゲームであっても、けなすということはできないんです。とは言え、普通に遊ぶ側からしてみれば、誰が作ろうがゲームはゲームなんだから、裏の経緯とかは関係ないと思うでしょう。でも、それはたまたま結果が出なかっただけかもしれないし、暗闘や激闘の末に敗れ去ったからこその結果なのかもしれない。それとも、やっぱり力不足があったのかもしれません。
 例えそうであってもそうでなくても、だからこそ、私は文句を言いたくないんです。どんな経緯で作られ、どんなゲームに仕上がっていようが、ゲームの楽しさを引き出すのは自分でありたいんですよね。

コメント

製作サイドに携わってた人からすればクソゲー呼ばわりは不快ですね……
申し訳ございませんでした。

自分ではないですが知り合いが10番の亜種で、

買ってとりあえずやる。

一通り楽しんだら売る。

しかし安く売られてるのを見るともう一度買ってしまう。

と言うパターンにはいってますね。

  • 2008/10/11(土) 15:06:45 |
  • URL |
  • 恭介 #-
  • [ 編集]

いやいや、そんなにキニシナイでくださいな。それはそれ、これはこれですねん。

いいパターンですねえ。ゲーム好きな感じですごく好感度が高いです。

  • 2008/10/11(土) 19:29:26 |
  • URL |
  • 支部長 #-
  • [ 編集]

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