メダカのさんぽ

やー、「明日のこころだー！」と息巻いた割りには、
四日ぶりの更新。許されよ。

さて、残されたてぶくろのハナシ。

目的地までの３０分間ほど、ダイサンは、
電車の揺れに身を任せながら、てぶくろのことを思っていました。

（あー、高かったんだよなあ。カミサンに怒られるなあ。

もし、誰かに拾われて、使われたらどうしよう（片手だけ拾ってどうする！）
かわいい子狐に拾われたら、あげてもいいなあ（童話か！？）。

そうだ！携帯で、N駅に電話をかけて、拾っておいてもらおう！
N駅の電話番号はネットで検索して……）

ところが、こう言うときに限って、携帯が電池切れです。
そう、まるでコントのように、タイミング良く、電池切れ。

（じゃあ、H駅に着いたら、タウンページで調べて、
公衆電話からN駅に電話しよう！）

H駅に着き、まっすぐ公衆電話に向かったダイサンでしたが、
そこにはなぜか、タウンページもなく、万事休す。

最後の手段は、H駅の駅員さんだ！
「すみません、N駅でてぶくろを落としたんですけどぉ……かくかくしかじか。」
まだ入社したてのような若い駅員さんは、さわやかな笑顔で応対してくれました。
「N駅に電話してみますねー。
……あー、あったそうです。では、帰りにN駅に寄ってくださいねー。」

おし！てぶくろ、とったどー！

夕方、N駅の事務所に行くと、短髪の若い駅員さんが、
これまたさわやかな笑顔で応対してくれました。
受け取りの書類に住所とサインをして、
無事、てぶくろはダイサンの左手に戻ってきました。

それにしても、JRさん、ずいぶん対応が良くなりましたねえ。
連絡も早いし確実だし、応対も丁寧だし。

いや、ほんとうにお手数掛けました。

ん？ハナシにオチが無いって？
すみません、てぶくろを落としたところで、オチはついたということで、お許しを……

1. 2008/02/22(金) 01:06:59|
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