メダカのさんぽ

胃カメラを飲んできました。
実は、ダイサン、胃カメラは初体験。

看護婦さんの話では、今は、鼻からカメラを入れるやり方があるのだそうです。
「おえっとしにくいんですよ。」

まず、鼻の穴に麻酔らしきスプレー薬をプシュー！
検査台に座らされて、鼻の穴にゼリー状の麻酔薬を注入されます。
「鼻の奥からたれてきますから、飲み込んでくださいね。」
そのうち、鼻の奥からのどにかけて、もぞもぞし始めます。
麻酔が効いてきたのでしょう。

しばらくして先生がやってきて、検査開始です。
「はーい、入れますよ。辛くなったら言ってください。」
サインペンぐらいの太さの黒いカメラが鼻の穴へ差し込まれます。
鼻毛のジャングルを突き抜けて、カメラはすーっとのどに到達。
「あれ？痛くないですね。」と、ダイサン。
そう、この検査、口をふさがないので、患者さんはお医者様と会話ができるのです。
「はい、これがダイサンの声帯ですよ。」
おー、音楽事典で見たのと同じ形だ。
「はーい、食道です。」
意外とつるんとしているのですね。もっと蛇腹状のものを想像していました。

胃に入ったカメラは、消泡剤と空気を吹きながら十二指腸まで行って、
再び胃に戻ってきます。
「あ、これですねポリープ。」
お医者様が指さすところに、いぼ状の出っ張り。ほう、これか。
「心配ないでしょう。念のため組織を取っておきますね。」

カメラの脇から白っぽいアームが伸びてきます。
その先には銀色のカニの爪のようなものが着いています。
それがパクパク動いて、ポリープをつかんで組織を採取します。
取るときにちょっと出血しますが、痛みはまったくありません。
出血もすぐに止まるそうです。胃って丈夫なんですね。

検査台にあがってわずか15分で検査は終了です。

「ポリープの他には問題ありません。年に1回は胃の検査を受けていれば大丈夫でしょう。」
ホッと、一安心です。

ちなみに、検査料は8000円ぐらいでした。
バリウムを飲むよりもかなり楽ですよ。
皆さんにも、鼻からの胃カメラ検査、おすすめします！

実は、今回、なぜ胃カメラを飲もうと思ったのかというと、
4月からしばらくの間、ダイサンは体調が悪かったのです。
おなかが痛かったのです。
もともと快便快腸のダイサンが、下腹部が張る。痛む。
そこで、大腸の検査をしたら、そこにポリープが見つかって、
放っておくとガンになるとお医者様から脅かされ、
今度、手術をすることになっているのです。

大腸にあるなら、もしや胃に……と思い、
今日の検査を受けることにしたのです。

40歳になると、思いも掛けない病気に襲われます。
「元気だけが取り柄だ。」なんて威張っていられるのは、30代まで。
むしろ症状が出てこないうちの発見が大事だと思います。

あのまま見つからずに放っておけば、数年後には……ああ、恐ろしい。

若い方もご年配の方も、やっぱり大切なのは健康です。
定期検診、行きましょうね！

1. 2007/06/15(金) 21:09:32|
2. 日記
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4. | コメント：5

体調が、お悪かったのね？
その原因は、ポリープだったのでしょうか？
これから手術があるのなら、落ち着かれませんね。
どうぞ、全てがうまくいって、
早く元気になられますように。　

1. 2007/06/16(土) 00:20:22 |
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3. かめこ #/Amn5WiM
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勤め人でない私には職場での検診がなく、定期健診とは遠ざかっています。未だにバリウムも飲んだことありません・・・。
大腸のポリープですか。早い内に見つかってよかったですね。いらないもの取ったらすっきりと、またお稽古がんばってください(^-^)

1. 2007/06/16(土) 00:40:30 |
2. URL |
3. 縁 #mQop/nM.
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ドック行ってきます。

お大事に。

1. 2007/06/17(日) 10:19:57 |
2. URL |
3. 某高校弓道部手伝い #-
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僕は胃カメラを三回も呑みましたが、毎回地獄の苦しみでした。
初体験なのに楽だったなんてずるい！（笑)

ちなみに大腸カメラも経験がありまして、その時の医師は医大の弓道部の同期の女性。

学生時代は定期戦のたびによく一緒に呑んだ彼女に…。

恥ずかしかった・・・。

1. 2007/06/17(日) 21:50:57 |
2. URL |
3. けんたろ #-
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2週間もさぼってしまった……ごめんなさい。

＞かめこさん
大腸ポリープの手術って、
内視鏡検査と同じで、日帰りで終わります。
だから、何にも心配していないのですが、
さすがに、ポリープが発見されたときは、
いろいろ考えました。

落ち着かなかったのは、事実です。

＞縁さん
ええっ！それは！だ、大丈夫ですか？
お忙しい事とは思いますが、
ぜひ、定期検診は受診されることをおすすめします。
胃カメラや大腸スコープの検査の時は、
必ず尿や血液検査もしますので、
たいていの内科的病変はそこでわかると思います。
毎年でなくても、2年に1回はぜひ受けてください。
お願いします！

＞某高校弓道部手伝いさん
ドックも、病院によってサービスが違うようですね。
私が昨年行ったドッグ専用の施設は、
看護士さんやお医者さんの対応もとても良かったです。
施設もホテル並みで、
食事（1000円）も和洋選べて、味もＧｏｏｄ。
なんでも、栄養士の指導の元、
地元の割烹で作られた食事だそうです。
カフェでは、簡単な飲み物（コーヒー、お茶、ウーロン茶など）は無料です。
それで検査費は、他の病院と同じなんですよ。
ドッグ専用施設って、他の病人さんがいないので気が楽です。

＞けんたろさん
鼻からの内視鏡は、本当に楽でしたよ。
お医者さんとお話ができるのが良いですね。

いくらお医者様とはいえ、旧知の仲の者にケツの穴見られるのは、
やっぱり抵抗がありますなあ。

穴があったら入りたい！？

1. 2007/06/23(土) 10:25:03 |
2. URL |
3. ダイサン #-
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