しん‐ぞ【新▽造】
しん‐ぞう〔‐ザウ〕【新造】
新造
新造
- 商家の若夫人又は二十歳前後の娘をいふ。婚礼の前にその妻の居所を新らしく造るよりいふと。
- 花嫁のこと。又は嫁入前の娘の事をいふ。新しく製造した船のことを新造といふから起つたもの。〔情事語〕
- 花嫁のこと。又は嫁入前の娘の事をいふ。新しく製造した船のことを新造といふから起つたもの。
- 花嫁のこと。新しく出来たという意。
分類 情事語
新造
姓 | 読み方 |
---|---|
新造 | しんぞう |
新造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 21:25 UTC 版)
新造(しんぞう)
- 女郎の一種 - 振袖新造、留袖新造、太鼓新造、番頭新造があるが、普通は振袖新造を指す。若すぎる、まだ水揚げの済まない見習い女郎のこと。16 - 17歳で客をとるが、新造はその前の段階を指す。姉さん女郎の付き人として、身の回りの世話をする。姉さん女郎のところに複数の客が登楼している場合に、待たせる方の客の話相手をするのも仕事。美人で器量がいいと、引込新造になる事ができる。
- 既婚女性の意味 - 武家や富裕な町家の妻女のこと。新造船に乗って嫁入りすることから、この名がある。戦国期には武家の妻あるいはその代わりに家の奥を取り仕切った女性の意味で用いられた[1]。江戸期における武家の若い既婚女性のこと。明治期には、良家の若い女性全般を表した。「御新造さん」
- 最近制作された新造の船舶、航空機、車両は総称して新造機と表現される。
脚注
- ^ 黒田基樹 著「コラム 謙信の妻」、黒田基樹・前嶋敏 編『上杉謙信とその一族』戎光祥出版〈シリーズ・戦国大名の新研究 第4巻〉、2024年9月、82-88頁。ISBN 978-4-86403-541-5。
新造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 13:35 UTC 版)
「帝都電鉄モハ100形電車」の記事における「新造」の解説
開業時に9両が用意されたモハ100形は帝都電鉄線の主力車として重用された。 その後増備されたモハ200形8両は開業後単行での運転が多かったモハ100形の運用実態に合わせて電動機が低出力化されたが、これは制御車の増結に当たって出力不足が問題となった。このため2両が製造されたクハ500形や10両が製造されたクハ250形を主に充当する渋谷 - 永福町間の区間運用は電動機出力の大きなモハ100形が限定運用され、低出力のモハ200形は単行あるいはモハ200形のみによる2両編成で渋谷 - 吉祥寺間の直通運用を主体に運用された。 もっとも制御車の増備が進むと、車両運用のやりくりが付かずモハ200形1両に制御車1両を増結した編成での運転を強いられる状況が生じており、モハ200形が低出力であったが故にモハ100形の性能を前提としたダイヤでの定時運転は難しく、また電動機に過負荷がかかることから車両故障も多発したとされる。
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「新造」の例文・使い方・用例・文例
- 新造語.
- 新造のヨットをきょう水に浮かべた.
- ご新造さん
- 新造船
- 新造艦が就役する
- 新造船の最初の航海
- 新造船を水上に浮かべる儀式
- 江戸吉原で,新造女郎が一人前の女郎になること
- 年頭や弓場新造の際に,新装の的を射ること
- 的初めという,年頭や弓場新造の際に行う儀式
- 吉原遊郭で,客が重なった遊女の代わりに新造を出しておくこと
- 吉原遊郭で,客が重なった遊女の代わりに出す新造
- 番頭新造という,遊郭で上位女郎の世話をする女
- 新造の船舶に航海の装備をする
- 番頭新造という遊郭で上位女郎の世話をする位の女郎
新造と同じ種類の言葉
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