本田 幸子
プロフィール
棋戦主要履歴
受賞歴
本田幸子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 04:11 UTC 版)
本田 幸子(ほんだ さちこ、1930年〈昭和5年〉12月30日 - 2020年〈令和2年〉5月1日[1][2])は、日本の囲碁棋士。静岡県出身、日本棋院所属、木谷實九段門下、追贈八段[2]。女流選手権戦・女流本因坊戦で優勝7期。海外囲碁普及にも貢献。杉内寿子、楠光子の三姉妹の次女。
経歴
1938年に木谷實に入門。1947年初段。1952年、呉清源とともに台湾訪問。1958年三段。1960年に女流選手権戦で挑戦者となるが、伊藤友恵に0-2で敗退。1961年に日米親善囲碁使節に、妹の輝子(光子)、木谷禮子と3人が選ばれて訪米し、約2か月間滞在。1963年四段。1969年に女流選手権戦で木谷禮子を2-1で破り初タイトル。1974年には小林千寿とともに欧州派遣棋士に選ばれ、各国を巡る。1981年六段。女流選手権戦は最終1981年まで5期優勝。1982年には第1期女流本因坊戦で小林禮子の挑戦を受け2-1で防衛。翌83年には楠光子との姉妹対決となり、タイトルを奪われる。続いて84年、85年と姉妹対決は3年連続、また女流鶴聖戦でも83年に姉の寿子、84年に光子との姉妹対決となった。
2000年に引退、退役昇段により七段。門下に吉田洋逸、向井(三村)芳織・(長島)梢恵・千瑛三姉妹。
2020年5月1日、老衰のため死去[1][2][3][4][5]。これに伴い、八段を追贈される[2]。89歳没。
タイトル歴
女流棋士タイトル獲得数ランキング | ||
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(2024年04月17日時点) | ||
順位 | 獲得回数 | 棋士名 |
1位 | 27期 | 謝依旻七段* |
2位 | 24期 | 藤沢里菜女流名人・女流本因坊* |
3位 | 13期 | 上野愛咲美女流立葵杯* |
4位 | 12期 | 青木喜久代八段* |
5位 | 11期 | 小林泉美六段* |
6位タイ | 10期 | 杉内寿子八段* | 小林禮子七段 |
8位 | 9期 | 知念かおり六段* |
9位 | 8期 | 伊藤友恵七段 |
10位タイ | 7期 | 本田幸子七段 | 楠光子八段 |
・獲得回数には男女混合棋戦、参加資格限定棋戦も含む。 *は現役棋士。 |
他の棋歴
受賞等
脚注
- ^ a b “囲碁の本田幸子七段が死去”. 産経新聞社. (2020年5月7日) 2020年5月7日閲覧。
- ^ a b c d 本田 幸子(ホンダ サチコ / Honda Sachiko)日本棋院
- ^ “本田幸子さんが死去 囲碁の引退棋士七段”. 日本経済新聞社. (2020年5月7日) 2020年5月9日閲覧。
- ^ “訃報 本田幸子さん 89歳=囲碁棋士七段”. 毎日新聞社. (2020年5月8日) 2020年5月9日閲覧。
- ^ “【おくやみ】本田幸子さん 囲碁の引退棋士七段”. 東京新聞社. (2020年5月8日) 2020年5月9日閲覧。
外部リンク
「本田 幸子」の例文・使い方・用例・文例
- ホンダの創業者本田宗一郎は日本の自動車産業における最も偉大なイノベータの一人だった。
- 本田が面会したいと佐藤さんに伝えて下さい.
- 江戸時代,検地帳に記載した本田という耕作地
- 本田技研工業が同社の人間型ロボット「ASIMO(アシモ)」の新しいモデルを発表した。
- 本田技研工業は,人間型ロボット開発の先導者だ。
- 本田技術研究所の伊東孝(たか)紳(のぶ)社長は,「事務所で人の役に立つロボットを開発するという目標に向け,大きく進歩した。」と話す。
- 本田技研工業も来年,中国に高級車ブランド,アキュラを導入する予定だ。
- 本田技研工業の「PUYO(プヨ)」は燃料電池車だ。
- 本田技研工業によって作られた人間型ロボット「ASIMO(アシモ)」は,現在ではさらに高度に発達した人工知能技術を搭載している。
- 本田技研工業は先日,足の筋肉が弱くなった人々がより楽に歩けるように補助する装置の試作品を発表した。
- 本田技研工業のインサイトも200万円を切る低価格で消費者をひきつけている。
- 本田技研工業の燃料電池車「FCXクラリティ」は水素を燃料とし,風の抵抗が最小限になるように設計されている。
- 日本代表のミッドフィルダー,本田圭(けい)佑(すけ)選手は星稜に通っていた。
- 鏑木さんは本田選手が日本の勝利に貢献することを期待しつつ,「すべてのチームに全力をつくしてもらいたい。」とも話した。
- この試合は本田圭(けい)佑(すけ)選手をトップに置く布陣で始まった。
- 39分,本田選手は松井大(だい)輔(すけ)選手のクロスパスを受け,左足でゴールを決めた。
- ミッドフィルダーの本田圭(けい)佑(すけ)選手は今大会のMVPを受賞した。
- 本(ほん)田(だ)技(ぎ)研(けん)工業の創業者,故本田宗(そう)一(いち)郎(ろう)氏の夢がようやく実現しようとしている。
- 本田技研工業は現地での生産の大部分を停止した。
- 本田技研工業の「マイクロコミューターコンセプト」にはハンドルのかわりに2本の操縦レバーがついている。
固有名詞の分類
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