日本海とは? わかりやすく解説

にほん‐かい【日本海】

読み方:にほんかい

日本列島アジア大陸囲まれ海域。北は宗谷海峡オホーツク海へ、津軽海峡太平洋へ、南は対馬(つしま)海峡東シナ海通じる。中央部大和堆(やまとたい)がある。対馬海流日本列島沿って北上する漁場朝鮮では古くから東海と呼ぶ。


日本海(にほんかい)(the Sea of Japan)

日本列島朝鮮半島などに囲まれ海域

日本列島北西方向に位置し朝鮮半島アジア大陸東部囲まれ海域の名称。日本の海という意味では不満な韓国側から、「東海」への変更求め意見出ている。

地域海域の名称や表記などを議論する国際水路機関 (IHO) は今月加盟72か国に向けて「日本海」の名称を白紙化する提案行った加盟国による投票経て2003年予定されている海図改訂作業反映するという。

国連地名標準化会議は、世界地名に関する問題協議するため、5年1度会合ベルリン開いたIHO提案もあることから、日本と韓国では「日本海」の名称変更関心高まっている。

「日本海」問題発端は、日本植民地政策により押しつけられた名称だとして、「東海トンヘ)」への名称変更求め韓国政府主張がある。一方日本政府は、「日本海」の名称は19世紀前半には世界海図定着していたとして反論し、現在でも国際的な呼称として定着しているという立場だ。

日本海呼称問題(外務省)

(2002.08.29更新


日本海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 18:59 UTC 版)

日本海にほんかいは、西太平洋縁海で、日本列島朝鮮半島沿海州などに囲まれた海である。


注釈

  1. ^ Limits of Oceans and Seas Sheet 1、世界地図上で、日本海には通し番号 52が当てられている。

出典

  1. ^ a b 国際水路機関の「大洋と海の境界 (S-23)」におけるJapan Sea、(英語)"Limits of Oceans and Seas" (Special Publication No. 23), 3rd Edition 1953, International Hydrographic Organization, p.32,「52. Japan Sea」の項
  2. ^ 北海道周辺の海洋名称第一管区海上保安本部
  3. ^ 「日本海の範囲」国際水路機関による定義第九管区海上保安本部
  4. ^ 西海国立公園 環境省自然環境局
  5. ^ 海洋の健康診断表 総合診断表 2.2.4 対馬暖流および日本海固有水 (気象庁)
  6. ^ 長崎の気候特性 長崎海洋気象台
  7. ^ 「水辺へ、ようこそ」 Ⅱ.長崎県の浅海域環境 長崎県自然環境課
  8. ^ 2006. “鲸海”这个名字如何改成了“日本海”. Retrieved on March 07, 2017
  9. ^ 『日本書紀』巻第6、垂仁天皇2年是歳条。尾島憲之・直木孝次郎・西宮一民・蔵中進・毛利正守『日本書紀』1(新編日本古典文学全集2)、小学館、1994年、300-302頁。
  10. ^ a b c 上田正昭『日本古代史をいかに学ぶか』205頁。
  11. ^ ソビエト大百科事典』(第3版、1969-1978、ロシア語)、「Японское море」(日本海)の項。http://vorlage_gse.test/1%3D128477~2a%3D%D0%AF%D0%BF%D0%BE%D0%BD%D1%81%D0%BA%D0%BE%D0%B5%20%D0%BC%D0%BE%D1%80%D0%B5~2b%3D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7
  12. ^ 蒲生 俊敬『日本海 その深層で起こっていること』講談社、2016年2月19日、68頁。ISBN 978-4062579575 
  13. ^ 日本海東部の海底堆積物中の元素濃度の鉛直変化と堆積環境 (PDF) 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
  14. ^ タービダイトから推定される日本海東縁佐渡海嶺の地震発生ポテンシャル (PDF) 日本地球惑星科学連合
  15. ^ 日本海東縁海域の活構造およびその地震との関係 (PDF) (独)産業技術総合研究所 地質調査総合センター
  16. ^ 平成5年版原子力安全白書第1編第6章第3節 旧ソ連、中・東欧の原子力発電所をめぐる安全協力
  17. ^ 40年前、東海に放射性廃棄物を投棄 中央日報2011年02月21日付


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日本海

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日本海

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固有名詞

にほんかい

  1. 西太平洋縁海で、樺太北海道本州九州ユーラシア大陸朝鮮民主主義人民共和国大韓民国ロシア囲まれている海域

語源

中国語より。マテオ・リッチ坤輿万国全図 (1602) に初出

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