斗とは? わかりやすく解説

と【斗】

読み方:と

常用漢字] [音](慣) [訓]ます

ひしゃくます。火斗玉斗漏斗(ろうと)」

容積単位一升10倍。「斗酒五斗米(ごとべい)」

ひしゃく形の星座の名。「斗牛星斗泰斗北斗

名のり]け・はかる・ほし

難読漏斗(じょうご)・斗掻(とか)き・熨斗(のし)・抽斗(ひきだし)・火熨斗(ひのし)・翻筋斗(もんどり)


と【斗】

読み方:と

尺貫法容積単位。1升の10倍、すなわち約18.039リットル。→升(しょう)

ます。特に、一斗枡(いっとます)。

建築で、斗形(ますがた)。

二十八宿の一。北方第一宿。射手座中の北西部六星南斗六星をさす。ひつきぼしひきつぼし斗宿


と‐ます【斗】

読み方:とます

漢字の旁(つくり)の一。「料」「斟」などの「斗」の称。


ます【×枡/升/×桝/斗】

読み方:ます

液体穀物などの分量をはかる容器木製または金属製で、方形円筒形のものがある。「—で米をはかる」「一升(しょう)—」「五合—」

1はかった量。ますめ。「—が足りない

劇場相撲場などで、方形仕切った観客席。一枡の定員は四〜七人仕切り枡枡席

(斗)「枡形(ますがた)2」に同じ。

紋所の名。枡1の形を図案化したもの

[補説] 「枡」「」は国字

枡/升/桝/斗の画像
枡の紋所
枡/升/桝/斗の画像
枡を模した紋所一つ丸に枡」

読み方:ト(to

容積単位


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 10:22 UTC 版)

(と)とは、尺貫法における体積(容積)の単位

斗(と)

一斗缶
尺貫法(倍数単位)
体積
SI 約18.039 L(日本)
10 L(中国)
定義 10升
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10が1斗、10斗が1となる。日本では、明治時代に1升=約1.8039リットルと定められたので、1斗=約18.039リットルとなる。

中国では、1升=1リットルと定められたので、1斗=10リットルとなる。近代の中国では、実用されていない単位であるが、メートル法での10Lに当たるデカリットル(daL)に「斗」の字を当て「公斗」と称していたことがあり、市制の「市斗」も同じ値である。ただし、時代によって異なり、時代が下るに連れ容積が大きくなる傾向にある。代は1.94リットルであったが、代に3.43リットル。後漢で1.98リットルに一度減るが、その後は西晋で2.02リットル、で5.94リットルなどと増え続け、代には10.74リットルとほぼ現代と同じになった。

約1斗の容積を持つ直方体形のブリキ缶は、日本ではかつて「一斗缶」と呼ばれていた。第二次世界大戦後は「五ガロン缶」(5 USG=18.93リットル)という名称が広まったが、後に「18リットル缶」が正式名称とされた。灯油などを入れるプラスチック製の容器(通称:ポリタンク)は一斗缶の代替として作られたものであり、その容積は1斗(18リットル)か、それより少し多い20リットルである。

外部リンク


出典:『Wiktionary』 (2021/09/11 03:46 UTC 版)

発音

接尾辞

  1. 尺貫法における容積単位。1斗は1010斗は1日本において、1斗は約18リットル

熟語


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