にじゅうはっ‐しゅく〔ニジフハツ‐〕【二十八宿】
読み方:にじゅうはっしゅく
1 古代中国で、月・太陽などの位置を示すために、赤道・黄道(こうどう)付近で天球を28に区分し、それぞれを一つの宿としたもの。月はおよそ1日に一宿ずつ動く。
[補説] 角(かく)(すぼし)・亢(こう)(あみぼし)・氐(てい)(ともぼし)・房(ぼう)(そいぼし)・心(しん)(なかごぼし)・尾(び)(あしたれぼし)・箕(き)(みぼし)・斗(と)(ひきつぼし)・牛(ぎゅう)(いなみぼし)・女(じょ)(うるきぼし)・虚(きょ)(とみてぼし)・危(き)(うみやめぼし)・室(しつ)(はついぼし)・壁(へき)(なまめぼし)・奎(けい)(とかきぼし)・婁(ろう)(たたらぼし)・胃(い)(えきえぼし)・昴(ぼう)(すばるぼし)・畢(ひつ)(あめふりぼし)・觜(し)(とろきぼし)・参(しん)(からすきぼし)・井(せい)(ちちりぼし)・鬼(き)(たまおのほし)・柳(りゅう)(ぬりこぼし)・星(せい)(ほとおりぼし)・張(ちょう)(ちりこぼし)・翼(よく)(たすきぼし)・軫(しん)(みつかけぼし)の28。
書名別項。→二十八宿
2 連句の形式の一。初表(しょおもて)6句・初裏8句、名残の表8句・裏6句の28句を一巻としたもの。
にじゅうはっしゅく〔ニジフハツシユク〕【二十八宿】
二十八宿
二十八宿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)
二十七宿に牛宿を加えたものが二十八宿。 諸尊真言サンスクリット語訳牛宿 ノウマク・サマンダ・ボダナン・アビシャ・ダキシャタラ・ソワカ namaḥ samantabuddhānāṃ Abhijit nakṣatra svāhāナマハ サマンタ ブッダナーン アビジト ナクシャトラ スヴァーハー 帰命したてまつる。あまねき諸仏に。アシュヴィニーよ。スヴァーハー。
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