ど‐さん【土産】
みやげ【土‐産】
土産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 04:54 UTC 版)
土産(みやげ、みあげ、どさん、とさん)は、知人や縁者に配る目的で旅行先などで買い求めるその土地にちなむ品物(進物)。または知人や縁者の家宅など訪問先を訪問する際に感謝を込めて持参する進物のこと。後者の場合は手土産(てみやげ)という言い方もする。旅先で見聞きした物事や体験などを語って聞かせることを土産話(みやげばなし)という。進物であることから丁寧語の接頭辞をつけ、御土産(おみやげ)と称するのが一般的である。
- ^ a b "土産"はなぜ"みやげ"? - トクする日本語 - NHK アナウンスルーム[リンク切れ]
- ^ 鈴木勇一郎「近代おみやげ考 : 東海道を中心に」『国立歴史民俗博物館研究報告』第155巻、国立歴史民俗博物館、2010年3月、137-149頁、CRID 1390290699066341376、doi:10.15024/00001773、ISSN 0286-7400。
- ^ 『広辞苑』第6版「みやげ【土産】」
- ^ 『諸橋大漢和』巻3 p.112「土産」
- ^ 『広辞苑』第6版「どさん【土産】」
- ^ 家苞に貝そ拾へる浜波はいやしくしくに高く寄すれど 大伴家持、万葉集 http://manyo.hix05.com/yakamochi/yakamochi.sakimori.html
- ^ a b c d e f g 石野隆美「旅せぬ観光みやげの行方 : 日常生活における地域住民と観光みやげの関係に関する試論」『立教観光学研究紀要』第20巻、2018年3月、17-24頁、doi:10.14992/00016455、ISSN 13447726、NAID 120006485533、2023年1月17日閲覧。
- ^ 「アリバイはどこで作れば…梅田地下街「ふるさと名産」閉鎖へ」『産経デジタル』株式会社産経デジタル、2014年2月25日。2021年5月16日閲覧。
- ^ 「大阪・梅田の「アリバイ横丁」 60年の歴史に幕」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2014年3月29日。2021年5月16日閲覧。
- ^ 研究代表者 市川哲「マレーシア、サラワク州における在地の社会関係と観光開発に関する研究」『科学研究費助成事業データベース』研究課題/領域番号:23710308完了 (2013年度)、2011-2013。
市川哲「マレーシア、サラワク州における手工芸品研究のための覚書 : 観光と民族関係の接合」『立教大学観光学部紀要』第16巻、2014年、136-146頁、doi:10.14992/00009088、ISSN 1344767X、NAID 120005427010。 - ^ 「かつての定番お土産「ペナント」が蘇る < Excite Bit」『Exciteニュース』エキサイト株式会社、2004年4月22日。2021年5月16日閲覧。
土産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:40 UTC 版)
踊りせんべい(福知山市街地)福知山音頭の歌詞や、踊り子の姿などの焼印の入った玉子せんべい。代表的な土産物。 銘菓 里柿(福知山市街地)慶長16年(1611年)創業と400年近い歴史を持つ老舗店『名門堂千原』の代表銘菓。昔ながらのころ柿の風味を想い浮ばすよう干柿を利用して造った上品な食感と甘さの和菓子。金沢菓子博覧会で「内閣総理大臣賞」も受賞している。原料は寒梅粉、干柿、小豆、白双糖、水飴、片栗粉、グラニュー糖。 鉄砲漬け(福知山市街地)『丹波佐治兵衛』で製造される代表銘柄の漬物。かつて丹波地方では、自家製の味噌を仕込む際、樽の底に野菜を詰めた瓜を敷いていた。やがて味噌を使い終わり瓜が顔を出す頃には、立派に熟成した漬物になっていた。くり抜いた瓜を鉄砲の筒に、細かく刻んで瓜の中に詰めた野菜を火薬に見たてたところから名づけられた鉄砲漬け。原材料は、瓜、大根、高菜、山椒、芹(せり)、昆布、紫蘇(しそ)の実。瓜を刻んで中の具と混ぜ合わせてご飯と共に食べることも。 高級珍味 松茸昆布(福知山市街地)『大江山食品』製造。朝霧に覆われた極上松茸を素材とし、上質の角切り真昆布とともに伝統の釜炊き製法でじっくり炊き上げた佃煮。 鬼饅頭(福知山市大江町)底の大きさが、大人の手のひらの大きさほどもある大きな饅頭。そのままで食べるのは大きすぎるので、普通は包丁などで小さく切って食べる。 笑鬼もなか(福知山市大江町)鬼の顔をかたどった形をしたもなかである。 黒豆ぼうろ(福知山市夜久野町)丹波の黒豆をふんだんに使用したぼうろ菓子。タレントの戸田恵子がテレビ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「食わず嫌い王」コーナーで、土産物として持参した。 栗のテリーヌ「天」(福知山市街地)丹波産の栗と、伊太利亜産カスターニュ種の蒸し栗、そしてフランスノルマンディ産ラヴィエットのAOC発酵バターに、創業文化元年讃岐三谷家の手造り和三盆糖、沖縄粟国の塩など、厳選素材だけを使って焼き上げたフランス洋菓子。一本10, 000円。インターネットでは、楽天のお取り寄せスイーツ第1位になったこともある「足立音衛門(あだちおとえもん)」で販売されている。
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「土産」の例文・使い方・用例・文例
- 彼がお土産を買う
- 道沿いの土産売りの人に声を掛けられる
- お土産にパスケースを頂いた。
- お土産としてホームウェアをいただきました。
- ケイトはインド土産として、ろうけつ染めのかばんを私に買ってきてくれた。
- 私たちはそのお土産屋でこの国の民芸をたくさん買った。
- 日本のお土産品のいくつかは張り子の伝統製法でつくられる。
- 私は日本のお土産をあなたに持っていくでしょう。
- それは日本からのお土産です。
- 日本で私はお土産を買いました。
- 和也から南米のお土産もらったよ。
- お土産のパンケーキは無理でした。
- あなたにお土産を持ってきました。
- 明日お土産を家族に渡すために帰省するつもりです。
- お土産を買いにいくのを手伝ってもらう。
- 得意先への手土産
- 得意先への土産
- 私はあなたにお土産をあげたい。
- そこでは函館のお土産が売っています。
- 私は今日、好きな人にお土産を買っていくことを決心しました。
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