し‐そ【紫×蘇】
読み方:しそ
シソ科の一年草。茎は四角柱、葉は広卵形で暗紫色。夏から秋に、淡紫色の唇形の小花を総状につける。全草に強い香りがあり、アカジソ・アオジソ・カタメンジソなどの品種がある。梅干しの着色などに使い、実は塩漬けにして食する。葉を漢方で解熱・鎮痛・健胃薬などに用いる。シソ科植物は約7000種が主に暖帯・温帯に分布し、草本または木本。ハッカ・ウツボグサなども含まれる。ちそ。《季 夏 芽=春 実=秋》「—濃き一途に母を恋ふ日かな/波郷」
ち‐そ【▽紫×蘇】
読み方:ちそ
「しそ(紫蘇)」の音変化。
アオジソ
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シソ
シソ
(紫蘇 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 14:18 UTC 版)
シソ(紫蘇[3]、学名: Perilla frutescens var. crispa)は、シソ科シソ属の植物で[4]、芳香性の一年生草本である[5]。中国大陸原産で、各地で広く栽培されている。
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- ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
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- ^ 栗田啓幸、小池茂、「紫蘇と食塩の食品防腐作用における相乗効果について」 『日本農芸化学会誌』 Vol.55 (1981) No.1 P43-46, doi:10.1271/nogeikagaku1924.55.43
- ^ 宮川豊美、川村一男、食中毒菌に対する香味野菜の発育阻止作用 The journal of Wayo Women's University 29, 13-19, 1989-03-31, ISSN 0916-0035
- ^ 粕谷志郎、後藤千寿、大友弘士、「アニサキス症の予防法の試み-殺虫効果のある食品のスクリーニング」 『感染症学雑誌』 1988年 62巻 12号 p.1152-1156, doi:10.11150/kansenshogakuzasshi1970.62.1152
- ^ 東野英明, 木下孝昭, 栗田隆 ほか、「ロスマリン酸を多く含むシソ抽出物のラットでの血糖値上昇抑制作用」 『日本食品科学工学会誌』 2011年 58巻 4号 p.164-169, doi:10.3136/nskkk.58.164
- ^ Tomoki Hase, Syun Shishido, So Yamamoto, et al., Rosmarinic acid suppresses Alzheimer’s disease development by reducing amyloid β aggregation by increasing monoamine secretion, Scientific Reports, 9, Article number: 8711 (2019), doi:10.1038/s41598-019-45168-1
紫蘇
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