北原キッカーズ
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「がんばれ!キッカーズ」の記事における「北原キッカーズ」の解説
大地 翔 (だいち かける) 声 - 鈴木富子 この物語の主人公。ポジションはセンターフォワード。背番号10。小学4年生。全日本少年サッカー大会優勝の清水が丘FCの補欠選手だったが、北原小学校に転校し「おんぼろチーム」と呼ばれるキッカーズに入団した。明るく前向きな性格と行動力でチームメイトを牽引し、エースストライカーとして南陽SCや西山SSSといった強豪チームと渡り合った。強烈なシュート力の持ち主であり、5年生の地区予選時には帝和FCのGK高見沢から「剛球シュート」と評されている。2006年に出版された中学生時代を描いた「熱闘編」では本郷、上杉、水島兄、その他旧キッカーズの面々がいる北原中へ進学、「涙の友情編」では1年生で全国制覇を経験した。 アニメでは「はらぁ~」が口癖。 本郷 勝 (ほんごう まさる) 声 - 伊倉一恵 ポジションはゴールキーパーであり、キッカーズのキャプテンを務める。通称「キャプテン」。背番号1。小学6年生。「半端者の自分たちでも何かができるはずだ」と決意し、仲間たちと共にサッカーチーム「北原キッカーズ」を創設する。連載当初は冷めた性格をしていたが、翔に影響されサッカーへの情熱を取り戻す。南陽戦や清水が丘戦では相手のレベルの高いプレーに触れるうちにキーパーとして急速な成長を見せ、一目置かれるようになる。また、指導者のいないチーム事情の中で精神的な支柱としてチームを牽引した。 石井 健太 (いしい けんた) 声 - つかせのりこ ポジションはミッドフィールダー。背番号7。小学5年生。直情径行な性格で、キッカーズを侮辱した他チームの選手に暴力を振るったためにチーム全体が対外試合禁止処分を受けたり、ハーフタイムに観客と乱闘を起こし退場処分を受ける などトラブルメーカー的な存在である。キッカーズに入部した理由も、その喧嘩っ早さから本郷に突っかかり、返り討ちにあう形で半ば強引に、というものであった。しかし選手としての技術はその頃から高く、自分を笑った守の顔に腹いせのシュートを命中させ、試合では翔と共にツートップを務めることもある。本郷らの卒業後はキャプテンを務めた。実家は寿司店経営。 原 たけし (はら たけし) 声 - 渡辺真砂子 ポジションはライトウイング。背番号9。双子の兄。小学5年生。きよしとは双子の兄弟であり、息のあったプレーが特徴。健太と一緒にその場にいたというだけで兄弟揃ってキッカーズへと入団させられた。白鳳イレブン戦では後半から弟と共にセンターバックを務めた。実家は玩具店経営。 原 きよし (はら きよし) 声 - 大谷育江 ポジションはレフトウイング。背番号11。双子の弟。小学5年生。きよしとは双子の兄弟で息のあったプレーが特徴だが、半人前と評されることに引け目を感じ、一人でどこまでできるのか試そうと他チームのテストに挑んだこともあった。たけしときよしでは顔のほくろの位置が異なっている。 小畑 英夫 (おばた ひでお) 声 - 安達忍 ポジションはミッドフィールダー。背番号6。通称「デコ」。小学5年生。父親はスポーツ店経営で熱心にキッカーズを支援している。漫画では丸坊主だがアニメ版では短髪。健太に次ぐトラブルメーカーだが、直情径行な性格が元でトラブルを起す健太に対し、小畑はのんびりした性格が元で失敗やトラブルを起すことが多い。西山SSS戦では乱闘に巻き込まれ健太と共に退場処分を受けた。 大高 守 (おおたか まもる) 声 - 高乃麗 ポジションはディフェンダー。背番号4。小学5年生。長身とリーゼント風の髪型が特徴。健太、原兄弟と共に本郷からキッカーズへとスカウトされるが、母子家庭で苦労する母を気遣い、初試合の当日まで入団を躊躇っていた。本郷や浜本の卒業直前にポジションを巡って揉めごとを起こし、チームを離れバスケットボール部に入団したこともあった。 野口 学 (のぐち まなぶ) 声 - 頓宮恭子 ポジションは左サイドバック。背番号5。眼鏡をかけたインテリキャラ。小学5年生。本郷に代わる新キャプテン選出の際に健太と対立したり、勉強が疎かになったためキッカーズを退団して塾通いを始めたこともあった。またアニメ版でも直情型の健太、理屈家の学という対比的な役どころの立場になることが多い。アニメでは台詞の前に「ワタクシ思いますに」と付けるのが特徴。 高田 哲也 (たかだ てつや) 声 - 冨沢美智江 ポジションはミッドフィールダー。背番号8。小学4年生。実家はカメラ店経営。 古賀 信介 (こが しんすけ) 声 - 柿沼紫乃 ポジションは右サイドバック。背番号2。小学5年生。メンバーの中で唯一、スポットが当たるエピソードが全くない。 浜本 直人 (はまもと なおと) 声 - 鈴木三枝 ポジションはセンターバック。背番号3。チーム一の長身。小学6年生。 太田 太一 (おおた たいち) 声 - TARAKO ポジションはセンターバック。背番号12で本郷らの卒業後は3。小学5年生。肥満体型で食いしん坊のキャラ。気が弱く判断力や動作は鈍いが体を張った守備や、ロングスローやロングシュートを得意としており、怪力を活かして由良崎SCの中島、帝和FCの天堂ら巨漢選手と渡り合った。南陽SCとの練習試合の際には負傷した本郷の代わりにゴールキーパーを務めた。チーム唯一の補欠だったが、本郷の卒業後にレギュラー昇格しセンターバックのポジションを得た。実家は八百屋。 一之瀬 金時 (いちのせ きんとき) ポジションはゴールキーパー。翔と同級生。本郷らの卒業後にキッカーズに入団したが、歯に衣着せぬ性格で、初登場時には健太に代わってキャプテンになると意気込んだ。元々は最上イーグルスに所属しており、エースストライカーである海城の練習用キーパーをこなしていく中でその実力を開花させるが、皮肉にもその実力による活躍が原因となって海城との確執が起こり、チームを退団することになってしまう。古巣イーグルスとは練習試合を経て地区予選で再戦し、雪辱を果たす。中学生編でも翔や他の旧キッカーズの面々と共に北原中に進学しており、本郷の控えGKを務めていた。 栗田 保 (くりた たもつ) 本郷らの卒業後にキッカーズに入団した、イガグリ頭が特徴の選手。翔や金時より下級生。通称「どんぐり」。実家は「どんぐり亭」というラーメン店を経営している。人通りの中をドリブルしながら出前するという日々の中で身に付けた身軽さやフェイント技術が、後の帝和FCとの対戦で活かされていく。 石丸強(いしまる つよし) 2年目新入部員。小学5年生。最初の地区予選での奮闘を受けて2年目のキッカーズには金時、栗田の他にも大量の新入部員がやってきたが、その多くは厳しい練習についていけず退団していった。最終的に残った8名の新入部員たちも練習ばかりの日々に不満を募らせていたが、栗田、翔、金時を相手とした3対3のミニサッカー勝負を通して栗田の努力と実力を、そして自分たちの実力不足を素直に認め、気持ちを新たにチームに残っている。石丸は控え選手らの中心的人物であり、ミニサッカー勝負にも参加した。 三田寛平(みた かんぺい) 2年目新入部員。小学4年生。ミニサッカー勝負の控側3人の1人だが、放ったシュートは金時にあっさり止められてしまった。 野崎しんや(のざき しんや) 2年目新入部員。小学5年生。ミニサッカー勝負ではキーパーを務めたが栗田のパスをカットすることはできず、翔のシュートを決められていた。 岸本実(きしもと みのる) 2年目新入部員の一人。家が洋品店であるため本人も縫物が得意。宮下SSの忠太郎に踏み潰されたボールを修理した。 小沢はじめ(おざわ はじめ)、中村大介(なかむら だいすけ)、空野つね吉(そらの つねきち)、山崎淳(やまざき じゅん) 2年目新入部員たち。学年は小沢が4年生、他は全員5年生。
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主人公の大地翔が所属する北原小学校の単独チーム(学校のクラブ活動とは別のクラブチーム)。公式・非公式戦問わず、毎試合二桁失点で負け続けるという未勝利の弱小チームで、その弱さは他のチームからは練習試合を敬遠されるほどに並外れていた(試合を申し込んだだけで怒り出すチームもあった)。同じ北原小の生徒たちからも学校の恥として扱われる、通称「おんぼろキッカーズ」だったが、翔の入部により努力とチームワークに目覚め、強豪チームとの練習試合を乗り越えながらその実力を着実に伸ばしていった。
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