くいしん‐ぼう〔くひしんバウ〕【食いしん坊】
食いしん坊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:32 UTC 版)
非常に大食いで、食い意地も人一倍である。アニメ初期はさほど大食いではなく、てんどんまんとカツドンマンの頭の丼だけでお腹がいっぱいになっていたが、その後徐々に消費量が増えていき現在では何十人前もの料理も一気に平らげてしまう。 基本的に好き嫌いはなく、ドキンちゃんが嫌いな野菜サラダも残すことなく味わって食べている。ただし、辛い物(カレー、辛子や山葵等の香辛料等)、酸っぱい物(梅干し等)、苦い物(ニガウリジュース等)、殺菌作用のある物は苦手。それら以外で本人が「嫌いだ」と公言したのはニンジンとあんパンくらいしかない。また、綺麗な物が嫌いであるためか豆腐のような純白な食べ物にも些か抵抗がある様子。現在では激辛でなければカレーライスも食べられ、おくらちゃんやこむすびまんと一緒に梅干しおむすびを「酸っぱい」と言いながらもおいしく食べたエピソードがある。中でも特に好きな料理を挙げたことはないが、「おむすびより肉が食べたい」と発言をしたことがある。また、甘い物には目がなく、星の子ルルンを金平糖のような味がすると気に入って舐めたことがある。 お腹を空かせているエピソードも多く、空腹が悪事を働く動機となることが大半である。お腹を満たすためにしょくぱんまんから配達用のパン、カバオくんたちからおやつや弁当を狙うことが多い。料理が得意なゲストキャラクターを直接拉致して無理矢理料理を作らせようとすることもあるが、お腹を空かせた子供に変装したり、2人のゲストキャラの料理の味を比べてやる等と言って料理を食べ尽くしたりする場合もある。素直に頼んでいる場合に限り、大抵のゲストキャラは快く料理を提供してくれるが、ばいきんまんは自分の分だけでは満足できずに皆の分も独り占め・横取りしたり武器で脅かそうとするので、アンパンマンたちに止められてしまう。訳を言って頼むのは自分らしいと思えず、他人から奪って得ることが自分らしいとのこと。 残さず賞味することの大切さに理解があり、持ってきた野菜を味わって食べないドキンちゃんに対して味わって食べるよう説いたりしている。食事の前の「いただきます」も欠かさず述べる。たとえ戦闘時においても、料理を差し出されたり口へ放り込まれたりすると、戦闘そっちのけでひたすらおかわりを要求する。この食い意地が災いし、アンパンマンにとどめを刺せなかったり、ジャムおじさんたちが助けに来るまでの時間稼ぎに利用されたりしてしまうことがしばしばである。時には食べ物をもらうなどで満足してバイキン城へ帰宅してしまい、戦闘が終わってしまう場合も存在する。 食いしん坊なだけに人一倍舌が肥えており、ホラーマンのパスタ料理や鉄火のコマキちゃんの鉄火巻きを食べた際には、それらの問題点を具体的に説明した上で「まずい」と評している。その反面、自身の料理の腕は悪いらしく、自分で蕎麦を作って食べた時はあまりのまずさに青ざめていた。プリンちゃんとエクレアさんが作ったケーキを食べた時に至っては、あまりのまずさにケーキがトラウマになってしまっていたが、現在[いつ?]は消えている。
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食いしん坊
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品詞の分類
名詞および形容動詞(性格) | 頑固一徹 饒舌 食いしん坊 飄逸 心配性 |
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