ルビー【ruby】
ルビー【Ruby】
Ruby
まつもとゆきひろが開発しているオブジェクト指向スクリプト言語。GPLとRubyのライセンス(ライセンスに名前は付いていない)のデュアルライセンスで配布されるオープンソースソフトウェア。
Perlと同様、正規表現などを使ったテキスト処理を得意とする。PerlやPythonと同様に汎用性の高い言語である。C/C++で書かれたライブラリによって、データベースアクセスを始めとする各種機能を追加することができる。Webアプリケーション、GUIアプリケーションなどさまざまな用途で用いられる。
日本発のソフトウェアであることもあり、日本でのユーザー・開発者のコミュニティが活発に活動している。
関連見出し
GNU General Public License
デュアルライセンス
Python
Perl
関連URL
オブジェクト指向言語Ruby(http://www.ruby-lang.org/)
Ruby
Rubyとは、まつもとゆきひろ氏によって開発されたオブジェクト指向のスクリプト言語の名称である。
Rubyはシンプルな文法や、可読性の高い構文、優れたテキスト処理などを特徴としている。本格的なオブジェクト指向を備えているが、手続き型の処理を行うことも可能である。
Rubyはオープンソースソフトウェア(OSS)として無償で提供されており、公式Webサイトなどからダウンロードして利用することができる。また、UNIXをはじめとして、Linux、Windows、Mac OSなど、様々なプラットフォーム上で動作させることができる。
Rubyは手軽に本格的なプログラミングが可能な言語として、日本はもとより海外でも高い人気を得ている。特に実用のWebアプリケーションを迅速に作成するためのフレームワークとして提唱されたRuby on Rails(RoR)は、アジャイルソフトウェア開発の手法として一大潮流を引き起こした。
参照リンク
オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby
ルビー(Ruby)
通常光
紫外線照射
Jagdalek,Sorobi,Afghanistan
赤色の発光は上手く撮影出来ませんでした。
上手く撮影できる方法を知ってる人は教えて!
ルビー(Ruby)
Jagdalek,Sorobi,Afghanistan
ルビー(Ruby)
Rais Mine,Polar,Ural,Russia
Al2O3 画像の幅約3.5cm
6角板状の結晶が雲母のように層状に重なっている標本です。
ルビー(Ruby)
Jegdalek,Sarubi,Kabul,Afghanistan
Al2O3 画像の幅約1.8cm
標本としては貴重なルビーの透明結晶です。
ルビー 【ruby】
ルビー
ルビー
ルビー
ルビー
ルビー(Ruby)
ルビー
ルビー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 00:30 UTC 版)
ルビー | |
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ルビー | |
分類 | 酸化鉱物 |
化学式 | Al2O3 |
結晶系 | 三方晶系 |
モース硬度 | 9.0 |
色 | 赤 |
比重 | 3.97 – 4.05 |
分散 | 0.018 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
ルビー(英: Ruby、[ˈruː.bi]、紅玉)は、コランダム(鋼玉、Al2O3)の変種である。 ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、赤色が特徴的な宝石である。語源はラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」 (rubeus) に由来する。7月の誕生石。石言葉は 「情熱・熱情・純愛・勇気・自由」である[1]。
天然ルビーは産地がアジアに偏っており欧米では採れない上に、宝石にできる美しい石が採れる産地は極めて限定されている。また3カラットを超える大きな石は産出量も少ないため、かつてはすべての宝石中で最も貴重とされ、ダイヤモンドの研磨法が発見されてからも、火炎溶融法による人工合成[2]が確立するまでは、ダイヤモンドに次ぐ宝石として扱われた。
産出地
ミャンマー、スリランカ、タイ王国、ベトナム、カンボジア、タンザニア、マダガスカル、モザンビークなどが原産地である。
中でもミャンマーでは「ピジョン・ブラッド」(ハトの血)と呼ばれる最高級のルビーが得られるが、政情不安もあり産出量は少なく貴重である。主にタイ産の、透明度が低く鉄分を含んで黒ずんでいるものは「ビーフ・ブラッド」(ウシの血)と呼ばれ、価格はミャンマー産の半分ほどであり、発色を良くするために加熱などの人工処理がされることも多い。また、スリランカやベトナムなどで産出される、ピンクに近い赤のものを「チェリーピンク」と呼ぶが、宝石としての価値は低く「ピンクサファイア」と混同されることもある。
他にも、成分中にルチルの針状結晶が混ざることにより、反射光が星状に見えるものは「スタールビー」と呼ばれ珍重されている。これを「スター効果」と呼び、スターサファイアもある。色彩的には赤から外れるが、インド産の透明感のない小豆色のサファイアにスター効果が現れるものがあり「インドスタールビー」と呼ばれる。
ほとんどのルビーは玄武岩や変成岩、大理石などの岩石中に存在する。長い年月の間にルビーを含んだ岩石が崩れ、川に流されたものが砂利や泥と一緒に堆積していることが多い。
日本と海外の鑑別書におけるピジョンブラッドカラー記載の扱い
現在、日本の鑑別書ではミャンマー産と確定した上で、一定の色やフラッグな不純物の観られない 最高品質のルビーではないと「ピジョンブラッド」と記載できない[3]。もともと「ピジョンブラッド」自体が、イギリスの王室がミャンマー産ルビーに与えた色名であるため、日本の鑑別業界はそれを守っている。
しかし海外での鑑別書では産地を不問とされ、一定以上の濃い赤であれば「ピジョンブラッド」と記載されるため、海外の鑑別書で「ピジョンブラッド」と記載されている場合でも、産地はミャンマー以外のルビーであることが多々あるので、必ず鑑別書に書かれている産地を確認することが必要である。
性質・特徴
コランダムの中で赤色を示すものをルビーと呼び、透明なものから不透明なものまで存在する。当然、透明感が高く、インクルージョンの少ない物が高価である。
コランダムは不純物(金属イオン)の違いで色が変わる。不純物としてクロムが1%ほど混入すると、濃い赤色のルビーになる。鉄・チタンが混入すると青色のサファイアとなり、クロムが0.1%しか混ざっていない薄い赤色のものを「ピンクサファイア」と呼ぶ(ルビーの発色機構は色素を参照)。このクロムの含有割合1%以内という微妙なバランスが、自然界において非常に稀な状況下でしか起こらないため、天然ルビーが貴重とされるのである。なお、クロムが増えるにつれ色合いは濃い赤から黒っぽくなり、価値も下がってゆく。さらに5%を超えると、エメリーという灰色の工業用研磨剤になり、価値は激減する。
下の写真のように、ルビーは赤色成分を一切含まない緑色光源下においても赤く光ることができる(レーザーは完全な単色光である)。これは、ルビー中に0.1%含まれるCr3+が紫および黄緑色光を吸収し、そのエネルギーを赤色発光として再度放出する性質による[4]。
用途・加工法
高い硬度と抗切削性(磨耗しにくい性質)を有し、さらに静摩擦も小さいことから、レコード針や、トラックボールのボール受け、腕時計といった小型精密機械の軸受などに利用される。高コストのため主に高級機で採用される。
また、かつては合成ルビーが固体レーザー素子「ルビーレーザー」として用いられた。
歴史
古代
ルビーの歴史は、古代には青銅器時代にまで遡る。古代ギリシアでは「アンスラックス」(古代ギリシア語: ἄνθραξ、「石炭」の意)、ローマでは「カルブンクルス」(ラテン語: carbunculus)と呼ばれていた。
インドでも古くからルビーがあったようで、ヒンドゥー教の聖典『リグ・ヴェーダ』に名前が出ている。
中世
ルビーの名が使われ始めたのは中世からであるが、11世紀のキリスト教の司教・マルボドゥスが著した中世の代表的な鉱物誌である『石について』では、ダイヤモンドやサファイア、エメラルドなどに比べて記述が少ない。
また、アラビアやペルシアでは、ルビーに病気を治す力があると信じられていた。インドでもルビー粉が秘薬として用いられたことがある。
近代
ヨーロッパ史上最大のルビーとされるものは、1777年にサンクトペテルブルクを訪れたスウェーデン王グスタフ3世が、ロシアのエカチェリーナ女帝に贈ったルビーで、小型の鶏卵程度の大きさで完全に透明であった。この石はロシア革命以前は皇帝の冠に飾られていたが、革命以降の行方はわかっていない。
ルビーとサファイアが同じ成分であることが分かったのは1783年で、ロメ・ド・リールというフランス人による。
1902年、フランスの化学者であるオーギュスト・ヴィクトル・ルイ・ベルヌーイにより、商業用の宝石としては初めて人工合成法が開発・発表された。この合成法は「ベルヌーイ法」と呼ばれる。
脚注
- ^ “ルビーに込められた意味とは”. 京セラ オードリー odolly. 2023年10月4日閲覧。
- ^ 大石修治, 手嶋勝弥, 宮本亮, 宮坂晃, 鈴木孝臣「ルビー結晶の酸化モリブデン系フラックス成長」『化学と教育』第54巻第6号、日本化学会、2006年、356-358頁、doi:10.20665/kakyoshi.54.6_356、ISSN 0386-2151、NAID 110008906857。
- ^ “ピジョンブラッドとは?”. morisruby.com. 2023年10月4日閲覧。
- ^ Red Ruby - Causes of Color
参考文献
この節には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 |
- 春山行夫『春山行夫の博物誌IV 宝石1』平凡社、1989年、107-158頁。ISBN 4-582-51217-8。
関連項目
- 派生語
外部リンク
- Ruby (英語), MinDat.org, 2011年7月28日閲覧。 (英語)
ルビー (Ruby Bunny)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 21:59 UTC 版)
「マックスとルビー」の記事における「ルビー (Ruby Bunny)」の解説
主人公。7歳。マックスの姉。兄弟の中で「より冷静」です。「バニースカウト」の一員。
※この「ルビー (Ruby Bunny)」の解説は、「マックスとルビー」の解説の一部です。
「ルビー (Ruby Bunny)」を含む「マックスとルビー」の記事については、「マックスとルビー」の概要を参照ください。
ルビー
出典:『Wiktionary』 (2021/07/31 13:47 UTC 版)
名詞
ルビー
発音(?)
- る↘びー
語源
- 英語 rubyより。
類義語
語義1:
上位語
語義1:
翻訳
語義1:
- アフリカーンス語: robyn (af)
- アラビア語: يَاقُوت (ar) 男性
- アストゥリアス語: rubín (ast) 男性
- アゼルバイジャン語: yaqut (az), rubin (az)
- ベラルーシ語: рубі́н (be) 男性
- ブルガリア語: руби́н (bg) 男性
- カタルーニャ語: robí (ca) 男性
- クリミア・タタール語: yahut (crh), qan taş (crh)
- チェコ語: rubín (cs) 男性
- ウェールズ語: rhuddem (cy) 男性
- デンマーク語: rubin (da) 通性
- ドイツ語: Rubin (de) 男性
- ギリシア語: ρουμπίνι (el) 中性
- 英語: ruby (en)
- エスペラント: rubeno (eo)
- スペイン語: rubí (es) 男性
- エストニア語: rubiin (et)
- ペルシア語: یاقوت (fa) (yâqut)
- フィンランド語: rubiini (fi)
- フェロー語: rubinur (fo) 男性
- フランス語: rubis (fr) 男性
- アイルランド語: rúibín (ga) 男性
- ガリシア語: rubí (gl) 男性
- スコットランド・ゲール語: rubaidh (gd)
- ヘブライ語: אֹדֶם (he) (ódem) 男性
- ヒンディー語: माणिक्य (hi) (māṇikya), याकूत (hi) (yāqūt)
- ハンガリー語: rubin (hu)
- アルメニア語: սուտակ (hy)
- アイスランド語: rúbín (is) 男性
- イタリア語: rubino (it) 男性
- グルジア語: ლალი (ka), ბადახში (ka)
- カザフ語: рубин (kk), лағыл (kk)
- クメール語: ត្បូងទទឹម (km) (tboong tɔtɨm)
- 朝鮮語: 루비 (ko)
- レズギ語: лаал (lez)
- リトアニア語: rubinas (lt) 男性
- ラトヴィア語: rubīns (lv) 男性
- マオリ語: rūpi (mi)
- モンゴル語: бадмаараг (mn)
- マレー語: delima (ms)
- ビルマ語: ကျောက်နီ (my)
- オランダ語: robijn (nl) 男性
- ノルウェー語: rubin (no) 男性
- ポーランド語: rubin (pl) 男性
- ポルトガル語: rubi (pt) 男性
- ルーマニア語: rubin (ro)
- ロシア語: руби́н (ru) 男性
- 北サーミ語: රතුකැට (si)
- セルビア・クロアチア語: рубин (sh) 男性, rubin (sh) 男性
- スロヴァキア語: rubín (sk) 男性
- スロヴェニア語: rubin (sl) 男性
- アルバニア語: rubin (sq) 男性
- スウェーデン語: rubin (sv) 通性
- スワヒリ語: yakuti (sw)
- テルグ語: కెంపు (te)
- タジク語: ёқут (tg)
- タイ語: ทับทิม (th)
- タガログ語: rubi (tl)
- トルコ語: yakut (tr)
- ウクライナ語: рубі́н (uk) 男性
- ウルドゥー語: ياقوت (ur) (yāqūt)
- ウズベク語: yoqut (uz)
- ベトナム語: hồng ngọc (vi)
- ヴォラピュク: rubain (vo)
- アングロ・ノルマン語: rubis (nrf) 男性
- イディッシュ語: רובין (yi) (rubin) 男性
- 中国語: 紅寶石 (cmn), 红宝石 (cmn) (hóngbǎoshí)
「ルビー」の例文・使い方・用例・文例
- 近ごろ、ノンアルコールビールやカフェイン抜きのコーヒーをよく見かける。
- どうすればルビーを手に入れられますか?
- どうやったらルビーが手に入りますか?
- お車を運転される方にはノンアルコールビールをご用意しています。
- キルビーは1948年のギリシャ国民投票にエメット理論を適用した。
- ルビーを指輪にはめ込む.
- 指輪にルビーをはめこむ.
- ルビーレッドを作る
- 赤いルビー色をつける
- 濃くのあるルビーポート
- ダイヤモンド、サファイア、ルビーおよびエメラルドは宝石である
- 彼女の価値はルビーをはるかに超えている
- シェルビーンとして生で食べるか、乾燥する
- 米国の電気技師で、テープ録音における背景雑音を減少させるドルビー・システムを考案した
- カットして研磨した透明なルビー石で高価な宝石として認められている
- ルビースピネルの紫のもの
- ルビースピネルの薄いばら色のもの
- ルビースピネルの黄色またはオレンジ色のもの
- ソルビーという人
- ルビーという活字の大きさ
- ルビーのページへのリンク