ショウシとは？ わかりやすく解説

読み方：しょうじ

《「しょうし」とも》

１ あまり見られぬほどすばらしいこと。

「ことがらも希代の—にてありき」〈後鳥羽院御口伝〉

２ 異常な出来事。

「この事、天下(てんが)においてことなる—なれば、公卿僉議(せんぎ)あり」〈平家・一〉

読み方：しょうし

中国、戦国時代の法家の書。秦の商鞅(しょうおう)とその後の法家の政治・兵学論をまとめたもの。全29編のうち24編が現存。商君書。

読み方：しょうし

［名］(スル)《なめて食物の味をたしかめる意から》ためしてみること。経験してみること。

「人民一旦其自由を得て之を—する」〈箕作麟祥・明六雑誌一四〉

読み方：しょうし

将軍と兵卒。将校と兵士。

読み方：しょうし

１ 簡単にまとめた歴史。略史。「日本開化—」

２ 作家などが自分の筆名・雅号の下につける語。「紅葉—」

３ 中国、周代の官職で、書き役。書記。

読み方：しょうし

［名］

１ 子供。

２ 律令制で、4歳以上16歳以下の男子の称。

［代］

１ 一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。小生。

「—近頃閑暇の折柄」〈逍遥・当世書生気質〉

２ 二人称の人代名詞。目上の者や師匠が目下の者や弟子をいう語。

「先生曰く、—しるせ、我その語を伝へん」〈洒・雑文穿袋〉

読み方：しょうし

１ 仏語。具足戒を受けてから10年たたない者。

２ 自分の師を、他に対してへりくだっていう語。

「としごろ孝道をば、—につけまゐらせたる事にて候」〈著聞集・一五〉

読み方：しょうし

小さなきず。また、ちょっとした欠点や過失。「逸品の—を惜しむ」

読み方：しょうし

律令制で、神事の前1日間を斎戒して行う祭祀。相嘗(あいなめ)の祭・鎮魂祭・鎮花祭・道饗(みちあえ)の祭の類。→大祀 →中祀

読み方：しょうし

小さなほこら。小さな社(やしろ)。

読み方：しょうし

１ 小さな紙。紙きれ。

２ 自分たちの新聞をへりくだっていう語。

読み方：しょうし

《particle》西欧語で品詞の一として立てられることがあるもの。接続詞・副詞・前置詞などの不変化の語をいい、また、接頭辞・接尾辞をさすこともある。

読み方：しょうし

１ 小さな雑誌。小型の雑誌。

２ 発行者が自分たちの雑誌をへりくだっていう語。

読み方：しょうし

律令制で、神祇官(じんぎかん)・太政官(だいじょうかん)の主典(さかん)のうち、大史の下に位するもの。

読み方：しょうし

１ 生まれる子供の数が少ないこと。「—化」

２ いちばん年の若い子。末子。

読み方：しょうじ

《「しょうし」とも》

１ 明治・大正時代の、宮中女官の最高の官名。

２ ⇒ないしのかみ（尚侍）

読み方：しょうし

《「礼記」祭義から。「歯」は年齢の意》老人を尊敬すること。敬老。

読み方：しょうし

琉球王国の王統。15世紀初頭に尚巴志が沖縄本島を統一（第1尚氏）、1470年新王朝に代わり（第2尚氏）、以後、中国と島津氏に属して明治まで続いた。

読み方：しょうし

紙をすくこと。かみすき。

読み方：しょうし

ガラス質の火山岩に含まれる微細な結晶粒。

読み方：しょうし

まつかさ。まつぼっくり。

読み方：しょうし

「まつやに」に同じ。

読み方：しょうし

真夜中。午前零時。太陽が地平線下で子午線を通過する時刻。

読み方：しょうし

［名］(スル)あせって、心を悩ますこと。焦慮。「遅々たる進歩に—する」

読み方：しょうし

［名］(スル)焼け死ぬこと。「火事に逃げ遅れて—する」「—者」

読み方：しょうじ

《「しょうし」とも》

１ 生きることと死ぬこと。生と死。「—を共にする」

２ 仏語。衆生(しゅじょう)が生まれては死に、死んでは生まれる苦しみ・迷いの世界。輪廻(りんね)。

３ 死ぬこと。死。

「—の到来ただ今にもやあらん」〈徒然・四一〉

読み方：しょうし

１ 律令制で、式部省が大学・国学から推挙された者に対して行った官吏任用試験。

２ 中国の唐・宋時代、尚書省礼部で郷試の及第者に課された官吏登用試験。及第者を貢士という。後世の会試にあたる。

読み方：しょうし

ガラスのこと。

読み方：しょうし

［名・形動］《「勝事」からか》

１ ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。「—の至り」「—の沙汰」「—なことを言う」

２ 気の毒に思うこと。また、そのさま。

「老の歩みの見る目—に」〈露伴・五重塔〉

３ 困っていること。また、そのさま。

「あら—や、この御文の様も、頼み少なう見えて候」〈謡・熊野〉

４ 恥ずかしく思うこと。また、そのさま。

「ほんにまあわしとした事が、始めての付け合ひになめたらしい、おお—」〈浄・嫩軍記〉

読み方：しょうし

代金・手数料などを支払ったことや品質・数量などを証明するために、商品や書類にはりつける紙。「所定の—をはる」「酒税—」

読み方：しょうし

古代、詔書を諸国・諸司に伝達した使者。

読み方：しょうし

褒め言葉。賞辞。

読み方：しょうし

［名］(スル)功績などを賞して物を与えること。また、そのもの。

「十五歳にして銀の匾円(メダル)を—せらる」〈中村訳・西国立志編〉

読み方：しょうし

功績を褒めたたえる言葉。頌辞。

読み方：しょうし

功績を褒めたたえる詩。