cock
「cock」とは、雄鶏・蛇口・撃鉄のことを意味する英語表現である。
「cock」の基本的な意味
「cock」とは英語の名詞・動詞である。名詞「cock」として、「雄鶏」「雄鳥」「風見鶏」、水道の「蛇口」「栓」、重火器などの「撃鉄」「打金」といった意味を表す。ただしスラングとして使用されると「男性器」「陰茎」といった意味を持ち、使用頻度も高い。そのためフォーマルな場面で「cock」が用いられることはほとんどない。名詞「cock」として、頭や首を「かしげる」「傾ける」、頭や眉を「上げる」、銃の撃鉄を「引く」、帽子を「斜めにかぶる」といった意味を表す。「cock」の覚え方として、「コック(cock)、コックと雄鶏が鳴いている」などの語呂合わせが挙げられる。「cock」の語源
「cock」の語源は、「雄鶏」を意味する中世ラテン語の名詞「coccus」から来ている。「coccus」は雄鶏の鳴き声をそのまま名詞にしたものと考えられている。「coccus」から古英語の名詞「cocc」を経由して、中英語の名詞「cock」となった。また古フランス語の名詞「coc」、現代フランス語の「coq」、古ノルド語の「kokkr」も関連がある。「cock」の発音・読み方
「cock」の発音記号は、アメリカ英語で「kɑ́k」、イギリス英語で「kɔ́k」と表記される。「cock」の読み方をカタカナで表記すると、アメリカ英語で「カク」、イギリス英語で「コク」になる。「カク」の「カ」の部分、「コク」の「コ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「cock」の使い方・例文
「cock」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・Every morning I wake up to the crowing of cocks.(私は毎朝雄鶏の鳴き声で目が覚める)
・Many times during the war she cocked a gun on people.(戦争中、彼女は何度も人に向かって銃の撃鉄を引いた)
・Before you leave the house, be sure to turn off water cocks!(家を出る前に、必ず水道の蛇口を締めてくれ!)
・There was a noise outside, and he cocked his eye.(外で物音がしたので、かれはちらっと目を向けた)
・He always cock up.(彼はいつもヘマばかりする)
「cock」の活用変化一覧
名詞「cock」の複数形は、「cocks」である。動詞「cock」の活用形は、三人称単数現在形が「cocks」、現在分詞が「cocking」、過去形が「cocked」、過去分詞が「cocked」と変化する。「cock」を使用した熟語
「cock up」とは
「台無しにする」「ヘマをする」といった意味を表す。また「cock-up」で、「ヘマ」「ドジ」といった意味を指す。
「game cock」とは
「軍鶏」「闘鶏」「シャモ」といった意味を指す。
「cock-a-hoop」とは
「有頂天で」「得意顔で」「大威張で」といった意味を持つ。
「cock an eye」とは
「ちらっと目を向ける」「目を利かせる」といった意味である。また「cockeyed」で、「馬鹿げている」「非現実的な」「歪んでいる」といった意味を指す。
「cock of the walk」とは
「ガキ大将」「お山の大将」「ボス」といった意味を表す。直訳すると「囲いの中にいる雄鳥」となる。
「cock and bull story」とは
「眉唾な話」「支離滅裂な話」「でたらめな話」「作り話」といった意味である。「bull」は「雄牛」を意味する。「cock and bull story」の起源には、ロンドンとバーミンガムに「The cock」と「The bull」の2つの宿屋に宿泊する客がほら話を競っていたという説と、フランス語のことわざ「du coq à l'âne(雄鶏からロバまで)」を英語にしたという説がある。
「cock a snook」とは
「相手を馬鹿にする」「嘲笑する」「軽蔑的な仕草をする」といった意味を表す。また親指を鼻の頭に付けて、相手をからかう仕草も「cock a snook」である。
「cock a leg」とは
犬が片足を上げて「おしっこをする」を意味する。
「cock」に関連する用語
「cocktail」とは
お酒を混ぜ合わせて作る「カクテル」のこと。「cocktail」の語源は、アメリカのバーの女主人がカクテルに雄鶏(cock)の尻尾(tail)を挿して提示していたとする説や、メキシコの少年が雄鶏の尻尾に似た木の枝でカクテルを作っていたとする説などがある。
「cock-a-doodle-doo」とは
雄鶏の鳴き声「コケコッコー」を英語で表現したものである。
コック【cock】
コック【(オランダ)kok】
こっ‐く〔コク‐〕【刻苦】
コック cock
コック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/08 21:14 UTC 版)
コック
- (cook) w:Cook
- コック (職業)(元は蘭: kok、デンマーク語: kok)- 職業として調理を行う料理人
- コック (家事使用人)
- 英語圏の姓や地名などとしての「Cook」は、クック (曖昧さ回避)を参照。
- (cock) w:Cock
- (Koch)
関連項目
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コック(コックン、プランク(フライパンを投げた時))
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 02:54 UTC 版)
「星のカービィ 鏡の大迷宮」の記事における「コック(コックン、プランク(フライパンを投げた時))」の解説
1回限りの使い捨て能力。画面内のザコ敵もしくは倒した状態の中ボスを全て体力回復アイテムに変えてしまう。敵のいない場所では何も起きないが、その場合は能力を使用したことにはならないため、次回まで能力は温存される。
※この「コック(コックン、プランク(フライパンを投げた時))」の解説は、「星のカービィ 鏡の大迷宮」の解説の一部です。
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コック
「コック」の例文・使い方・用例・文例
- 乗客は許可なくしてコックピットに入ることはできません
- ヒッチコックの映画作家としての活動期間は40年以上にわたった
- コック長
- コックはローストビーフを厚く切り取った
- 私たちはバンコックを出発した
- 彼は肉料理専門の料理店のコックだ。
- コックピットの流線形のおおいに小さなひびが入っていた。
- あなたはコックを雇った方がよい。
- コックになりたいです。
- 彼は将来コックになろうとしている。
- 責任はコックにある。
- 私は父が立派なコックであることを誇りに思っている。
- 私はコックです。
- 私の兄はコックになった。
- 健二はコックになることに決めた。
- さっきの授業で、お前コックリコックリしてただろ。
- コックは家族に長年仕えた。
- コックはその肉を焼いた。
- コックとして彼は別格だ。
- コックさんは少しもかけていない。
コック)と同じ種類の言葉
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