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2009
02.25

もうちょい。

Category: 仕事
こんなです。


今回は屍姫というフォーマットを借りてヒーローものや円谷特撮、ヒッチコックなど好きな映像感覚を詰め込んだ感じになりました。
それでいて作品全体のテーマもあってかなりシリアスな一本になってると思います。
クライマックス前の一本として、その役割をどれだけ果たせるか。
ボクの仕事は22話以降をどれだけ楽しめるものに出来るかにかかっています。

今日、初のラッシュチェックがあります。

現場的には若手原画マンとガップリ組む、というのと「グレン」以降の撮影部と組むというのが大きなテーマでした。
いや。でした、じゃなくて、です。
まだやってるからね。

作監だけ、絵コンテまででは味わえない楽しみが演出にはあるので、これからたっぷり楽しもうと思ってます。
時間は押してるけどね。


追記↓


リンクした「屍ブログ」の写真にあるスケジュール表について。

10年程前のことになります。
某「重力を描ききるアニメーター」で監督の0氏からの頂き物なのです。
ビンゴで当たったんだけどね。
スケジュールを守れないボクにたまたま当たったんですよ。
Oさんの「平松さんにピッタリですね!」というありがたいお言葉も忘れられません。

それなのに掲示する場がなくて長いこと埃をかぶっておりました。
2年ほど前ようやく場所が出来て自分の所在と行動予定を書き込むために机の横に設置いたしました。
そしたら会社の悪ガキ二人組が寄ってたかってイタズラ描きを始めたのです。
「この罰当たりめ!」
でも消すのはもったいないのでそのまま。

放っといたら定着して消えなくなっちゃいましたとさ。

Oさんごめんなさい。
ちゃんと使ってますよ。


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コメント
22話楽しみですね。
ヒーローもの、円谷特撮、ヒッチコックの元ネタを探ってみたいと思います。(笑)

ガイナの撮影部というと撮影チーフの諸橋さん。
『グレン』DVD25話でのオーディオ・コメンタリーでいい味?を出していて好きになりました。(笑)
『グレン』の「撮影虎の穴」を見るとアニメ作りってホント大変だな~と思います。
作画とかはなんとなく素人でも分かるんですが(偉そうでスミマセン)撮影となると宮崎 駿さん作品関係の「THE ART OF ○○」とかの本での情報しか素人には分かりませんからね。
特に昨今はデジタルなので撮影でいろいろできちゃうんですね。(驚)
そういえば『グレン』DVD22話オーディオ・コメンタリーでの今石監督のタタキ話は面白かったです。(笑)

なにか最後の方はとりどめない話?になってスミマセンでした。
みかんdot 2009.02.26 03:18 | 編集
*みかんさん

>元ネタ
あ。一つ書き漏れ…てたけど書かないでおきますね。

いずれにしてもどこがどう、というモノはないと思います。
ヒッチコックネタはわかりやすいかもしれないけど。

>デジタル撮影
いろいろできるようになったのは良いんですが、最後の行程ゆえに
時間が押してしまうのが辛いところです。
なんとかなってしまうことに我々アニメーター・演出も制作も甘えてはいけないと思うんですが。

光と空気を作り出すのが撮影。
紙の上の「絵」を「映像」に昇華させる重要な仕事です。
もっと評価され環境も整えなければ作品の質の確保だけでなく多様性を狭めてしまうのでは?と考えてます。

ともかく、がんばりまっす。
ヒラマツdot 2009.02.27 10:19 | 編集
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