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2014
03.14

「考えてみること」

Category: 政治・社会
地震の話が続きます。
昨日未明に瀬戸内で地震がありました。
けが人が出てるし建物の被害も結構あるようだ。

調べてみると、1596年の慶長伊予地震の3日後、慶長豊後地震が発生(それぞれM7.0)、その後9年間、慶長の大地震と呼ばれる連続地震に発展している。
今回の場合、3年前の東北地方太平洋沖地震から静岡東、伊予と逆順で西へ移動してるみたいに見える。
尤も、2011年以降北海道から九州まで連発してるのでその一部とも思える。
即座に東南海地震の前兆とは言えないんだろうけど、対策を急がないとヤバイ。

5月に作成される国土強靭化基本計画は本当に重要です。
国民が「公共事業は悪」という なんとなくな集団心理 から抜けられれば、被害を小さくする取組みが加速できると思います。

産業や生活の安定に欠かせないのは電気です。
電気が不安定ですと生産業は発展できなくなりますし縮小したり海外に逃げて行ったりします。
つまり我々国民の所得を減らしてしまうわけですね。
デフレ不況と電力の不安定はダブルパンチ以上の悲劇をまねきます。
「経済が大事というが、命の方が大事だから節電を」という意見は一部しか見ていないのでは?と思わざるを得ません。
公共施設や病院、介護施設など電気の不安定が命にかかわる場合もあります。

2月の発受電電力量、大雪で4カ月ぶり前年超え
『電力10社合計の発電の内訳によると、国内で唯一稼働していた関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が昨年9月に定期検査のため停止したため、「原子力」は5カ月連続のゼロ。代替する「火力」が5・9%増の614億1千万キロワット時で、2月としては過去2番目となった。』

基幹電源を輸入燃料に頼っているために4兆円近いお金が余分にかかっています。
日本は燃料を”買わざるをえない”ので売る方は値段を下げません。日本は良いカモなのです。
なぜでしょうか?

特に夏と冬、普段の生活にすらギリギリの状態が続いているこの3年。
電気は足りていません。
国土強靭化のための事業にはお金も電気も必要です。
デフレ不況から脱却して所得を増やし社会保障を安定化させるためにも十分な電気は必要です。
想定されている大地震に備えるために、被害を少なくするために、どうするのが良いんでしょうか?

日常生活の時間から少しだけ割いて、少し調べて、少し考えてみれば、何が必要か見えてくるんじゃないでしょうか。


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