一年ぶりのフェスティバルホール

フェスティバルはほぼ一年ぶり。
演目はいずれもロシアの作曲家のもの。
名前も知らなかった作曲家リャードフの管弦楽曲(交響詩)、あとは大家の作品で、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲と、ラフマニノフの交響曲。
どれも今まで聴いたことがない。
どちらかというと聴衆を集めにくそうな作品ばかりだけれど、定期演奏会は年間会員とかも居るし、ヴァイオリンの諏訪内晶子の人気もあるのだろう、ほとんど満席(同じ演目の2日目はチケット完売になっている)。
今回の演目は、時代的にはやや近い作曲家がならんでいて、ストラヴィンスキーとも重なるけれど、今まで聴く機会はなかった。誘われたから行ったけれど、自分から進んで行くかときかれたら、Noだろう。
そして、聴き終わって、もう一度聴きたいか、CDが欲しいかと言われたらビミョー。
リャードフはこれで終わりか、とまぁ可もなく不可もなく終わる。
プロコフィエフは、ヴァイオリンが引っ張ってる感じで、それはたしかに聞かせるけれど、なんだかオケ全体としてはバラついた感じ。
そしてラフマニノフ、んー、聞いたような旋律が歌われるところは落ち着くとも思うけれど、どうもややこしい。感想としては、作曲家より演奏家のほうが偉い!というところ。作曲家は紙の上の作業では。
ということで、今まで聴いたことがなかったけど、聴いてなくても人生に損失はなかったかなというのが正直なところ。

これは、3.11ということで特別。指揮者が最近行った仙台の様子など、復興はまだまだという話をした後。
さすがに拍手をためらう。
実は、はじめに何かするかなと思っていた。職場では黙祷をしていた。
休憩時間には、フェスティバルではいつもするように、ビュッフェで白ワイン。
白ワインの写真は撮ってないが、どういうメニューがあるか、備忘のため、メニューの写真をアップ。
といっても、結局、次に行く時もワインを飲むんだろうな。

辛いものとかもあるようだが、デフォとおもわれるとんこつ。
くせがなく、とんこつ臭さも少ない。
背油がたっぷり入っているが、これで普通。「たっぷり」、「普通」、「少なめ」、「なし」から選べる。
少し甘いので、黒七味を足して刺激をつけた。
チャーシューはトロトロで分厚い。脂身のところはや豚臭いけれど、悪くない。
まぁ、久しぶりのコンサートを楽しませてもらったということでした。