楽器をオーバーホールに出した
昨日、意を決して楽器をオーバーホールに出した。
去年12月に知り合いから譲ってもらったもので、フランツ・メナート製作のかなり古い楽器。
吹き心地は良いのだけれど、知り合いは長く使っていなかったから、コルクが劣化して、演奏中にボロボロと崩壊したりした。それで修理というより全体調整をしてもらうほうが良いと考えていたけれど、オーバーホールには相当の費用がかかるので、判断を先延ばしにしてきていた。
だけれども、虫歯と同じで放っておいても良くなるわけではないし、私があと何年ぐらい吹けるか考えたら、やるなら早いほうが良いということで、昨日は特に予定もないし天気も良かったので、楽器修理専門店へ持ち込むことにした。
先生に教えてもらっていた専門店に依頼しようと思って、堺筋本町にあるその店へ行ったのだが、店(というのはあたらない、ビルの中の工房らしい)に行ったら、ビルの入口が施錠されている。電話をしても営業時間外の音声が流れるだけ。
この店は大阪市内にもう一店、上本町にあるので、そちらへ電話すると、営業中とのことで、堺筋本町から谷町九丁目へ地下鉄で移動。うえほんまちハイハイタウンの2階にある店。
ドアを開けると、せいぜい10畳ほどの店内に、店員(といっても修理技術者)が一人、カウンター兼修理机に座っていた。
さきほど電話した者です、本店が休みなのでこちらへ来ましたと告げて、楽器を見せた。
フランツ・メナート、今まで見たことないとのこと。
この楽器は特殊なキー(G-Aトリルキー)が付いているし、右手はリングキーだが左手はカバードキーという変わりもの。店員がいろいろ見ていたが、とにかく本店に粗い見積もりを聞いてみるとのこと。
楽器を預けて、店を出、帰りの電車に乗っていたら、すぐに店から連絡があって、粗い見積もりでは13万円から20万円ということだった。私の心づもりでは、普通の楽器で15万円ぐらいが相場だから、まあ妥当な価格だと思う。この後、工場のほうで細かくチェックして精確な見積もりを出すとのこと。
精確な見積もりが出てから断ることもできるようだが、とにかく完全な状態の楽器にしたいので、多少高くても依頼するつもりだ。
仕上がりまで1ヵ月ぐらいかかるとのこと。
いくらかかるのか、完全な状態になるのかという不安も抱えながら待つことになる。
去年12月に知り合いから譲ってもらったもので、フランツ・メナート製作のかなり古い楽器。
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だけれども、虫歯と同じで放っておいても良くなるわけではないし、私があと何年ぐらい吹けるか考えたら、やるなら早いほうが良いということで、昨日は特に予定もないし天気も良かったので、楽器修理専門店へ持ち込むことにした。
先生に教えてもらっていた専門店に依頼しようと思って、堺筋本町にあるその店へ行ったのだが、店(というのはあたらない、ビルの中の工房らしい)に行ったら、ビルの入口が施錠されている。電話をしても営業時間外の音声が流れるだけ。
この店は大阪市内にもう一店、上本町にあるので、そちらへ電話すると、営業中とのことで、堺筋本町から谷町九丁目へ地下鉄で移動。うえほんまちハイハイタウンの2階にある店。
ドアを開けると、せいぜい10畳ほどの店内に、店員(といっても修理技術者)が一人、カウンター兼修理机に座っていた。
さきほど電話した者です、本店が休みなのでこちらへ来ましたと告げて、楽器を見せた。
フランツ・メナート、今まで見たことないとのこと。
この楽器は特殊なキー(G-Aトリルキー)が付いているし、右手はリングキーだが左手はカバードキーという変わりもの。店員がいろいろ見ていたが、とにかく本店に粗い見積もりを聞いてみるとのこと。
楽器を預けて、店を出、帰りの電車に乗っていたら、すぐに店から連絡があって、粗い見積もりでは13万円から20万円ということだった。私の心づもりでは、普通の楽器で15万円ぐらいが相場だから、まあ妥当な価格だと思う。この後、工場のほうで細かくチェックして精確な見積もりを出すとのこと。
精確な見積もりが出てから断ることもできるようだが、とにかく完全な状態の楽器にしたいので、多少高くても依頼するつもりだ。
仕上がりまで1ヵ月ぐらいかかるとのこと。
いくらかかるのか、完全な状態になるのかという不安も抱えながら待つことになる。
【追記】(2023.4.11)
業者から連絡があって、精確な見積価格は159,000円(税込)、所要日数は30日程度とのこと。
タンポン交換、キーコルク(フェルト)交換、ヘッドスクリューコルク交換など、いわゆる消耗部品はすべて交換である。
先生には、この業者はしっかりしてるけど料金はちょっと高めといわれていた。なので、覚悟していた価格(15万+税)より若干安くなったのでありがたい(20万とか言われたらどうしようと思っていた)。