ちゃんと買いました、藤田真央のモーツァルト

e-onkyo_mao-fujita_mozart.png 先日「天衣無縫とはこのことか」の記事で書いた藤田真央さんのモーツァルト。

記事はAmazon musicで聴いて書いたが、その記事で、氏を応援する意味で、CDかネット配信の購入も考えていると書いた。
CDの品位は16bit/44.1kHz、e-ONKYOのネット配信は24bit/96kHzである。

結局、e-ONKYOのネット配信のほうを選択した。
CDのほうが物として存在感があるわけだが、ネット配信を選んだ理由は、そちらのが若干安いということもあるが、値段はあまり気にしていない。なぜならAmazon musicでもいつでも聴けるわけで、ただ聴くのならそもそも買う必要すらない。

後で調べると、AmazonならCDのほうが随分安かった、失敗失敗。


ネット配信にしたのは、Amazon musicが24bit/96kHzのULTRA HDで配信していて、CDはそれより(理論上)品位が落ちるのはどうかと思ったことと、同じ品位で(多分同じソース)、ダウンロードされた音源とネット配信に差があるのか、ちょっと比べて見たかったから。

それでダウンロードして早速聴いてみた。
理屈では同じ音になるのだと思うのだけれど、なんとなくダウンロードした音源のほうがくっきりしているような気がした。気持ちの問題だろう。
以前、LPレコードで、プレイヤーを買い替えて、ターンテーブルのトルクが強くなったとき、カートリッジは同じものを使っているのだけれど、トルクの強い新しいもののほうがくっきりした感じになったのだが、それと似た感じ。
もちろんLPレコードプレイヤーの場合、トルクの大小は実際に音に影響を与えるといわれていた。ピックアップの針はレコード盤に微かでも抵抗を与える。トルクが小さければそれはターンテーブルの回転をふらつかせることになるから、その分、音にも悪影響を与える。

デジタル音源の場合、そういうことはないと思うのだけれど、ネット配信の場合はPCはネットアクセスと再生の2つの仕事を同時にしているわけだから、その分負荷がかかっているのかもしれない。もちろんそれでもデコーダーに送られるデータは同じだから、音が違うはずはないのだけれど。

CDの場合、CD記録面に少々キズがあっても、エラーコレクションや再読み込みなどがされる(本当かどうか知らない)が、DACにデジタルデータが送られる場合はそういうことはされないという話をきいたことがあるのだが本当だろうか。


Amazon music ultimateを契約して、これでもう個々の楽曲にお金を出してCDやらネット配信を購入することはないと思っていたのだけれど、やっぱりこれはという演奏には、投げ銭のようなつもりで購入したわけだ。
もっとももしSACDで販売されていたら、そっちを買っただろうな。

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