あれだけ騒がせて200円か

KDDIの通信障害、契約者全員に一律200円の補償 総額75億円
 携帯電話大手KDDIは29日、大規模な通信障害について3655万人の契約者全員に一律200円を返金すると発表した。9月以降の請求額から差し引く。音声サービスのみの契約者278万人には約款に基づき基本料金の2日分相当額(平均100円程度)も返す。返金総額は合計で約75億円に上り、過去最大規模になるという。
朝日新聞デジタル 2022年7月29日
去る7月2日から4日にかけて発生した、au(KDDI)の通信障害で、業者が補償というのか詫び料なのか、返金を行うことが報道されている。

事業者のウェブサイトにもこのことが、障害の状況説明とともに掲載されている。

7月2日に発生した通信障害について


私も家人も同じMVNOを利用(契約は1つでシェア)しているが、私はdocom回線利用、家人はau回線利用である。
障害発生時に、家人は入院中だったのでau回線が使えないと困ったことになったわけだが、家人との通話(LINE)は使えていた。
また、楽天モバイルも契約しているから、楽天の基地局がないところはau回線を利用することになるが、こちらは障害期間中、利用しなかった。

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朝日新聞から
回線契約というのは一日使えないことがあれば返金という条項が入っているものが多いように思う。今回のauの障害でも多分、契約に基づく補償が発生するだろうなと思っていた。

ではあるけれど、どの回線がどの期間不通となったのかを完全に把握できているのだろうか。セル無線システムでは、一つの基地局が複数の端末のサービスを行うが、つながりにくい、あるいは速度が遅いということはよく起こるわけだが、呼損が発生したかどうかはコールしなければ把握しようがないと思うのだが。

コールしたとしたら呼損が発生しただろう状態の端末でも、コールしなければ呼損は発生しない。使わなかったから補償対象にもならないということなのだろうけど。


そういうこともあるのか、事業者は約款に基づく補償だけでなく、契約者全員に詫び料を出すということになったようだ。
それはそれで正しい姿勢だと思う。
のだけれど、200円という金額は、あれだけ迷惑をかけておいてこの金額!?と考える人もいるのではないだろうか。この金額はどうやって決めたんだろう?

今回、家人のau回線はつながっていたから言えた義理じゃないが、MVNO契約の場合は、補償・詫び料の対象にはならないんだろうな。

KDDI傘下のMVNOなんだけれど。


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