2017年5月14日

Azure Database for PostgreSQLにアクセスしてみた

5/11のMicrosoft Build 2017で、PostgreSQLのDBaaSがAzureで提供されることが発表されました。
現時点ではプレビューのようですが、ちょっと興味があったので軽く触ってみました。

ちなみに、Azureは普段使っていないのでそんなに詳しくありません。

■PostgreSQLのリソースを作成する


まず、Azureのダッシュボードで「PostgreSQL」と検索すると、PostgreSQLのリソースが出てきます。

2017年5月9日

Hecatoncheir: The Data Stewardship Studio 0.8を公開しました

本日、「Hecatoncheir: The Data Stewardship Studio」という最近開発していた新しいツールをOSSとして公開しました。
本ツールは、データベースのメタデータおよび実データの統計情報やプロファイルを用いることで、データ品質マネジメントおよびデータガバナンスを実施するデータスチュアードを支援することを目的としたソフトウェアです。

既に某所のデータウェアハウスのシステムの周辺で稼働しています。

本エントリでは、このツールの紹介をさせていただきます。(本ツールはPostgreSQLにも対応しております)

■本ツールを開発した背景


最近は、データウェアハウスの設計から構築、データマネジメント(ガバナンスやスチュアードシップと呼ばれることもありますが)を手掛けることが多くなってきました。

データベースエンジニアですから、新しい情報系システムの領域であってもテクニカルな作業もそれなりにこなせるのですが、いくつかの案件を手掛ける中で気付いたことがありました。

それは、どのような局面であっても、データの調査や確認のために同じような作業(クエリの実行など)を何度も何度も繰り返して行わなければならない、ということです。そして、データは日々変化していくため、そのタスクを毎日のように繰り返さなければなりません。