OFF TIME（オフタイム）の成功脳発想こりゃすごい・・・既存薬にがん幹細胞を殺す作用を発見！

こりゃすごい・・・既存薬にがん幹細胞を殺す作用を発見！

★皆さん、すごい報告を読みました。
　がんの幹細胞を殺せるかも知れません。
　そうすれば、
　再発もなくがんを完治させることができるようになります。

●これを報告したのは、
　慶応義塾大学の永野修講師らの研究チームです。

●研究チームは
　活性酸素を増やす作用があり、
　がん幹細胞も殺せる
　薬剤を探索し、
　約１５００種類の中から

　　　「ピモジド」
　という化合物を見出しました。

●実は、この「ピモジド」という化合物は、
　統合失調症の治療薬として使用されている薬剤なのです。

●実験では、
　人のがんの細胞移植されたマウスを用い、

　移植されたがん細胞中のがん幹細胞の比率が
　薬剤により変化するかを調べたところ、

●マウスに毎日１ミリグラムを約１カ月与えると、
　がん幹細胞の比率は、
　投与前の約２０％から、
　投与後には、
　約７％へ
　激減したそうです。

　すごい・・です！

●しかも、
　効果が見つかった「ピモジド」が既存薬である
　・・という点も重要なキーポイントです。

●既存薬なら、すでに基礎的なデータが揃っており、
　また、
　人での使用経験もありますから、

　医薬品としての認可を受ける期間を
　大幅に短縮することができるのです。

●つまり、
　医薬品としてすぐに使えるようになるかも知れないのです。

●さらに、
　研究チームは、
　　　「スルファサラジン」
　という既存薬にも同様の効果を見出しているそうです。

　この化合物は、
　大腸炎や関節リウマチなどの治療薬です。

●研究チームは、
　ピモジドとスルファサラジンは
　がん幹細胞の異なるたんぱく質を標的にするため、

　併用すれば
　相乗効果が期待されると考えているそうです。

　いやぁ～、私もそう思います。

●この併用療法は、
　併用するそれぞれの薬剤の量を下げることができるので、
　副作用を軽減できる上、
　効果はさらに強力になるのですから、
　本当に期待できます。

●是非、実用化してほしいと思いますし、
　効果次第では、
　ノーベル賞にも値するほど、
　人類に貢献する発見だと思います。

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●戦略思考トレーニング2 (日経文庫)
　　　鈴木貴博 (著)

　　　　　　