お勧めの一冊『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
私の読んだ本の中から、お勧めの一冊をご紹介しています。
【お勧めの一冊】 AI vs. 教科書が読めない子どもたち
▽今回ご紹介するのは、 AI vs. 教科書が読めない子どもたち 新井 紀子 (著) です。
▽すでの多くのメディアや、 あの林先生もTVで推薦したので、 ご存知の方も多いと思いますが、
まだ、お読みではない方は、是非、読んでみてください。 衝撃の内容です。
▽あまりAIに興味のない方は、 第3章 教科書が読めない――全国読解力調査 ・・からお読みになっても良いと思います。
▽引き込まれてしまいますよ!
▽この本では、 現在の中、高、大学生の読解力が危機的な状況であることを 紹介しています。
▽全国2万5000人の学生で、基礎的読解力を調査した結果、 3人に1人が、簡単な文章すら読めない ・・という実態が明らかになったのです。
▽この本の中には、 学生たちに出された問題もたくさん紹介されていますから、 是非、皆さんも挑戦してほしいのです。
▽多分、そんなに苦労せずに解けるはずです。
▽むずかしい数学の知識や公式など必要ありません。 ただ、問題文をじゅぶんに理解できれば、 中学生レベルなら解ける内容です。
▽中学の1年から3年生、高校の1年から3年生の どれだけの%が正解できたのかも載っていますが、 その数値には驚きます。
▽高校3年生になっても、半数が正解できていないのです。
▽私は、兵庫県出身なのですが、 これらの問題を見て、 昔、高校受験が兵庫方式という、思考力テストだったのを 思い出しました。 まさに、これでした。
▽当時、兵庫県は進んでいたのかもしれませんね。
▽著者は、このような状況では、 「教科書」自体を理解することができないだろうし、 教師の説明も理解できないだろう ・・と言っています。
▽そうかも知れません。
▽じゃぁ、どうやって学ぶのでしょうか?
これからの日本人の将来はどうなるのでしょう?
▽著者の新井 紀子さんは、 日本トップの数学者であり、AIの研究者です。
▽東大に合格するAIを作るプロジェクトを立ち上げ、 実際に「東ロボくん」というAIを作り、 MARCHクラスには合格できるレベルにまで達することが できています。
▽その著者が、 近い将来、多くの仕事がAIに取って代わられ、 人間の担う仕事は、AIに出来ない仕事になるだろうが、 まさにそのAIに出来ない事が、文章の読解であり、 これを現代の若者も出来なくなっている ・・と警鐘を鳴らしているのです。
▽つまり、 AIと同じことしかできない人間は、 AIに仕事を取られ、 大失業時代に突入する・・というのです。
▽私はTVのクイズ番組を見て、同じようなことを考えます。 よくやっているクイズ番組は、 記憶力をためす問題です。
▽そして、 それで高得点であれば、ある種頭が良い ・・という評価をしています。 ・・というか、そういう価値観を観る人に植え付けています。
▽記憶力は重要な要素だとは思いますが、 だから、頭が良い・・とは直接結びつきません。 すくなくとも、これはAIが最も得意とする分野で、 今でもGoogleで調べれば、何でも出てきます。
▽私たちが目指すべきところは、そういうところではない ・・と思います。
▽皆さんも、この本を読んで、 じっくり考えてみてください!
▽お勧めの一冊です。
【お勧めの一冊】 AI vs. 教科書が読めない子どもたち
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