1月末から全国131店舗による予選を経て、「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」初の公式エリア大会「リズムマスター決定戦」が開催中。3/1には全国に先駆けて近畿エリア大会が盛況の下行われましたが、3/8に福岡県中間市、3/15に岡山市、3/21に名古屋市、3/22に東京・秋葉原、3/28に東京・赤羽、3/29に仙台市と今後も3月いっぱいをかけて全国各地でエリア大会が開催されます。
店舗予選によるエリア代表は既にほぼ枠が埋まっている状況ですが、3月中にも僅かながら開催店舗と当日予選枠が残っているので、代表権を狙っている方々にはぜひ最後まで諦めずに頑張って頂きたいところ。今回の公式レギュレーションでは、代表権を獲得するまでは複数店舗の予選にエントリーすることが可能なため、様々な店舗で毎週末激戦が繰り広げられてきましたが、そんな中で自分は参戦3店舗で代表権を獲得することが出来たので、獲得までの戦績をまとめてみました。
実際は予め定められた定員をオーバーすると抽選、いわゆる0回戦が発生するため、エントリーは5店舗。関東Bエリア(千葉、東京、神奈川)の予選は人口密集地のため0回戦争いが特に多く、これまで開催された29店舗のうち、半数以上の15店舗で定員超過。自分も予選開幕日であった1/24のハイテクランドセガBREEZE(神奈川)と、地元に一番近いセガ我孫子(千葉)は0回戦落ち。参戦できたのは1/25のセガ今市(栃木)と、2/11のハイテクランドセガ立石(東京)、そして2/19のセガワールド日立(茨城)でした。
■関東Aエリア:セガ今市(2015/1/25 14時)
まず最初の予選参戦となったセガ今市は、栃木県北部・日光の玄関口に位置し、東武線の最寄駅から約2km離れた典型的なロードサイド店舗。関東エリアの同日には所沢や大森、府中でも予選が行われていたので、さすがに定員超過は無いと踏んでの遠征参戦。読みは当たって、最終エントリーは10人。組み合わせ抽選によって2回戦からの山に振り分けられ、指定曲は「初めての恋が終わる時」。
緒戦の対戦相手はA'sサウ@茨城τDさん。昨年のニコニコ超会議No.1決定戦の優勝者!エントリーした顔ぶれをざっと眺めたときにこの人とは当たりたくないなーと思った相手と当たるのが「大会あるある」の常ですが、向こうもそう思ってたみたい? 「初恋」は☆7ながら曲中でBPMが変わるため精度が取りづらく苦手な譜面のひとつで、先攻をどうにかF7パフェで終えましたが、後攻のサウさんは圧巻のF2パフェ。そのまま順調に優勝をかっさらって行きました。でも、最高の相手に負けたのだから悔いは無し。
■関東Bエリア:ハイテクランドセガ立石(2015/2/11 19時)
2回目の予選参戦はハイテクランドセガ立石。自宅の浅草からほど近く、京成立石駅から歩いてすぐの下町商店街にある昔ながらの繁華街店舗。同日夜は同じく下町のセガワールド船堀と開催時刻が被ったため、どちらも最終エントリー10人と上手い具合に参加者が割れました。こちらは組み合わせ抽選によってシードに振り分けられ、3回戦からの対戦。指定曲は「どういうことなの!?」。
緒戦は先攻、初回プレイは開幕で切るなど散々な出来でしたが、曲の途中でボタンが明らかに埋まったため、プレイを止めてボタンチェック後再プレイ。再プレイでは精度は悪いながらもなんとかパフェって、後攻のπ reclaim_3141@CKPさんは切ってしまったので勝ち上がり。再プレイが無ければ負けていたかも知れないのでちょっと申し訳なかったです。続く準決勝の指定曲は「鏡音八八花合戦」。先攻の悠木思恩さんがところどころ切っていたのでプレッシャーは軽かったですが、こちらもところどころ切りながらも、あれよあれよと決勝進出。
決勝の指定曲は固定の「アンハッピーリフレイン」。対戦相手はかみはてさん。精度の高い相手なだけに、先攻のチャンスを活かしてパフェりたいところでしたが、中盤までは順調な繋ぎっぷりを見せたものの、終盤で2ミスが出てF10、達成率100%ちょいで後攻のプレイを見守ります。すると、かみはてさんはプレッシャーをもろともせずF7パフェ。今市に引き続き、最高の相手に負けたのだから納得は出来ましたが、せめてパフェりたかった…
■関東Aエリア:セガワールド日立(2015/2/26 19時)
そして3回目の予選参戦となったセガワールド日立は、茨城県北の日立市郊外に位置するロードサイド店舗。東京から約150km、水戸からも約40kmの立地にして平日夜19時開催という、普通に仕事があるのにどうやって行くんだという諦めしか湧かないような開催条件ですが、そこはガチ行脚勢舐めんなということで開始15分前に滑り込みエントリー。しかし、穴場と言っては対戦相手に失礼ですし、最終エントリー6人は決して楽なトーナメントではありませんでした。
組み合わせ抽選の結果、トップバッターで常に先攻の1番枠を引き当てると、3回戦からの山で緒戦の指定曲は「どういうことなの!?」。立石と同じ曲で相変わらず切替箇所を間違えながらもパフェると、対戦相手のLeeさんは切ってしまったので勝ち上がり。準決勝の指定曲は「こっち向いてBaby」、対戦相手はあべしDIVAイダーさん。あちこちの店舗予選に顔を出しており、精度も高い強敵です。先攻のこちらはF10パフェ。後攻のあべしさんは途中までF2ペースも、終盤で1ミスが出てしまい、2度目の決勝進出。
決勝の対戦相手は、準決勝まで安定したプレイぶりを見せてきたななきさん。こちらとしては先攻で良いプレイをして重圧をかけたいところでしたが、中盤で空いてる手がボタンを触れてしまう1ミスでパフェは逃したものの、その後は最後まで集中力を保って101%台でプレイ終了。一方、後攻のななきさんも中盤までは繋いだものの、終盤でミスが相次いだことでこちらの達成率が上回り、なんとか優勝することが出来ました!
エリア代表権を勝ち取ったとは言え、全般的にEXTREME曲の精度にはムラが多く、個人的には納得のいかないようなリザルトばかり。しかし、他の店舗予選もいくつか観戦してみると、大会でベストを出せるプレイヤーはほとんどいないことが良く分かります。独特の緊張感と重圧によってパーフェクトを取るだけでも至難の業。組み合わせや指定曲の運に左右されることも多い中、勝ち上がるのに必要なものは図太さですね。
どんな対戦相手であろうと同じ人間なので、名前負けしたらそこまで。自分の番が来たら、まず何があっても繋ぐこと。精度が多少悪くてもめげない。仮にミスが出ても諦めない。最後まで動揺せずにプレイを終えることが出来ればよし。今回のレギュレーションでは筺体差を考慮して、常に同じ筺体を使って対戦する方式だったので、先攻の場合は特に相手に重圧を与えることを意識して、後攻の場合は相手のリザルトを意識しながら慎重にプレイしました。
予選日程が調整不足だったり、レギュレーションの把握がまちまちだったり、店員の運営能力がイマイチだったり、エリア大会以上のアナウンスが無かったりと、細かな不満点を挙げればキリが無いですが、久々にプレイヤー同士を繋ぐ共通目標である公式大会を開催してくれたことは大いに感謝したいと思います。ガチ行脚勢として全予選開催店舗に行ったことがある自分としては、「土地勘」があるだけに勝手にまとめ役を買って出てますので、今後のエリア大会も盛り上げて行きたいですね。
なお、これまでの店舗予選のエントリー数と全代表をまとめたシートはこちら。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1AEGJpTpxxwq4KbO8WwKepDYarnGM0xgnHpOOD8GFpsw/edit?usp=sharing
Comment
まさか平日のあの時間、茨城の片田舎に現れるとは…
ミクさんのイベントのたび、ツイートではすぐ近くの場所にいたはずなのに…。
正体不明だったさっとさんとご対面できて感激でした!(≧∇≦)
さすがガチ行脚勢!
ツイートを見るたび、驚いてます。
こんなに極められるさっとさんは素敵です!
また是非遊びにいらしてください!