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マジカルミライ大阪&1000店舗行脚達成

2014年8月30日、インテックス大阪にて開催された『マジカルミライ2014』へ行ってきました。

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当ブログでは、基本的にほぼゲーム攻略ネタか遠征レポしか書いてきませんでしたが、2010年にDIVAと出会ってボーカロイド界隈に触れて以来、国内で行われた大規模ライブはほぼ参戦してきました。今や伝説となった2010年の感謝祭には間に合わなかったものの、2011年春のミクパ、2012年春の大感謝祭、2013年冬の札幌ミクパ、2013年夏のマジカルミライなど。”初音ミク”が世に出て早くも7周年になりますが、今後とも連綿と続いて行って欲しいですね。

もともとライブに行くこと自体がそれほど無かったので、毎回趣向を凝らしたステージ演出や客席の盛り上がりに刺激を受けて大いに楽しませてもらっていますが、今回の大阪は特に素晴らしかった。昨年のマジカルミライは過去最大規模の横浜アリーナが会場だったので、ミクさんは豆粒のように小さく、透過スクリーンの背後にある照明で発光してほとんど見えず、不満の残る内容だっただけに、大きすぎないハコで絢爛豪華なライティングのもと、舞い踊るミクさんをじっくり見られたのは良かったです。

ボーカロイドのライブはアイドル系や声優系ライブなどと違って、客席の統制がそれほど取れておらず、初見やライト層のお客さんが多い緩い雰囲気が敷居が低くて良いところですが、今回は公式ペンライトがキャラの色に切り替えられるキンブレに統一されたこともあって、ミクさんならネギ畑、リンレンなら真っ黄色、ルカさんならピンクの海と見事に切り替わったのが印象的でした。3週間後にはすぐに東京公演が控えているので、こちらもじっくり楽しむ予定。

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そして、翌日の8月31日。ミクさん7回目の誕生日に合わせて、DIVA設置店舗行脚も集大成。足掛け4年の歳月を経て、遂に1000店舗行脚を達成しました!記念すべき到達ロケーションは、西日本におけるセガの代表的店舗ということで、梅田ジョイポリス。この時点で稼働中の設置店舗数は964のため、達成率103.73%といういかにもDIVAっぽい数字になりました。これまで全国各地で知り合った数多くのフォロワーさんに祝辞を頂きまして、どうもありがとうございました。

各種データはツイートから引用しますが、以下のとおり。設置店舗には撤去と移転がつきものなので、都道府県やエリア毎に全店舗を回ったことは数多くあれど、何度も何度も復活しては回り直すことの繰り返し。その都度、前回に行けなかった名所や名物に触れることが出来るので、旅好きとしてはそれほど辛いものではありませんが、関東エリアは流石にいい加減にせいと憤りそうになったこともありましたw
















さて、なぜ行脚をするのか?ということについて、 せっかくの区切りなので端的にまとめてみました。 過去にも幾度となく言及してみようかと思いながらも、それだけで一冊の同人誌を出せるようなテーマであり、複数の要因が絡むことでもあるので、なかなか言い表すのは難しいですが、主な動機としては、これは現実世界を舞台としたとても面白いゲームだからということ。行脚中は目前に次々と選択肢が現れ、制限時間内に的確なルートを選ばないとクリア出来ません。そしてフィールドは日本全国。

アクションゲームやRPGなどが代表的ですが、ゲームの世界では、そのゲームの世界観に没頭することで「旅をする」仮想体験を味わうことが出来ます。経済力の無い学生の頃は、「どこかへ行きたい」という衝動をゲームに没頭することで晴らすことが出来たんですね。別にゲームに限定した話ではなく、小説でも映画でもアニメでも代替可能。ただし、それらは完成度が非常に高すぎるがために、いつしか実体験よりも仮想体験の方が楽しくなることもあります。

自分もコアゲーマーであったがゆえに、どこかへ出掛けるよりもゲームをしていた方が楽しいと思っていたことが以前にはありました。あるいはどこかへ出掛けるにしても、時刻表という制約に縛られた選択肢の少ない鉄道に限定していたこともありました。それが一変したのはおそらく自転車旅行を始めてから。自分の力だけで、無限にあるルートの選択肢から、旅の行程を消化していくことがどんなゲームよりも楽しかった。むしろ、そのものがゲームであることに気付いたんですね。

したがって、自分がしている店舗行脚とは、ゲーム好きであるがゆえにゲーム的であり、各地でゲームをプレイしながら、伸び続ける数字にインセンティブを見出しているものだと思います。もっと根源的なことを言えば、蒐集癖だったり狩猟本能といった要因にまで辿り着くのだろうとは思いますが、シンプルでクリアすると楽しいゲームだから続くし、やめられないということなのでは無いでしょうか。間口が広く、難しすぎず、コミュニティも生まれて、何より楽しい。

以下、1000店舗を行脚順にずらりと並べてみました。赤字は閉店もしくは撤去済み(8/31時点)の店舗。店舗名は現在のものに統一していますが、名称が変わったものは旧名も併記してあります。まだまだ全国にゲームセンターはこんなにあるのか!と驚かれるのでは無いでしょうか。全盛期に比べれば半減以下になったのかも知れませんが、明らかに世界随一の文化ですね。今後は是非とも海外まで足を伸ばしてみたいと思っています。