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惰眠のブログ一覧

2010年11月28日 イイね!

ブーツ交換

ブーツ交換シフト・レバーのブーツがひどいことになっていたので交換に踏み切った。もう長らくこのままの状態になっていたのだけれど、ブーツ上部が吹き抜けになっていると、下から温風が吹き上がってくる。排気管で加熱された外気だと思うのだが、夏場なんかはこれが結構鬱陶しい。

 それにしても何故今交換なのかと言えば、先日拝見したYuppaさんの自作本革シフト・ブーツがカッコよかったことに影響されたのが一つと、いまひとつ一番の理由は「買い物に失敗したから」だ。

 アマゾンの通販を眺めていたら今は亡きナルディのブーツがあって、商品写真で形状を見たとき一抹の――一抹以上だった、本当は――不安があったものの、まぁ何とか装着は出来るんじゃないか、出来るといいなーと思って見切り発車で購入してしまった。

 んでま、不安は的中してしまい、巾着の上下を抜いたような形をしたナルディのシフト・ブーツは結局のところユーノス500には全然適合しなかった。どうにかしようにも寸足らずで、ちょっとやそっとの工夫でどうにかなるものではなかったのだ。

 となれば仕方ない。ほとんど欠品に近い純正品を行きつけのディーラーで取り寄せてもらい、正真正銘の欠品になっている樹脂製のシフト・ブーツ固定パネルを丁寧に外してもらっての交換作業をお願いした。
 温風が吹き上げてくる以外は取り立てて実害があったわけではないのだけれど、やはり見た目にボロッちいのが直ると、気分がいい事に変わりはない。

 さて。行き場をなくしたナルディのブーツはどうしようかね。
Posted at 2010/12/10 03:29:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | ユーノス500関係 | 日記
2010年11月22日 イイね!

なんだ結局辞めるのか

なんだ結局辞めるのかニュースで見る限り、いま永田町で最大の関心は柳田稔法務大臣の「国会で法相は『個別事案なので答弁は差し控える』と『関係当局が適切に対応』だけ言ってりゃいいんだからイイ仕事」みたいな発言を足がかりに、罷免か辞任に至るのかどうかであるらしい。
んで、ついさっき、これまで突っ張ってきた内閣がまたしても土壇場でヘナヘナとへたり込むように「辞任へ」という速報が飛び込んできた。まもなく会見もするらしい。

つくづく菅内閣は、(国会)戦術において稚拙なだけでなく(国会)戦略を持ち合わせない連中だ。

 そもそもの柳田発言は、マァいわば「身内の会合」とやらの挨拶の際に自虐ギャグやってウケを取ろうとでもしたのだろう。ひとっっつも面白くないけど。というか法務大臣が持つ指揮権のこととかに思い至らないと、これが『自虐ネタ』だった可能性さえ浮かんでこない。ただ馬鹿者が自分の職務をナメ倒しているように聞こえるだけだ。

 実際にどっちなのか、そんなことは知らない。法務大臣が個別の事案についてあーだこーだと答弁することを許されないことは事実だ。捜査の指揮権なんて言うものを持っているから、下手なことを口にした場合、捜査の方向性を歪めたりしかねないということもある。これまで歴代の法務大臣だって、国会審議の席で個別事案について答弁を求められれた折には、木で鼻をくくったように同じフレーズを繰り返すだけだった所以である。

 ただ「万事承知の上だが、それでもなお口にするわけにゆかぬ」ことと「何にも知らんので、それ以外口にすることが出来ぬ」ことは――結果的に出てくる言葉が同じだとしても――まるで違う。

 だから柳田が野党から批判を浴びせられるのは当然ではある。当然ではあるんだが、自民党の世耕議員だったかな?のように「国会で柳田法相は○○回、この答弁を繰り返した、だから不適任だ」と言うのは、柳田がそうだと思われているように「法相が言えることの限界」を世耕もまた同様に理解できてない疑いを生じさせる。先の仙谷発言に脊髄反射して「今なんて言った!」とヤジ飛ばした、教養の足りない議員と同じだ。
 大体、過去の自民党出身の法務大臣が重大事件に関する答弁で、一体何回、柳田と同じフレーズを繰り返したか、それすら記憶してないのかよ。みたいな。

 こういうときは共産党が博識ぶりを見せ付ける質問で答弁者の無知をネチネチといたぶるような遣り方で晒し者にするのが、国権の最高機関たる立法府における正しい作法だろう。「柳田は無能だから同じフレーズを○○回も繰り返してたんだぜ、こんなバカ辞めさせないとダメだよな?」というレベルじゃあ、政権交代を目論む政党所属の国会議員として、物足りないにも程がある。
Posted at 2010/11/22 10:28:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2010年11月18日 イイね!

「暴力装置」

「暴力装置」仙谷官房長官が国会の委員会答弁で自衛隊を指して「暴力装置」と表現したことを問題発言だの失言だのと非難/批判する向きがあるが、何を言ってるんだか。まったくモー、である。

 大学で一般教養の範囲ででも政治学をチリッと齧ったことがあるならば、軍事・警察機構を国家の『暴力装置』と位置づけるのは常識である。強力な『暴力装置』であるから、これらは公権力が独占するべきであり(それが出来ないとあまたの民兵私兵組織が割拠する一種の内戦状態に陥ったりする)、そしてその『暴力』を発揮する方向を正しくコントロールしなければならない(これが適切に行われないと軍事独裁国家だとか密告社会だとか恐怖政治になってしまう)と言う話だ。

 そういう文脈で出てくる学問的な用語/言い回しを議会の場で用いることの適否はあり、その点については仙谷の軽率さ――というか、タームの選択における無神経さ――を批判することは可能だ。しかし仙谷の発言を「問題発言」だの「失言」だのというのならば、そういう認識でいる議員もマスコミも、不勉強を愧じるべきである。
 学問上の概念、定義の話だから国民一般がこの表現に馴染みがなく違和感を覚えるとしたら、それは無理からぬことではある。しかし政治を職とする国会議員や、その政治の場で起きていることを報道する政治記者連中が、この『暴力装置』と言う概念を認識していないなど呆れ果てて開いた口が塞がらない。
Posted at 2010/11/19 07:30:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2010年11月08日 イイね!

「フェラーリを有り難がる奴なんてココにはいない」と男は言った

「フェラーリを有り難がる奴なんてココにはいない」と男は言った夕方、職場にかかってきた電話はロンドンの出先事務所で働く同僚からのものだった。
「いま忙しいか?」と聞かれたので「それほどでもないよ」と答えると「ムルシの生産が終わったな!」。彼の言うムルシとはイタリアのスーパーカー・メーカー、ランボルギーニの最上位モデル「ムルシエラゴ」のことだ。まったく勤務時間中にこの男は趣味の話をするために国際電話をかけてきたのか。

 「で、お前ムルシの後継モデル見た???」。電話の向こうで同僚がまくし立てる。なんか妙に興奮気味だ。「あー。なんか外紙が掲載してたような……6thエレメント・コンセプトだっけ?」仕事中なのに電話を切れない僕。「それだっけ?すげーイイぞ。めちゃイケてる」口調が明らかに興奮している。「そんなにか」と僕。「おう。最高。もう時代はランボルギーニだな。フェラーリなんかもう全然だ」。

 ……全然?フェラーリが?「こっち来て分かったんだけどさ、こっちじゃ俺らみたいにフェラーリ有り難がる奴なんか全然いねえのよ。みんなランボルギーニ。金持ち連中とか欲しがるの、ランボルギーニばっか。街角とかでも人目集めるのはランボルギーニだよ」。

 欧州が地元なのに、なんてことだ。「古臭いんだよフェラーリは」と同僚はバッサリ切り捨てる。けどつい先般アブ・ダビにはフェラーリのテーマ・パークまで開業している。それを言うと「アラブの金持ちが作ったあれだろ?そんなのアラブ人だからだよ」。この男、アラブにもむやみに詳しい。下手すると、そこらの有識者ハダシだ。そいつが言うんだから、まあきっとその通りなんだろう。

 ってことはアレか。未だに(このさい、未だに、と言っちゃおう)フェラーリを『スポーツカーの最高峰』とか言って有り難がってるのは……同社が大々的なビジネスを仕掛け始めた中国と、わが日本と、あとは精々アメリカくらいってことか。「そーだよ。いまどきフェラーリなんて言ってる地域は」と同僚は言うが、しかしその地域はいずれも自動車の中枢的なマーケットである。
 そう考えると一概に“いまや時代はランボルギーニ”とまでは言えない気がするのだが、しかし一方で産地周りでのプレゼンスが大きく低下しているとなれば、いずれ影響は他の消費地にだって波及してくるだろう。

 創業者が手放した後、インドネシア資本の傘下になったり米クライスラーに買われたりと紆余曲折を経たランボルギーニ、アウディの子会社になってからは信頼性の高い超高性能車を量産できる会社になった。最近買った福野礼一郎の本によると、そもそもフェラーリが町工場レベルで創業し、ツギハギで(場当たり的に)規模拡大をしてきたのに対して、後発のランボルギーニは最初から高度な生産設備を持つファクトリーを構えて事業に乗り出しているのだそうだ。

 親会社の業績も影響してるのかな~なんてことも、チラッと思った。破綻企業クライスラーを手にしたフェラーリの親会社フィアット。クライスラーが第3四半期も大赤字を垂れ流し続けていて、苦しいことになっているらしい。アルファ・ロメオのブランドを売却するんじゃないかと言う噂話まで(イタリアのメディア発の情報だった)まことしやかに語られたくらいだ。

 ランボルギーニの時代が来たかどうかは兎も角として、電話で同僚が言っていた「古臭いんだよフェラーリは」というセリフについては、確かに僕も首肯するところである。
Posted at 2010/11/10 17:04:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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