J3+ (簡易版)

◆ まとめ　 　

ACLの初戦はウズベキスタンのブニョドコルがアウェーで広島に2対0で勝利した。前半終了間際に196センチのFWピシュルのヘディングシュートで先制すると、後半41分にもカウンターから追加点を挙げて、勝ち点「3」を獲得した。ホーム広島は後半はボールを支配したが、ゴールを奪うことはできず、黒星スタートとなった。


(得点経過)

　：45 アレクサンドル・ピシュル (ブニョドコル)
　：86 フォジル・ムサエフ (ブニョドコル)

(総評)

2010年以来で2度目のACLとなる広島に対して、ブニョドコルは6年連続のACL出場で、過去は5回全て決勝トーナメントに進出している。ウズベキスタン代表も多くて、経験の差が現れた試合と言える。「ウズベキスタン代表に近い実力を持つブニョドコルを相手に健闘した。」ということもできるが、痛い黒星であることは間違いない。

中位以下のクラブも一定以上の実力を備えていることがJリーグのいいところで、日本サッカーの層の厚さにつながっているが、韓国にしても、中国にしても、ACLに出場してくるチームは、限られているので、ACLの常連となって、ACLというステージを戦う上で経験値を積み上げている。これは厄介な話であり、経験の少ないJリーグ勢にとって、大きな障害になっている。

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(サンフレッチェ広島：選手採点)

　GK 西川周作　6.0　

　　→　失点シーンはキーパーの責任ではない。

　DF 塩谷司　5.5

　　→　前線へのパスがずれることが多くて、流れを壊す一因となった。

　DF 千葉和彦　4.5

　　→　まずい対応で2失点に絡んだ。攻撃では積極的なフィードを見せたが・・・。

　DF 水本裕貴　6.0

　　→　攻撃でも、守備でも、自信をもってプレーしていた。

　MF 岡本知剛　5.5　(後半35分 out)

　　→　森崎和の代わりになれる選手であることを示した。

　MF 青山敏弘　5.5

　　→　悪くはなかったが、チームの中心なので、もう一段上のパフォーマンスを期待したい。

　MF 石川大徳　5.0

　　→　サイドでフリーになるシーンはあったが、効果的なクロスは無かった。

　MF 山岸智　6.0　(後半31分 out)

　　→　序盤から積極的にプレーして、出来としてはまずまずだった。

　MF 石原直樹　5.0

　　→　試合に入りきれず、周囲との連携も今一つだった。

　MF 高萩洋次郎　5.0 (後半23分 out)　

　　→　フリーでボールを受けるシーンはほとんどなくて、決定的な仕事はできなかった。

　FW 佐藤寿人　5.5

　　→　素晴らしい動きでフリーになるシーンはあったが、なかなかシュートに持っていけなかった。

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　MF 森崎浩司　5.5　(後半23分 in)

　　→　彼が入ってリズムは良くなった。

　MF 清水航平　5.0　(後半31分 in)

　　→　サイドからの仕掛けが期待されたが、思い切りが悪くて、ブレーキになった。

　MF 中島浩司　なし　(後半35分 in)

　　→　後半35分に投入されたが、効果的な働きはできず、いい交代策とはならなかった。

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