独占:ヴァネッサ・ビーリィがダマスカスのイエメン大使にインタビュー(要点)
以下はジャーナリストのヴァネッサ・ビーリィ氏によるダマスカス駐在のイエメン大使のインタビュー Exclusive: Vanessa Beeley Interviews Yemeni Ambassador in Damascus の要点。
イエメンを侵略しているのはUAE、サウジだが、イエメン保健省報道官に拠ると、
・イエメンの石油、ガス、海港はこれら4ヵ国によって管理されている。
・国連は支援を行なっているが、その代わりにイエメンで犯された資金提供国の犯罪を隠蔽する義務を負っている。
・国連は2016年にイエメン中央銀行を首都サナアからこれら4カ国の管理下に在るアデンに移した。以来イエメンの人々の80%は年間150億ドルの政府予算無しで生活している。
・国連の支援資金の25〜60%は、国連が後援する組織や機関、国内外の指導者の「運営予算」として消え、現在(2020年3月)までに執行されたのは19%に過ぎない。
・国連はこれらの人道犯罪者を「人道主義者」と白塗りする役割を担っている。
・彼等がイエメン支援の為に20億ドルを提供していると仮定しても、UAEとサウジは米英からイエメンの人々を殺害する爆弾や兵器システムを購入する為に2,000億ドル以上を費やし、同じ国々はイエメンとの戦争やイエメンの人々の包囲に推定2兆ドルを費やしている。
・イエメンの人々は「援助」ではなく平和を望んでいる。イエメンは援助無しでも生き残れる資金と資源を持っている。
イエメン大使に拠ると、イスラエルはイランの覇権に対抗する為に湾岸諸国を保護し、イエメンに対する大量殺戮戦争に最初から加担している。また中国は以前はサウジ同盟にドローンを供給していたが、トランプ政権の反中路線に応じて外交政策を変化させている。シリアとウイグルのテロリストが共に米帝から支援を受けていると云う要因も有る。(余談だが、米帝がコロナウイルスの蔓延を後押ししている可能性が有るという多くの報告が為されているらしい)。イエメンの戦略的同盟国は抵抗の枢軸で、他にも帝国主義者のプロジェクトに挑戦するヴェネズエラやDPRKや全ての「自由な」国々がそう。ロシアはシリアでは極めて重要な役割を果たしてはいるが、イエメンの支援はしていない。
国連の決議2216はイエメンの人々に対するあらゆる懲罰的措置、つまり陸海空の封鎖を効果的に合法化した。人道援助の80%はピンハネされ、残りの20%の内多くの食品は腐敗して食べられず、動物の消費にも適さない。
イエメンを侵略しているのはUAE、サウジだが、イエメン保健省報道官に拠ると、
・イエメンの石油、ガス、海港はこれら4ヵ国によって管理されている。
・国連は支援を行なっているが、その代わりにイエメンで犯された資金提供国の犯罪を隠蔽する義務を負っている。
・国連は2016年にイエメン中央銀行を首都サナアからこれら4カ国の管理下に在るアデンに移した。以来イエメンの人々の80%は年間150億ドルの政府予算無しで生活している。
・国連の支援資金の25〜60%は、国連が後援する組織や機関、国内外の指導者の「運営予算」として消え、現在(2020年3月)までに執行されたのは19%に過ぎない。
・国連はこれらの人道犯罪者を「人道主義者」と白塗りする役割を担っている。
・彼等がイエメン支援の為に20億ドルを提供していると仮定しても、UAEとサウジは米英からイエメンの人々を殺害する爆弾や兵器システムを購入する為に2,000億ドル以上を費やし、同じ国々はイエメンとの戦争やイエメンの人々の包囲に推定2兆ドルを費やしている。
・イエメンの人々は「援助」ではなく平和を望んでいる。イエメンは援助無しでも生き残れる資金と資源を持っている。
イエメン大使に拠ると、イスラエルはイランの覇権に対抗する為に湾岸諸国を保護し、イエメンに対する大量殺戮戦争に最初から加担している。また中国は以前はサウジ同盟にドローンを供給していたが、トランプ政権の反中路線に応じて外交政策を変化させている。シリアとウイグルのテロリストが共に米帝から支援を受けていると云う要因も有る。(余談だが、米帝がコロナウイルスの蔓延を後押ししている可能性が有るという多くの報告が為されているらしい)。イエメンの戦略的同盟国は抵抗の枢軸で、他にも帝国主義者のプロジェクトに挑戦するヴェネズエラやDPRKや全ての「自由な」国々がそう。ロシアはシリアでは極めて重要な役割を果たしてはいるが、イエメンの支援はしていない。
国連の決議2216はイエメンの人々に対するあらゆる懲罰的措置、つまり陸海空の封鎖を効果的に合法化した。人道援助の80%はピンハネされ、残りの20%の内多くの食品は腐敗して食べられず、動物の消費にも適さない。
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