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ハイブリッド戦争

★2024/12/09のブライアン・バーレティック氏の記事の抄訳。ジョージアで(またもや)企まれているカラー革命と、カラー革命全般についての復習。帝国の恐るべき「超兵器」は、人々の頭の中を植民地化する情報空間占有能力だ。頭の中を支配され、教育・法律・政治システムをを内側から乗っ取られた儘では、どんなに軍事力や経済力が有ったとしても、真の主権国家にはなれない。この点を理解しているかどうかで世界中のそれぞれの国の将来が決まる。
米国はロシアを引き伸ばす為の道具としてジョージアを狙っている(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/23、ロシア南部のダゲスタンで起こったテロ攻撃には外国の諜報部が関与していた可能性が高いが、実行犯は過激化した地元住民達だった。過激化へのハイブリッドな対策が必要だ。
ダゲスタンでのテロ攻撃で、外国のスパイ機関はどんな役割を果たしたのか?(抄訳)

★アンドリュー・コリブコ氏の分析の抄訳。2024/06/19にフィナンシャル・タイムズが報じた。「民主的安全保障」と組み合わさった、ロシアの対アフリカ原子力外交について。
西洋はロシアの「原子力外交」に太刀打ち出来ない(抄訳)

★2024/04/15のブライアン・バーレティック氏の記事の抄訳。多少補足した。ワシントンがイスラエルを利用してイランを大規模戦争に引き摺り込みたがっていることを、2009年の戦略文書から読み解く。
来るべきイスラエル・イラン戦争をお膳立てした2009年の米国政策文書(抄訳)

★ブライアン・バーレティック氏の解説動画の抄訳。ちょこちょこ補足した。ナワリヌイの背後関係について、何故世界中の人々が理解し、警戒しなければならないのか。
アレクセイ・ナワリヌイの死をワシントンは利用しているが、WikiLeaksは彼が米国から資金提供を受けていたことを暴露(抄訳)

★2024/02/14、レスポンシブル・ステートクラフトの記事の抄訳。
「対テロ戦争」中、アフリカのテロリズムは10万%増加(抄訳)

★2024/01/05のブライアン・バーレティック氏の解説動画の抄訳。米国の外交政策の基本パターンを理解する上で非常に参考になる。
イランの爆弾事件の黒幕は? 米国はイラン国内のテロリズムを長年支援している(抄訳)

★RTの記事の抄訳。多少補足した。トランプ支持者にとっても「ロシアゲート」を信じる様な情弱リベラルにとっても気の毒なことだが、トランプがウクライナ紛争を解決する見込みは低いと、ロシア側は言っている。
モスクワはトランプの約束に冷や水を浴びせる(抄訳と補足)

2021年からCIA長官を務めるウィリアム・バーンズの国際情勢についての発言を纏めた記事(随時更新)。プラグマティックな計算が出来ている部分も有るが、紛れも無く彼は新冷戦の戦士であり、身勝手な帝国主義的世界観に基付いて自分達が支配すべきものとして世界を眺めていることがよく解る。
William Burns on Russia

★コントラ計画等に関与した元CIA工作員、リック・プラドによる新著 Black Ops: The Life of a CIA Shadow Warrior の書評。
CIAテロリストの告白(要点)

「制裁」と云うと日本人の殆どは感覚が麻痺してしまっていると思うのだが、これは経済的ジェノサイド、静かな大量殺戮に他ならない。元国連人権特別報告車アルフレッド・デ・ザヤス氏は、この「一方的な強制措置(unilateral coercive measures/UCM)が生命への権利、健康への権利、食料への権利、きれいな水と衛生への権利に与える悪影響を指摘し、国際法と国際人道法に反する違法行為であり、国際刑事裁判所で扱われるべきだと述べている。米国は余りに堂々とこれをやっているので、合法的な行為だと思っている人が多いのだろうが、ワシントンは堂々と違法行為をやる。堂々とやったからと云って違法行為が合法になる訳ではない。「制裁を課す国家に説明責任を要求し、米国の帝国主義と新植民地主義の犠牲者に救済が提供されるようにすることは、国際社会の義務です」とザヤス氏は主張している。
The United Nations and Unilateral Coercive Measures

★ハイブリッド戦争について、ヴィジャイ・プラシャド氏の解説。
ヴィジャイ・プラシャド———ハイブリッド戦争とアメリカ帝国主義(要点)

ハイブリッド戦争についての理論化の試みは、私が以前から参照している地政学アナリスト、アンドリュー・コリブコ氏が先鞭をつけている。

 ★同書についての私のレビュー。
ハイブリッド戦争の一般理論的化の試み

日本語で「ハイブリッド戦争」で検索すると「ロシアや中国のハイブリッド戦争」が上位に来る様などう仕様も無い状況だが、世界中の人々が心配しなければいけないのは西側/西洋諸国のハイブリッド戦争だ。日本語ではこれについて体系的に知ることの出来る本は一寸見当たらないが、ウィリアム・エングダール氏が何冊か非常に参考になる本を書いている。
  
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川流桃桜

Author:川流桃桜
一介の反帝国主義者。
2022年3月に検閲を受けてTwitterとFBのアカウントを停止された為、それ以降は情報発信の拠点をブログに変更。基本はテーマ毎のオープンスレッド形式。検閲によって検索ではヒットし難くなっているので、気に入った記事や発言が有れば拡散して頂けると助かります。
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