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洗濯機の修理をしてもらう
2009-11-30 Mon 13:50
2009年11月30日(月)

私って、どうしていつもこんなにせわしなく暮らしているんだ
ろう?と思うが、本日もバタバタしている。
私よりずっと忙しいはずの方々が、ブログをまめに更新なさっ
ているのを見ると、(ごく軽く)自己嫌悪。
私の場合は、超多忙というよりは、「段取りが悪い」、「すき
間時間をうまく使えない」、「集中力=体力?がない」
という
理由で、やることが山積してしまうのだとわかっているのだ
が、そういうのって、性分なのか、なかなか改善できない。

何事も、じっくりゆっくりやるのが好きで、ちょっと空き時間
ができても、ぱぱっとブログ更新をするというような芸当が、
私はどうもできないのだ。
(ちゅうさんの個展のことも書きたいのに。それに先日来の
 皆さんからのコメントにも、まだ返信できていなくて、ゴメン
 ナサイ…)

さて、2、3週間ほど前から、洗濯機が不調だった。
我が家の洗濯機は、三菱電機の「ママ思い」というシリーズの
もの(型番MAW-HV7WP)で、「カラット」という機能が付いてい
る。これは、脱水後の送風+ほぐし機能で(モーターの余熱も
再利用)、洗濯物が早く乾く、とてもスグレモノの機能。
(しわもあまり気にならない。この後で軽く乾燥機にかければ、
 綿のズボンやYシャツも、アイロン要らずだ。)
が、その「カラット」機能が使えなくなったのだ。

普通の脱水までの洗濯はできるので、最近はカラット無しで洗
濯していたのだが、寒くて日照時間も短くなったから、洗濯物
が、それこそなかなか「カラッと」乾かないのが不便だ。
でも、それだけなら、修理は頼まなかったかもしれない。

ところが昨日、夫のジャケットとスラックスをドライコースで洗お
うとしたら、途中でエラー表示が出て、止まってしまった。
(夫は余りバリッとした格好は必要ないので、普段用のジャケッ
 トやスラックスはウォッシャブルタイプのを買っていて、家で洗
 うのだ。スーツやコートは、さすがにクリーニングに出すが。)
ドライコースにこだわっていると、何度やりなおしてもダメ。
仕方がないから、普通の水流で洗って軽く脱水して、何とかやり
過ごしたが、毛布やら半纏やら、殆どのものを家で洗う私として
は、これは不便すぎる。

…エコポイントで買い換えか?
この洗濯機、そんなに古くはない気がするけど、もう5、6年は
経つだろうか?
無料修理の保証期間は過ぎていそうだよなあ…。

と思いつつ、保証書を取り出してみたら、メーカー保証は1年だ
が、購入店(ケーズデンキ)のオプションで、5年保証になって
いた。
買ったのは、2004年の12月末。
…おお、ぎりぎり、今年の12月までが無料修理の期間!

すぐにケーズデンキに電話。
とても対応が良くて、昨日の午後に電話で依頼したら、今日の午
前中には修理を済ませてくれた。



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孫娘の2才の誕生会(とんとん広場で豚しゃぶ+群馬フラワーパーク)
2009-11-27 Fri 11:04
2009年11月27日(金)

新幹線を使ったおかげ?で、夫より一足先に新前橋駅に着
いた私は、ホームで夫の到着を待つことにした。
ベンチに腰かけて、自分が普段用のジーパンを履いて来て
しまっていることに、初めて気づく。
本当は、ウールのスラックスを履いてくるはずだった。

…ああ。(軽い溜め息)

普段なら、もうちょっとがっかりするところだ。
素材的にも色的にも、上に着ているものと、まるで釣り合い
が取れていない。
しかし、この日の私は、朝から既に幾つもの難関をクリアし
てきていた
ので、こんなことは、どうでもいい些末な問題に
思えた。
靴のカタカタよりはマシだしね…。)

間もなく到着した夫と、無事合流。

私 「荷物4つ持って降りるの、大変だったね」
夫 「うん、どれがあんたの分の荷物かわからなくてさ、混
  んできて網棚の荷物も増えていたから、荷物を下ろす時、
  周りの人に、『これ、どなたかの荷物ですか? 違います
  ね? じゃ、うちのだ』…って、確認しながら下ろしたんだ
  よ」

…自分の荷物がわからないヤツって、相当怪しかったろうな。
(笑)。

それから、迎えに来てくれた次男の車で、いったん次男宅へ。
荷解きなどしてちょっと休憩してから、皆で食事に出かけた。

今年の新年会に、次男夫婦は“福豚”という美味しいしゃぶし
ゃぶ肉を持ってきてくれた
のだが、その福豚のしゃぶしゃぶが
食べられる、とんとん広場というレストランに連れて行って
くれる約束になっていた。

「とんとん広場」は前橋市内だが、赤城山麓にあって、次男宅
からは、車で40分ほどの所にある。
評判が良いらしく、不便な場所にある割には客の入りも良くて、
美味しい豚トロしゃぶしゃぶを、我々も堪能した。



食後は、ぐんまフラワーパークで遊ぶ。
ここには、息子は校外学習の下見で来たことがあるそうで、アス
レチックほかいろんな遊具があったり、小動物がいたりもするの
で、Kを遊ばせるのにちょうどいいというわけだ。


 
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孫娘の2才の誕生会…の予告編(笑)
2009-11-24 Tue 05:41
2009年11月24日(火)

先週土曜は、父の78才の誕生日で、実家で過ごした。
その翌日の日曜は、孫娘の2才の誕生会に呼ばれて前橋へ。
(本日24日が誕生日なのだが、22日に誕生会をしたのだ。)

取手から前橋までは、電車でだいたい2時間半である。
取手駅を9時頃に出る電車に乗る予定だったから、さほど
忙しい予定ではないはずだった。

が、朝7時半に、玄関チャイムがピンポ~ン。
まだベッドの中だった。

私 「…わ、植木屋さん、来ちゃった。あなた、出て!
  私、こんな格好(寝巻)じゃ出られないから」

トレーナーの上下をパジャマ代わりにしている夫に、応対し
てもらう。
この日は植木屋さんが来ることになっていて(それも前夜に
連絡が来たのだ)、留守の間にやっておいてくれるというこ
とだったのだが、まさか、こんな早い時間に来るとは(汗)。

それから慌てて服を着て、私も職人さんに挨拶して、それか
ら食事をし、化粧をし、職人さんのお茶の準備をし(完全な
留守中だったら、お茶出しも不要だろうが、顔を合わせた以
上は、「後で飲んで下さい」と、湯をポットに入れて置いてい
く方がいいだろう。若ければ、気が利かないのも愛敬だが、
私は“いい年”なんだし…笑)、孫へのプレゼントやら食糧や
ら大荷物を持って、いざ出発しようとしていると、

植木屋さん 「一応、概要を説明しておきます」
夫と私   「ああ、はい…」

…乗るはずの電車を1本逃した。
それでも、予定通り、上野10時発の特急草津には間に合った。
特急券を買う時、指定席は満席と言われて焦ったが、自由席
はまだガラガラだった。

私 「なんだ~、こんなにすいてるじゃん。よかったね」

贅沢に前後に1列ずつ(二人とも窓側)を取り、網棚に荷物を
乗せる。

私 「…あれ、私のハンドバッグは…?」





ない、ない、ない!!!

なんで?


ええと、さっき、特急券を買ったんだから、バッグから財布を出して…


…って、手には財布だけ持ってるじゃん!

ホントに、バッグを失くした、と、ここで初めて理解する。

きっと特急券を買う時、窓口の台に置いて、忘れてきたのだ。
この日は荷物が多かったし急いでいたから、床に置いた荷物を
2つ持って、財布をバッグに戻すのを忘れて財布だけ握ってき
てしまったのだ。

「さっきの窓口、行ってくる!」

急いで電車を降り、ホームの階段を駆け上がる。
階段を上がれば、窓口はすぐだ。
さっきから、まだ、3分くらいしか経っていないだろう。
まだ、あるかも。…いや、もう、ないかも…。
祈るような気持ち。

なかったとしても、財布を失くすよりはまだ被害が少なかった
か…(財布にはカードとか免許証とか入ってるから)と考える。
でも、ハンドバッグだって、いろいろ入ってるし、失くせば大シ
ョックだ。

窓口の人に、息せき切って
「あのっ、ハンドバッグありませんでした?」

奥の方の女性駅員さんが、「これですか?」

「…ああ、そうです! よかった~!!」

すぐに渡してもらえて、礼だけ言って、また、ホームへの階段
を駆け降りる。

…と。



発車ベル。



えええ~~~っっっ!

急いでも1段ずつだから、なかなか進まない。
(段飛ばしで降りるのは無理…)
降りきらないうちにドアが閉まるのが見え、ホームまで降りた時
には、電車は動き始めてしまっていた…。


ああああ…。

無情にも電車は行ってしまった。

夫と4つの荷物を乗せたまま…(笑)。
 
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お友だちのペーパーイラスト展と、お芝居のご案内
2009-11-20 Fri 22:00
2009年11月20日(金)

【ちゅうさんのペーパーイラスト展】

ご紹介するのが遅くなってしまったが、本日20日(金)から、
ちゅうさんの個展“ペーパーイラスト&イラスト原画展” が
始まっている。

  さかいちゅう
  「ペーパーイラスト&イラスト原画展」

    2009年11月20日~12月1日 (水・木は休館)
    ギャラリー&カフェ“ポエム・デ・リラ”にて
    (千葉県 柏市 十余二〈とよふた〉313-165)
    入場無料
 
こちら↓が、ポスターと会場地図の画像。
(ちゅうさんのブログからお借りした。)


“「紙・神」が…舞い降りた”って言うのがイイ(笑)



・詳しい案内は、ちゅうさんのブログのこちらの記事へ。

今までも何度も書いているけれど、ちゅうさんは、プロのペーパ
ーアート作家。 ホームページを始めたばかりの頃からのお友
だちで、何度か、お会いしてもいる。
(一番最近お会いしたのは、「熟年オフ会?」の時。)
やはり、ホームページ開始当初からのお友達であるspacesisさん
と3人でつるんで、お互い言いたい放題(私だけか?)の、熟年ト
リオでもあるのだ。
(3人の怪しい?関係は、「相関図ジェネレーターの結果」参照。)
ポルトガル在住のspacesisさんは、つい先日、ポルトで個人主催
の日本文化展を開いたのだが、その時、ちゅうさんの漫画風イラ
スト作品も展示なさっている。
(その時の様子は、spacesisさんのブログの「ポルトでの日本文
 化個人展を見てみる?」
に詳しい。ちなみに、この記事の最後
 の写真でspacesisさんが着ておいでの、ちりめんもどきの服は、
 以前私がエプロン代わりにとプレゼントした、1,000円(!)の
 安物。 私のものとお揃いで、私が着ている写真はこちらの
 過去記事
にある。)

…と、話がそれたが、ちゅうさんの作品展、お近くの方は、よろ
しかったら、ぜひどうぞ。
会場のポエム・デ・リラは、1階がギャラリー、2階がアンティー
ク家具などのある、オシャレなカフェになっている模様。
会場外観やカフェの写真は、ちゅうさんのこちらの記事に、紹介
されている。

ちなみに私は、ご近所仲間と4人で、24日夕方に見に行く予定。
(映画とランチの“ついで”に行くのだ…と言いたいけれど、困っ
 たことに、ご近所さんたちは、なぜかちゅうさんのファンらしく、
 「ちゅうさんが会場にいる時に行きたい!」などと言うので、
 一応、ちゅうさんの作品展を見るのがメインなのだ…笑)

さて、もう一つご案内したいのは、芝居である。
 
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E子先生のパン教室(手作り“くるみゆべし”など)
2009-11-18 Wed 23:50
2009年11月18日(水)

畳を替えたりして日々バタバタ中だが、その話は後日まとめて。
10月のパン教室のことも書きそびれたままだが、それも後日(笑)。
で、今日は最新の、昨日(17日)のパン教室の話題。

今回のパンは、ホテルブレッド(バターリッチな食パン)とチーズロ
ール。



パン自体はそんなに目新しい訳ではなかったけれど、今回の特記
事項は、E子先生が、お茶うけ用にその場でちゃちゃっと作って下
さった“くるみゆべし”。

くるみゆべしを手作りできるなんて考えたこともなかったが、電子
レンジで手軽に作れてしまうので、ちょっとびっくり。
醤油は入れないタイプで、甘さは控えめ。
見た目より軽く、素朴だが後を引く味。
私的には、市販のくるみゆべしより、こっちが好みだな~。
コレ、今度鹿児島に行った時、義父母に作ってあげよう。

簡単くるみゆべしの作り方
 材料(写真の分量)
  ・白玉粉  50g
  ・上新粉  150g
  ・黒砂糖  150g(粉状のもの)
  ・水    200cc
  ・くるみ 約50g(ポリ袋に入れ、叩いて粗く潰しておく)

 作り方
  1 電子レンジ対応のフタ付きの容器に、くるみ以外の材料を
    入れ、箸で混ぜて5~10分ほど放置(この時点では材料が
    溶けきらないが、暫く置くとなじんで溶け易くなる。この
    間に、くるみを潰しておくとよい。)
  2 1の材料を再び混ぜ、均一に溶けたら、フタをして、レンジ
    で6分加熱。
  3 焼けた材料にくるみを混ぜて、大きく切ったオーブンペーパ
    ーの上に出し、ペーパーを畳むように上側にかぶせて、こね
    るようにひとまとまりにする(ちぎれた粘土を一つにする要
    領)。
  4 オーブンペーパーで挟んだ状態のまま、厚さ1~1.5センチ
    くらいに、めん棒で伸ばす。
  5 適当な大きさに切る。(ラップに包んで冷凍も可。)






帰る間際に、リビングの隅に、毛布でくるんだこんなものを発見。
…何だか、おわかりだろうか?


 
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我が家のアスベスト?(笑)
2009-11-10 Tue 23:54
2009年11月10日(火)

我が家の浴室に続く脱衣用のスペースは、とても狭い。
しかも、階段下で天井が斜めになっていて、閉塞感がある。
で、図体の大きい夫は(お客がいる時など以外は)、入浴の前
後の衣類の脱ぎ着は、リビングでするのである。

かく言う私も、今の季節、脱ぎ着する枚数も多くなってきたし、
しかも五十肩のため、広いスペースで着替えたいので、リビン
グなどでだいたい脱いで、下着の着脱だけを脱衣所でしたりし
ている。

昨夜もいつものように、リビングで、風呂上がりの夫が、フリ
フリ状態で、なかなか引かない汗を拭いていた。
見慣れた風景だから、別に夫が“フリフリ”しているモノを注
視したりはしない。
私は私で、自分が風呂に入るための支度をして、脱衣所の
方へ入って行ったら、夫がリビングで何か言っている。

夫 「……の裏、アスベストになってるな」
(と、聞こえた。)

私 (戻ってリビングに顔を出し)「…え?」
夫 「アスベスト…っていうんじゃなかったっけ? モワモワ~っ
  とした…」

言いよどむ夫。

私 「ああ…」

夫が言っているのは、本物のアスベストの話じゃなくて(家の中
に、今どきアスベストがあるわけない)、何か「白く毛羽立ったも
の」を、「アスベスト状」という意味で、言っているようだ。

何か発見して、注意を促す時の雰囲気である。
「廊下の電球が切れてるな」とか、「玄関の時計が止まってるぞ」
みたいな。

…何が、夫の目に留まるほど、ひどいアスベスト状態になっている
んだろう?
クッションから中綿がはみ出したりはしていないはずだし、ソファ
ーカバーの裏だって、バスマットの裏だって、そんなにひどい状態
に傷んだりはしていない。
もしかして、どこか、壁紙の剥がれでも発見したのだろうか…?

夫 「結構、ひどいよ」
私 「へえ…。で、どこの“裏”が、アスベストみたいだって?」 




夫 「あんたの太ももの裏だよ」






…は?!
 
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憧れの、手作り箒(ほうき)を買った!
2009-11-09 Mon 20:45
2009年11月9日(月)

若冲の絵を見た日のことだったが、感動の余韻も醒めやらぬ
まま取手駅に帰り着いて、私はホームを急ぎ足で歩いていた。
駅ビルの本屋に、夫を待たせていたからだ。
(我が家は車が1台しかないので、2人とも出かける場合は、
 駅のそばの駐車場に車を停めておいて、先に帰った方が、
 後から帰った方を迎えに行くのだが、帰宅時間が近い場合
 は、1度の手間で済むよう、駅ビルなどで待ち合わせて一
 緒に帰るのだ。)

…と、上りエスカレーターに向かう人の流れの中、前方に、
人の頭に混じって、箒が見えた。
先を上を向けた、柄の長い座敷箒が2本。
持っているのは、おばさんだ。

……!

ピンと来た。
「筑波の箒売り」のおばさんではないだろうか?

うわっ、チャンスチャンス。
以前に、実家の母から見せてもらった、行商のおばさんから買
ったという、手作りの座敷箒
にすっかり惚れ込んだ私は、機会が
あれば、ぜひ自分も1本買い求めたいと思っていたのだ。
(今どき手編みの箒なんて、なかなか売っていないし、我が家
 の方に、行商のおばさんが来ることもない。この機会を逃した
 ら、次はいつ買えるかわからない。)

小走りに走って、エスカレーターの途中でおばさんに追いつく。
(エスカレーターでは、右側を急いで上がって、おばさんのす
 ぐ後ろに割り込んだのだ。)

私 「…あの、この箒、売ってらっしゃるんですか?」
おばさん 「そうだよ。筑波の箒だよ」

よっしゃ!
心の中ではもう買うことは決めているけど、そこでおもむろに
物欲しそうに交渉開始(笑)。

私 「いい箒ですねえ…。お高いんでしょうねぇ…」
おばさん 「こっちが7,000円。こっちが3,500円…。でも売れ残
  ったから、安くしとくよ。 こっちが5,000円、こっちは3,000円
  でいいや」

エスカレーターを上りきり、改札前の広くなった通路の端で、改
めて箒を見せてもらう。

私 「私、実家が東京なんですけど、前に実家の母から、箒売り
  のおばさんから買ったっていう筑波の箒を見せてもらって、
  私も欲しいなあと、ず~っと思ってたんですよ」
おばさん 「ああ、東京にも売りに行くからね」

私 「ええと、こっちが5,000円で、こっちが3,000円?」

おばさん 「そう。こっちは、13玉、こっちは9玉。 ほら、こっちは
  4玉多いからね、しっかりしてっでしょ」

なるほど、高い方のは、ほうき草の束の数が多い。
安い方も、それだけで見ると良い箒なのだが、2つ並べて見ると、
やはり、高い方の箒の方が、作りが断然良い。
使ってあるほうき草も、良いところを選んである感じだし、糸の
かがり模様も手が込んでいて綺麗だ。

私 「あ~、こうして見ると、やっぱりこっちが欲しくなりますね。
  う~ん、5,000円か…」
おばさん 「そう、ほんとは7,000円だけど、5,000円にすっから」

5,000円なら、“買い”だなあ。
座敷箒なんて、滅多に買うものじゃないし。

…と思いつつ、一応

私 「う~ん、もうひと声!」

私としては、それ以上の値引きはなくても買うつもりになっては
いたし、もし、500円でも引いてくれたら“めっけもの”のつもりで、
とりあえず言ってみたのだが、おばさんはあっさり
「じゃ、4,000円でいいや」

私 「え、4,000円でいいんですか?」

…急に申し訳なくなる私
(4,500円にしてほしかったという、微妙な金銭感覚…笑)。

おばさん 「軽くなる方が、私もいいから」
私 「そうですか、じゃ、何だか悪いわねぇ…」

と言いつつ、お金を払って受け取る。

私 「あ~よかった~! 嬉しい!」

こういう職人技の手作りのものを値切っちゃいけないよな…と、自
分の品のなさに少々落ち込んだが、とにかく、憧れの箒が手に入
ったのだから、もう嬉しくてたまらない。

それから、夫が待つ本屋へ急いだ。
はっと気づくと、ビジネススタイルのまま、むき出しの長い箒を
持って、駅ビルの中を歩いている私の姿は異様だ。
何となく、周囲の視線を感じる。
しかも、コレ持ったまま、本屋に入って行くのも、かなり変(笑)。

でも、しょうがないから、本屋にずんずん入って行って、夫を見つ
けるやいなや、テンション高めに
「ホウキ、買っちゃった~! 前から欲しかった手作りのホウキ。
 今、箒売りの行商のおばさんに会ったのよ!」
…それは、夫への報告というより、周囲への言い訳だった(笑)。
 
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母に本を選ぶ(見舞いにお勧めの本)
2009-11-05 Thu 12:16
2009年11月5日(木)

鹿児島から帰って来てから、母の所へは2回見舞いに行った。
帰宅の翌日(さすがに、若冲より母を優先した…笑)と、さらに
その2日後。

別に具合が悪くなっての入院ではないし、特に心配な様子
でもないことを妹から聞いたはいたが、そうは言っても、やは
り娘としては、顔を出してやらねば。

特別な見舞いの品は持たず、鹿児島から持ち帰った土産を
いろいろ持って(その殆どは見せるだけで、その足で実家に
持っていくことになるが)、とりあえず様子を見に行こうと思っ
た。

お金のお見舞いは要らないだろうと思ったが、家を出る前に
念のため、妹にメールで確認。
離れていると、その時々の「空気」が読めないからな…。
それに、もし妹がお金で渡しているようなら、私も合わせた
方がいいし。

私 「お見舞いのお金、上げた方がいいの?」
妹 「いいよ、重病じゃないし。お返しが面倒だって嫌がる
  よ。 お見舞いは本がいいんじゃない?」

…そうか、本ね。

迂闊にも、考えていなかった。

以前に、叔母(今は故人)を見舞った時は、本屋で雑誌を物
色して行ったら、喜ばれた。
でも、この日は、本屋に寄らずに直行したかった。
それに、母にだったら、別に新しい本を買っていかなくても、
家にある私の本を何冊か持って行って貸せばいいだろう。

母の好みそうな本は、だいたいはわかる。
母は読書家ではないが、気に入った数少ない本を、繰り返し
熟読するタイプである。
昔は時々、母に本をプレゼントしたり、貸したりしたもした。
(その中で母が特に喜んだのは、星野富弘の詩画集「鈴の
 鳴る道
」と、群ようこの面白エッセイ「トラちゃん」だった。)

鈴の鳴る道―花の詩画集鈴の鳴る道―花の詩画集
(1986/12)
星野 富弘

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トラちゃん (集英社文庫)トラちゃん (集英社文庫)
(1989/08)
群 ようこ

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しかし最近は、もう20年近く、母に本を上げたり貸したりをし
ていない。
76才の現在の母の「読書力(視力や根気も含めて)」が、ど
の程度なのかが、よくわからない。

まあ何か、軽く読めるものを…と、部屋の中を見回してみる。
そうそう、これは母に読ませたいと思っていたのだった…と、
真っ先に手に取ったのが、田代しゅうじさんの詩集、「野にあ
る神様
」。(過去記事「たまには詩集を読もう」参照。)

野にある神様―田代しゅうじ詩集 (子ども 詩のポケット)
  
あとは、漫画なんか、どうだろう?
ええと、ストーリーものでない(ちょっとずつ読める)、シニア
向きの漫画って、何だろう?
「ひなちゃんの日常」は、ちょっと平和すぎて、物足りない感
じかも。(これは、88才の恩師の愛読漫画。)
母なら、もうちょっと刺激が強くても大丈夫だろう。

で、私がもう何年も愛読している、バニラファッジさんのブロ
「7人家族の真ん中で」の書籍版をチョイス。
姑に苦労した母なら、これは面白く読めるはずだ。
(過去記事「ブログ本、3冊購入!」参照。)

7人家族の真ん中で。7人家族の真ん中で。
(2007/11/06)
バニラファッジ

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とりあえず、この2冊を持って行くことにした。
これなら、ちょっとずつ読んでも楽しめるし、母の読書力が相
当落ちていたとしても、大丈夫だろう。
(「7人家族…」の方は、ちょっと字が小さいかもだけど。)


さて、入院中の母は、見たところ普段以上に顔色も良かった。
枕元には、愛読書?の山頭火の句集など3冊ばかりがあって、
一番新しい本は、入院してから、もう2回読んだと言っていた。
老眼鏡もあるし、小さい字も問題ないらしい。

私 「あら、だったら次は、小説か何か持ってきてあげる」
母 「いや~、難しいのはダメだって!」
私 「わかってるって。易しくて疲れないのにするから」

ということで、次に行った時は、6冊(!)持って行った。
1度に6冊は多すぎると思ったけれど、自分で絞るのは難しか
ったので、この中から、母の好きなものを選んでもらえばいい
と思ったのだ。
以下が、その6冊のラインナップ。
 
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