2010-10-23 Sat 23:57
2010年10月23日(土)
我が家にある、大好きな古い絵本の1冊に、私が高校生の時に 買った、いわさきちひろさんの「あかちゃんのくるひ」がある。 調べたら今は絶版。書影もなく、古書でしか買えない。 しかも私が持っているのは、アマゾンの古書の初版より古く、 1974年版、至光社ブッククラブ・国際版絵本の第3刷だ。
これは、お母さんが赤ちゃんを連れて病院から帰って来る日のこ とを、お姉ちゃんになる3歳くらいの女の子の立場から描いたお話。 女の子は、赤ちゃんが来たらどんなことをしてあげようかと考 えたりしながら、赤ちゃんとの対面を、どきどきしながら待って いるのだ。 この絵本の中に あかちゃんの ぼうし ちょっとだけ かぶってみよう あかちゃんの くるまえに というページがあって、その絵は表紙にもなっている。 (我が家のをスキャン。実際の本は正方形。) なんで、こんな話をするかというと、次男の家にもうすぐ赤ちゃん (私にとっては2人目の孫)が生まれるのだ。 ツイッターを見て下さっている方は既にご存じと思うけれど、 今回はお嫁さんのYちゃんが、里帰り出産をせず、現住地の前橋 でお産をすることになっていて、私は11月に入ったら、産前産後 の世話、手伝いの為に暫く前橋で暮らすのだ。 (泊まり込んでもいいのだけど、一応、私の寝場所として、次男 たちのアパートのすぐ近くに、マンスリーマンションを既に借り てある。) 昨日・一昨日は、そのマンションに身の回りの物を運んだりする ために、夫と一緒に前橋に行ってきた。 いろんな段取りをYちゃんと相談して、退院の時やお宮参りの時 に赤ちゃんに着せるのは、上の子の時のベビードレスでいいね… なんて言って、ベビードレスを出してみたりしていた。 すると、そばで見ていた孫娘のKが、ちょうどこの絵本のように、 赤ちゃんの帽子をひょいとかぶったのだ。 うわ~、「リアル・あかちゃんのくるひ」だ! 大好きな絵本の場面をリアルで目にする日が来るとは思わなかった。 自分の子どもの時は、こういう経験はなかったのだ。 (私は男の子しか産まなかったし、2度目のお産の時は、長男を鹿 児島に預けていたので、こういう状況はなかった。) 現在2才11ヶ月。 まだまだ甘えていたいだろうけれど、もうすぐ お姉ちゃんになるK。 Yちゃんの入院中には、Kにこの絵本を読んであげながら、赤ちゃ んが家に来るのを待つことにしよう。 |
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