2009-05-31 Sun 23:57
2009年5月31日(日)
日付けがだいぶ遡るが、書きそびれていたGW中のことを。 お誘いを受け、5月3日は、霞ヶ浦周辺のドライブに出かけた。 メンバーは、竜ヶ崎“茶蔵”に行った時のママ友仲間4人。 第一の目的は、北斗の会の野菜のアイスを食べること(笑)。 あとは、帆引き船の操業を見ようという程度で、細かいことは 何も決めず、行き当たりばったりのドライブである。 土浦市から、かすみがうら市にそろそろ入ろうという頃、レン コン畑のただ中を走っている時に、H田さんが声を上げた。 「あ、志ち乃(しちの)だ! 志ち乃って、ここにあったのか~。 ここのどら焼き、すっごく美味しいよね!」 他の3人は“志ち乃”を知らなかったのだが、H田さんの職場 では、到来物で志ち乃のどら焼きが来ると、皆が大喜びする、 有名店らしい。 「生タイプのどら焼きが特に美味しいのよ」 「じゃあ、帰りに買って帰ろう」 「いや、夕方になると売り切れちゃうんだって」 「じゃ、今寄ろう!」 と、すぐに車を戻す。 (早速、「想定外の事態」発生…笑) 改めて店のそばに行ってみて、こんな田園風景の中にある店 なのに(車の通行量もそんなに多くないのに)、駐車場に、整理 の係員さんがいることに驚いた。 店内に一歩入って、またびっくり。 レジの前に、長いコの字型に行列ができている。 撮影モード間違えてピンぼけですが… いやはや、都内デパ地下の人気スイーツの売り場並み…。 人気の理由はすぐに納得できた。魅惑の品揃えなのだ。 (どら焼きだけで15種類くらいあった。) 私は実はどら焼きは余り好きではなくて、今まで自分でわざわ ざ買ったことは一度もない。 が、ここのどら焼きには、かなりそそられた。 迷ったあげく、H田さんオススメの“生タイプ”の中から、“抹茶 なまどら”と“抹茶ムースどら”を1個ずつ購入。 あと、「コレはブログのネタになる!」という不純な動機(笑)で、 “デコどら”というのを買ってみた。 “デコどら”は、こんなの(笑)。 (これって、飾り付けしたホットケーキと変わらないじゃん… と思い、味の方はさほど期待していなかったのだが、見た 目よりずっと軽くて、美味しかった。少し入っているあんこと 生クリームとのバランスも良くて、夕食後、夫と二人で一気 に平らげてしまったほど。 夫も「ここのどら焼きは確かに ウマイ」と、認めていた。) クーラーボックスにどら焼きを入れて、車は進む。 どこか適当なところでランチを食べようと思ったが、かすみが うら市内に入ると、店はほとんどなかった。 頼みのアイスクリーム工房「北斗の会」も、店は開いていたも のの、喫茶・軽食部は休み。 (…GW中こそ、やらなきゃダメでしょ!と思うのだが、池袋 のサンシャインなどにも出店しているので、ここの本店では そんなに儲ける気がないらしい。) 店を探しているうち、霞ヶ浦の志戸崎漁港に着いてしまった。 |
2009-05-29 Fri 10:28
2009年5月29日(金)
26日(火)は、パン教室だった。 私は2月の味噌作り講習会に参加しなかったので、E子先生に お会いするのは、昨年12月にシュトーレンを頂きに行った時以 来。 パン教室としては、約1年ぶりだ。 先生はお元気で、いつも通りパワフルだった。 1年前と違うのは、リビングに続いている和室に、以前は学習 机が3つあったのが、2つになっていたこと。 (R君の机はリビングに移動して、先生の机になっていた。) そして、部屋のあちこちにR君の写真や作品がすごく増えてい たこと。 先生のお宅は、もともと子供たちの写真や作品が沢山飾られて いたけれど、そこに、R君関係のものが更に増えたのだ。 R君の思い出の品がこんなに沢山あったのでは、辛くなるので はないかと思うほどだが、E子先生の場合は、いつもR君の笑 顔に囲まれ、いつでもそばにR君がいることを感じていらっしゃ りたいようだった。 「Rのものばかりでごめんなさい」 とおっしゃりつつ、 「Rのことは、本当に、可愛かったこと、楽しかったことしか思 い出さないの」 と、笑顔でおっしゃる。 「自分の子供たちを育てる楽しみが“お給料”だったとしたら、 Rは“ボーナス”だったんだわ」 とも。 失ったものよりも、得られたものを考える。 それが、先生の悲しみの昇華の仕方なのだと思う。 さて、今回のパンはフォカッチャ。 フォカッチャは、サンドイッチ向きの薄いパンだ。 以前にも1度焼いたことがあって、その時は小さめの楕円形 に焼いたのだが、今回は大きく焼いて、大きなサンドイッチを 作って切り分けた。 これだと人数をきっちり考えなくていいし、目の前で切り分け る演出効果も楽しい。 |
2009-05-25 Mon 17:11
2009年5月25日(月)
夫が先週土曜から、仕事のついでもあって鹿児島に帰省して おり、私は急ぐ仕事もないので、公私ともに完全フリー状態。 だからという訳でもないが、前々からの約束で、大学時代の 女友達4人で、都内で週末のお泊まり飲み会をしてきた。 前回六本木で会った時は、慌ただしかったので、「ゆっくり オシャベリするためには、やっぱりお泊まりがいいよね♪」 というわけで、情報通のO田さんが、麻布十番の宿と食事の 手配をしてくれたのである。 私とO田さんは、六本木ヒルズの映画館で『スラムドッグ$ ミリオネア』(良かった!)を観てから、あとの2人と東京さぬ き倶楽部で落ち合った。 東京さぬき倶楽部(讃岐会館)は、もともとは香川県が経営 していた(今は半官半民の経営らしい)の宿泊施設。 香川県人でなくても誰でも利用でき、地方からの出張の人や 受験生、運動部の試合などで上京している学生などに、よく 利用されているようだ。 私たち4人が泊まったのは、和室10畳(バス・トイレ無し)、 一人6,100円(8畳利用ならもっと安い。朝食代は800円ほど を別に追加)。 麻布十番駅から数分の立地。 庭はさほど広大なわけではないが、樹木の配置が良く、都心 なのに別天地のような静けさ。 ビジネスホテルより安いくらいの料金で、旅先みたいな気分が 味わえ、都内の宿としては、知る人ぞ知る穴場と思われる。 さぬき倶楽部の敷地内には、紅梅屋敷といわれる明治時代 の邸宅(官僚だった藤田四郎の屋敷を移築したもの)を改装 した「ばんげ」という和食の店があり、そこで夕食を取った。 この「ばんげ」、ホームページにも「大人のための隠れ家」 と書かれているが、とても風情ある雰囲気。 料理や店内の様子の写真は、暗くてよく撮れなかったので、 興味のある方は、「ばんげ」のホームページ内のバーチャル ビューを是非ご覧になってみてほしい。 (店内などや中庭、茶室など5箇所から、360度カメラを回し た様子を見ることができる。) 以前に行った上野公園内の料亭“韻松亭”にもちょっと似て いるが、もっと簡素で、静かな感じ。 食事は要予約。庭がよく見える人気の2階席は満席で、私た ちは1階席(バーチャルビューの1階席の映像で最初に映る テーブル)だったが、1階からも庭の一部が見えるし、1階に は客が私たち1組しかおらず、貸し切り状態で楽しめたのは、 とてもラッキーだった。 お店の方とお話したり、香川のお酒「金陵」の純米酒と大吟 醸を試飲させて頂いたりもした。 料理はその日のおすすめメニューを中心にいろいろ頼んだが、 どれも美味しかった。 締めには、焼きおにぎりが激オススメ。ピリ辛のネギ味噌を塗 って香ばしく焼いてあるのだが、この味噌がまたすごく美味し くて、私たちは、この味噌を何とか売ってもらえないかと交渉 したほどだった(売ってもらえなかったけど…笑)。 いろいろ飲み食いして、一人4,000円弱だったのも、かなりリ ーズナブル。 バーチャルビューには映っていないが、「ばんげ」の向かい側 には離れ?の建物もあって、そちらも13人までなら、予約して 利用できるとのこと。 この建物は、かの真珠のミキモトの御木本幸吉が住んでいた というような話だった。(Wikipediaの記述によると、御木本幸吉 が宮内省御用達の業者になるときの保証人が藤田四郎だっ たそうである。) 大満足の食事の後、6~9月の間はビアガーデンになるという、 宿のロビーに面した庭をのぞいてみる。 ここも、シックですごくイイ感じ。 ビアガーデンの季節に、ぜひまた来なければ(笑)。 |
2009-05-22 Fri 17:26
2009年5月22日(金)
「終末」(「週末」ではない)の過ごし方は、なるほど、人によって 異なるのだろう。 しばらく前に読んだ、伊坂幸太郎氏の『終末のフール』は、地 球と人類の滅亡が3年後に迫った「終末」の日々を、穏やかに、 あるいは熱く生きる人々を描いた連作短編集だ。
収められた8つの作品は、それぞれに主人公が異なる独立した 作品。 が、登場人物が他の作品の中にも出てきて、どこかで 連関しあっていて、全体で、「プチ・伊坂幸太郎ワールド」になっ てもいる。 内容は、私が好きな内海隆一郎の作品みたいな「いい話」系だ ったり(伊坂氏は、ミステリーだけじゃなく、こういう小説も書ける んだな…)、そうかと思うとギャグのような展開のものがあったり するのが楽しい。 「本を読むのは面白いなあ。私は“終末”の日々をもっぱら本を 読んで過ごしてもいいなあ…」なんて思いながら読み進めたら、 本を読みまくる少女の話も出てきた。 最近は本を読んだら、手帳(例の100円ノート)に日付けと書名、 できれば簡単な感想などもメモするようにしている。 が、この本は図書館から借りたもので、夫が早々と返しに行っ てくれてしまったものだから、メモをしそびれていた。 8つの短編のタイトルが全て『○○の○ール』で統一されてい るのが面白かったので、そのタイトルだけでもメモしておこうと、 昨日、ネットで調べた。(記憶に頼って書こうとしたら、3つくらい しか思い出せなかった…笑) 「終末のフール」 「太陽のシール」 「篭城のビール」 「冬眠のガール」 「鋼鉄のウール」 「天体のヨール」 「演劇のオール」 「深海のポール」 これを調べていた時、集英社の「終末のフール」特集サイトがあ るのを知った。 のぞいてみたら、これが面白い。 『終末のフール』の登場人物は、全員“ヒルズタウン”という街の 住民なのだが、このサイトには、その街のマップのフラッシュ画像が あり、その上を人物が動いている。 人物をクリックすると、人物のプロフィールを見たり、人物同士の 会話(作品の一部)を読めたりする。 面白いのは、地図上の隠れキャラを見つけると、それぞれの短編 の創作秘話も読めること。 この、隠れキャラ探しが結構難しい。 あちこち読みながら、8つのキャラを全部探し出すのに、1時間ほ ど熱中してしまった。 ん~、こんな面白い連動サイトがあるなんて、全く知らなかった。 (書店で買った本なら、多分、帯にサイトの案内があるのだろうが。) …と言うわけで、『終末のフール』をこれから読む人や、既に読ん だ人は、この特集サイトでも遊んでみると、2度楽しめますよ、と いう、お話。 さて、伊坂幸太郎氏の作品は、活字以外のコンテンツとの相性が良 いらしく、『終末のフール』は演劇(昨年1月に公演)にもなった模様。 私は見ていないけれど、映画も、昨年公開の『アヒルと鴨のコイン ロッカー』、現在公開中の『フィッシュストーリー』や、明日23日公開 の『重力ピエロ』(前評判が良いようだ)などがあることは、ご存じ の方も多いだろう。 最近、伊坂幸太郎氏原作の漫画の『魔王』も読んでみたが、なか なか面白かった。 これは、先日の新年会の時に三男が持ってきたもの。(彼は家に 帰ってくる時は、いつもオススメの漫画を1袋くらい提げてくる。) |
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2009-05-17 Sun 12:58
2009年5月17日(日)
金曜の晩は、つくば市に住んでいる後輩Y子ちゃん一家の家 に夫婦で行き、お泊まり飲み会をしてきた。 先日の我が家の新年会には来られなかった九州の後輩 K君 が今週末は学会で上京していて、Y子ちゃん宅に立ち寄るとい うことなので、私たちもお呼ばれさせてもらったのだ。 Y子ちゃんのダンナのM君は、現在、上海に単身赴任中で家 にいない。で、Y子ちゃんが一人でもてなすのではちょっと寂 しいし、それに、ダンナの留守中に男性客が一人だけ来るの は一応マズイかも?(笑)ということでもある。 他にも1人友人を呼び、5人で飲み始めてまもなく、上海の M君から電話が入り、Y子ちゃんはいそいそとパソコンでス カイプを立ち上げた。 ノートパソコンの肩には、“鬼太郎のとーちゃん”みたいな WEBカメラがちょこんと乗っている。 お、M君の声が聞こえる… と思ったら、画面にM君が映った。 動いている。 会話ができる。 おお、これがインターネットテレビ電話というものか! スカイプ(Skype)というサービスがあるのは聞き知っては いたが、どんな風に使うのか、どう便利なのか、今までピンと きていなかった。 が、百聞は一見にしかず。 これはいい。 画質も音質も、想像以上にクリアーで(一方の画像や音声が たまに途切れることはあったが)、結構 臨場感がある。 パソコンを置く位置を調整して、先方には、こちらのリビング にいるみんなの姿が映るようにした。 こちらの画面には、M君が大きく映っている。 画面にグラスを向け、皆で乾杯。 テレビ電話というのは、もっと画面の前にベッタリ貼りついて、 対面式に会話をするものだとばかり私は思っていた。 が、マイクの集音性能が良いから、別にそばに近づいて話す 必要はなく、普通にテーブルについたまま皆で会話してると、 画面越しにM君もリアルタイムで会話に入ってこられるのだ。 すごい。 何だかまるで、リビングの隅にM君が座っているみたい! (愛犬の龍星くんだけは、「リュウ~」と呼ばれるとパソコン のそばに行くものの、画面の認識はできないらしく、M君 の姿も匂いもないわけだから、「あれ~、お父さんの声が したのに変だな?」という様子で、きょとんとしていた。) インターネットをするのと同じだから、特別な料金がかかるわ けでもなく、1時間ほど、つなぎっぱなしにしていた。 今さらこんなことを書くと、時代遅れだと笑われるかもしれ ないけれど、遠く離れた場所にいる人間と、同じ部屋にいる かのように話せるこの不思議な状況に、いたく感動。 子供の頃に憧れ、夢見ていた「未来の社会」に、私は今、 本当に来ているんだな…と感じた。 |
2009-05-12 Tue 20:28
2009年5月12日(火)
先週土曜(5/9)は、我が家恒例の新年会だった。 大学時代のサークル仲間を招いての会で、結婚以来毎年続けて いるので、今回は27回目である。 ・昨年(2008年)の新年会 ・2007年の新年会 ・2006年の新年会 ・2005年の新年会(「ミニ日記・2005年4月」の2~4日が関連記事) 年に一度、新年会の時だけ、我が家はとても人口密度が高くなる。 我々夫婦と3人息子、お嫁さんYちゃん、孫娘のK…と、まず身内 だけで7人。 そこにお客様11人(うち、子世代が4人)が加わって、今回は総勢 18人だった。 27回目ともなれば、ホストファミリーの主婦としてはもっと段取りが 良くなってもよさそうなものなのに、毎回、計画したのに作りそび れる料理があったり、作ったのに出しそびれる料理などがあった りして、いろいろ反省が残る。 毎回、「来年こそはもっと余裕をもって準備を」…と思うのだが。 今回最大の反省点は、掃除の段取り。 当日はまず、リビングの会場作りを優先。 (去年、会場作りが整わないまま始まってしまったのを反省。) 会場作りが済んだ後は、夫に、風呂と廊下の掃除を頼んだ(客人 は風呂には入らないが、孫が入るだろうから)。 トイレの掃除と、いろいろなものを一時置きした階段の掃除は、 私が最後にやるつもりだった。 この「最後にやるつもり」というのが、大きな間違いだった。 階段にはモノが一杯、玄関には掃除機を出したまま…という、普段 以上に散らかった状態で、人が集まり始めてしまった(汗)。 トイレ掃除もせずに始まっちゃったのは初めて…ああ、最悪(笑)。 ちょっとだけ言い訳をすれば、午後3~4時頃に来るだろうと予想 していた次男一家が2時に到着したのを皮切りに(1才半の孫が うろつき出したら、もう何もできないとは予想していたのだが)、皆 さん、割と早めに到着し、皆で料理の準備を手伝ってくれたのは、 すごく助かったのだけれど、私が台所で陣頭に立ち続ける状態に なってしまい、もう、掃除どころではなくなってしまったのだ。 (それにしても、もうちょっとだけ早く掃除を済ませておけばよか っただけの話なのだが。) 先日のブログに、「ゴールデンウィークは片づけをする」というよ うなことを書いてしまったものだから、それを読んでいる若だんな さんは、あたりを見回した後、私と目が合うと、こんなことをつぶ やいていたっけ。 「いや~、S子さん、どこを片付けたのかな?と思って…」 …もう、爆死(笑)。 でも、昔、我が息子たちが、こう言っていた。 「うちって、汚いから、人が遠慮なく来やすいんだよ」 そうかも…。 いや、きっとそうだと、信じよう(笑)。 以下、備忘録を兼ね、今回の新年会をトピックごとに書いておく。 (かなり長文…適宜、スルーされたし。写真が重そうだから、高速 表示のため、数日は広告も入れておこう。) 【尾道ラーメン】 新年会の前日、T先輩から大きな箱で届いたものがあった。 何だろう?と思ったら、尾道ラーメンのセット。 T先輩は、神奈川在住だが、広島の尾道ラーメンのファンで、以前 にも差し入れて下さったことがある。 遠いので、我が家の新年会にはなかなかいらっしゃれなくて、これ まで、1993年と2000年の2回、参加して下さっている。(我が家は 「宿帳」があるので、そういう調べはすぐにつく。2000年にいらした時 には、寝袋を背負ってのご登場であった…笑) 今回も、欠席という丁寧なメールは頂いていた。 欠席にもかかわらず、こんな豪勢な差し入れを頂いて、恐縮至極。 T先輩、ありがとうございました。 阿藻珍味(あもちんみ)の尾道ラーメンホットラインの品 【福豚のしゃぶしゃぶ】 前橋に住む次男夫婦からは、「美味しい豚肉を買っていくから、しゃ ぶしゃぶ」の準備をしておいてと言われていた。 豚インフルエンザの時節に逆らう大胆さ(笑)だけれど、この福豚は 生でも食べられるという無菌豚。 天然水に、椎茸としめじだけでとった出汁(野菜は入れてはいけない) でシャブシャブして、ちょっとレアな感じで食べる。 |
2009-05-06 Wed 23:57
2009年5月6日(水)
いろいろ書きたいことがあるが、直近のことを少しだけ。 昨日5日は、夫と映画を見てきた。 夫婦50割引で、いつでも二人2,000円なのだから、もっと頻繁 に見ればよいのに、夫婦で映画を見に行ったのは、去年のゴー ルデンウィーク以来、1年ぶりである。 見に行ったのは、『グラン・トリノ』。 友人O垣さんから 「グラン・トリノ」がよかったから是非見るようにというお勧めの メールが2回も来たのだ。 見ないことには、返事のメールも書きづらいほど、熱心な勧め ぶり(笑)。これは見ないわけにいかない。 というわけで、隣町の守谷で見てきた。 (一昨年に、守谷に大型ショッピングセンター“ロックシティ” がオープンしたのは知っていたけれど、我が家からはちょっ と遠いので、行ったことがなく、シネコンが入っていることも 今まで知らなかった。車で気軽に行ける所に映画館がある のは便利だなあ! 普段着、ノーメイクで行けちゃうし…笑) 主人公は、戦争体験で心の傷を持つ老人。 (クリント・イーストウッドが主演・監督。) 頑固で嫌われ者。 でも、見ているうちに、そんな彼が誰より、誠実に思えてくる。 媚びない“男の生き方”がカッコよく、そしてハートフル。 TVの予告CMをみた限りでは「重そう…」という先入観があっ たのだが、さほど重くはなく、結構ほのぼの笑えて、最後は ぐっとくる、いい話だった。 若い者にしかできないことがある一方で、年を重ねた者にし かできないこともあって、それを伝えていくのは素敵なことだ なあと思う。 見ている時は気づかなくて、あとから「巧いなあ」と思わされる 演出も多かった。 一つの人生を描くのに、過去の回想シーンを全く入れずに 作っているのがすごい。 ちょっとした言葉の端々から、過去も人物像も充分見える。 小さなエピソードの一つ一つも洒落ている。 私的には、少年に“男の会話”を指南するシーンや、懺悔のシ ーンなどが、味わい深かった。 (…と、あまり語るとネタバレになるのでこのへんで…) 客席には中高年層が多かった。 やっぱり、クリント・イーストウッドのファンが多いのかもしれな い。 が、ファンでなくても、そして若い人でも、感ずるところはありそ うだ。 私自身は、友人O垣さんほど、ボルテージが上がったわけで はなかったけれど、「見て良かった」と思える、上質な映画だ った。 興味を持たれた方は、是非。 |
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