モノクローム文芸館

見せかけの優しさ悲しみ強がりとそれでも崩さぬ偽善の光り...

ため息でまだらに沈むカフェラッテどういう夜明けを想わせますか...

ひと雨に迷いもしない傘のこと呟けないまま頷く夜更け...

時ゆけば忘るる声と聴こえたり探して見つかるはずもなくただ...

「言葉」ということを、言葉を扱うブログから捉えてみる。例えば、「今日も雨ですね」という言葉に含まれる多義性。本当のことは分からない。そんな中での表出としての言葉。言葉も或る意味ファッションの一つかもしれない。...

実はこのblogを始めた頃から、公開していない短歌なども結構作っていて。色々な感情や諸事情も考慮しつつ、載せていけるように心がけてはいるのですが。それでも、つい勢いで載せてしまう、よくないとは、思いながら。でも、公開していないくらいだから、クオリティ低いのもかなり多いんですけど（笑）そんな中で、このblogに掲載してきた短歌の中から、拍手やコメントも踏まえつつ、自選集を作りました。「BCCKS」というサイトで...

積み上げてまたやり直しの暮らしでも振り向けばいつか見上げた夜空...

百円でお釣りが来そうな優しさをひけらかすような悲しみ課税...

浦島に置き忘れてきた心とか気分のことを話してみたい...

短冊に記した願いと裏腹の言葉にもしない曖昧な染み...

切り裂いた心と心が虚しくて、それでも手と手を流れる血と血...

右手にも左手にさえ持てなくて ましてや言葉になど成れなくて...

完璧に趣味と思っていた短歌を、新人賞に応募しようと思うにあたり、同じように趣味で出来る何か、ということで、山水画みたいの始めました。水彩の黒だけを使う、という、本当に山水もどきですが。また最近描いてないけど、芸術以外の趣味はほとんど無いに等しいので、結局そういうところから、自分という輪郭も見えたり見えなかったり。でも夜中にサッカーとかテニスとか観るのも意外と好きかもしれない。ナイターのラジオとかゴ...

ここのところ、短歌ばかりだったので。言葉は、丁寧に扱わないと。というのは、短歌も同じだけど。どうしても、思想がでてしまう日記には、うかつなことは、書き難いもの。でも何も言わないことで、広がる溝などもあるように。時として、大きく意図を越えてしまう言葉。何を言いたいか分からないけど、言葉のブログに言葉が消えてしまうのは。...