連続テレビ小説「おむすび」 (第19回・2024/10/24) 感想
NHK総合・NHK BS・プレミアム4K/連続テレビ小説『おむすび』
公式リンク:Website、X(旧Twitter)、Instagram
第19回/第4週『うちとお姉ちゃん』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まないほうが良いです。
母の愛子(麻生久美子)は、結の幼なじみの陽太(菅生新樹)にパソコンのセットアップをやってもらい、自らブログを書こうとする。そんな折、結(橋本環奈)はハギャレンのメンバーたちとフェスティバル用のパラパラ練習に熱を入れるが、タマッチ(谷藤海咲)から何かが足らないと言われてしまう。一方、フェスティバルにマジックで出場する永吉(松平健)は、米田家に戻った歩(仲里依紗)にアシスタントを頼む。
------上記のあらすじは、公式サイト等より引用------
作品の 粗探しや重箱の隅を楊枝でほじくる こと、スタッフの人格否定や俳優の個人攻撃 が 目的ではない ことをご理解ください。
原作:なし
主人公のモデルの1人:松丸奨
※1983年千葉県生まれの栄養教諭・管理栄養士
(過去作/「Chef~三ッ星の給食~」給食監修指導)
※人物像作成のための取材を受けた複数名の1人であると判明(2024/10/9)
ネタ元:松丸奨@men's管理栄養士 [@matsumarurecipe] (2024年9月30日)
脚本:根本ノンジ(過去作/正直不動産シリーズ,相棒シリーズ,フルーツ宅配便,ハコヅメ)
演出:野田雄介(過去作/スカーレット,マッサン,六畳間のピアノマン,舞いあがれ!) 第1,3週
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ,トクサツガガガ,転・コウ・生) 第4週
松木健祐(過去作/ひよっこ,いだてん,晴天を衝け,舞いあがれ!) 第2週
盆子原誠(過去作/カーネーション,とと姉ちゃん,おちょやん,ブギウギ)
大野陽平(過去作/「ちむどんどん」第9週のみ,「舞いあがれ!」第25週のみ)
工藤隆史(過去作/「舞いあがれ!」第20週のみ)
原田氷詩(過去作/「おちょやん」 第17週のみ,「舞いあがれ!」第16週のみ)
音楽:堤博明(隣の家族は青く見える,ベビーシッター・ギン!)
主題歌:B'z「イルミネーション」
語り(本編):リリー・フランキー(過去作/55歳からのハローライフ,洞窟おじさん,なつぞら)
語り(土曜日版):高瀬耕造アナウンサー(過去作/朝ドラ「ブギウギ」本編語り)
副音声解説:山崎健太郎(過去作/舞いあがれ!,らんまん,ブギウギ,虎に翼)
タイトルロゴ制作:大島慶一郎(Keiichiro Oshima )
タイトル映像:田向潤(過去作/きゃりーぱみゅぱみゅ,くるり,緑黄色社会MV)
イラスト:サンレモ(ILLUSTRATOR サンレモ )
振付:TAKAHIRO(欅坂46,日向坂46,櫻坂46,ゆず,SEKAI NO OWARI,藤井風)
栄養学考証:中村丁次(神奈川県立保健福祉大学教員)
福岡ことは指導:坪内陽子(元MRT宮崎放送アナウンサー)
栃木ことは指:猪瀬光博(栃木県出身の俳優)
神戸ことは指導:辻葉子(兵庫県出身の俳優)
ギャルことば指導:Rumi(美容・ギャル評論家,今作パラパラ指導)
医事指導:矢木崇善(過去作/スカーレット,舞いあがれ!,ブギウギ,)
料理指導:広里貴子(過去作/ごちそうさん,まんぷく,カムカムエブリバディ,舞いあがれ!,ブギウギ)
書道指導:津吾井香奈(「書道パフォーマンス甲子園」指導など)
農業指導:德安出雲
理容指導:宮城丈二(兵庫県理容組合理事長)
警察指導:板東正敏子(過去作/まんぷく,スカーレット,おちょやん,ブギウギ)
美術:西村薫(過去作/トクサツガガガ,ハムラアキラ,舞いあがれ!)
技術・増田徹
音響効果:林恵太郎
助監督:藤玲衣,影浦安希子,山田陽介,畑本健太
小峰陸矢,亀井優成,長澤康貴,佐伯木乃実
竹原朋加,林祐香,増田愛海,野曽原明香,福崎功真
スケジューラー:南野彩子(NHK BSドラマ「パーセント」プロデューサー)
リサーチ:有川奈々絵(NPO法人 かごしまフィルムオフィス)
撮影:竹内北斗(過去作/ブギウギ)
照明:岡元昌弘(過去作/軍師官兵衛)
音声: 渡辺暁雄
映像技術:山下健
カラーグレーティング:中井高人
VFX :佐久間正泰
美術進行:鴫原広起
装置:内田健
裝飾:野崎次郎
衣装:早藤博
メイク:西口富美子
制作統括:宇佐川隆史宇(過去作/岸辺露伴は動かないシリーズ,正直不動産シリーズ)
真鍋斎(過去作/まんぷく,正義の天秤,拾われた男)
制作:原田潔,岡本剛毅,中津琢,扇谷愛理,杉山遥人,高田寛之
プロデューサー:菅原弘(過去作/天国にいちばん近い島,二代目はクリスチャン,ぼくらの七日間戦争)
※敬称略
前回の感想は人間ドックに行っていたので投稿が遅れました
「初めまして」の皆様も、ご常連の皆様も、管理人のみっきーです!
お仕事や学校の休憩時間や移動中の方、就職活動中の方、病気療養、子育て、介護など、それぞれの生活を送る読者の皆様…
私のブログをご訪問いただき、心から感謝申し上げます。
―――ここまで、ごあいさつ―――
常連の読者様は、ご存じだと思います。
先週から今週にかけて数日間連続で Web拍手が 30未満(投稿時)になりましたので…
読者様に向けて、どうしたら今作が巻き返せるのか考える感想にもしたいと思います。
よって今週から、通常モードより、本気で歯に衣着せぬ感想を書きます。
※しばらくテンプレです…
昨日は、前回の感想に書いたとおり、人間ドックに行っていたので投稿が遅れました(謝)
昨年から、加齢により身長が5ミリ縮んで、ダイエットで体重が2.5キロ減りました。
あとは、検査の結果待ちです。
今回は、今作の二大元凶について深掘りしてみる
ドラマとして、ここまで面白味がないと、これまで気にならなかったことすら気になってくるもので。
例えば、麻生久美子さん〈46〉と仲里依紗さん〈35〉が、完全に母と娘に見えないなぁとか(苦笑)
それは、それとして。
前回の感想は、上記の事情から『「後悔先に立たずコーナー」を大放出!」によって。
今作の数ある問題箇所のうち、致命傷とも言える、<物語に‘流れ’がない!> という元凶について絞り込んで書いた。
今回は、それに加えて、前回で下書きだけで公開しなかったもう一つの致命傷である、<ほぼ、時間経過を感じられない…> も加えて、前回以上に熱く語り尽くそうと思う。
さらに、当ブログのファンの皆様(いないか?笑)には、昨日のお詫びを含めて、書いてみます!
これが<‘流れ’と‘時間経過’がない!>の元凶合体愚策
アバンタイトルというか、木曜日もファーストシーンからポッカ~~~ンである(失笑)
「土曜日版」ではなく、きちんと「本編」を見続けている人なら思ったのでは?
このアバンタイトルって、前回のどの場面の “つづき” なの?
もちろん、聡明な読者様なら気づいたはずだ。
先週の金曜日、第15回の次の結(橋本環奈)と母・愛子(麻生久美子)やりとりだ。
愛子「結。パソコンって詳しい?」
結「ん? ううん。何で?」
愛子「家計簿
パソコンで つけてみようと思って」
結「そういうの 陽太が詳しいけん
今度 聞いてみるね」
長渕剛の名曲で、私の結婚披露宴の際に高校の同級生たちが歌ってくれた『♪乾杯』に次の歌詞がある。
あれから どれくらいたったのだろう
沈む夕陽を いくつ数えたろう
一体、金曜日のやりとりから、どれくらいたったのだろう?
沈む夕陽を、いくつ数えたのか?
そういうことだ。
これこそが、<物語に‘流れ’がない!> と <ほぼ、時間経過を感じられない…> の元凶合体愚策だ。
冷静にならなくても、普通に見ていても分かるはずだ。
このアバンと、先週金曜の第15回を直結できることが。
NAI・NAI・NAI 全くこれまでのエピソードと関係NAI!
だって、映像が「直結できました」と白状しているのがお分かりだろうか?
まず、結と歩(仲里依紗)の姉妹ケンカの跡形がない。
シブがき隊の大ヒット曲『NAI・NAI 16』ではないが(今日は中高年の読者様向けサービスが多いです!)
NAI・NAI・NAI 結と歩が腹を立てて家を飛び出したこと
NAI・NAI・NAI しれーっと姉妹が帰宅したこと
NAI・NAI・NAI アユとハギャレンのトラブル
NAI・NAI・NAI 元天神乙女会のギャルとのラーメン大食い対決
これら、ほぼ全てに “関係NAI” 展開で進んでいるのだ。
NAI・NAI・NAI のは、これだけではない。
「今後、スピンオフ的にガッツリ盛り込みますよ」的な、これ見よがしな “子役を利用した神戸時代の回想シーン” なんて、“完全に関係NAI” 展開で進んでいるのだ。
しっかりと描くべき"初期設定"を蔑ろにするから…
こうして書くと、信者や好意的に見続けている人は反論があるだろう。
私だって、心にウソをついて、超好意的に解釈すれば、前段で書いた “山ほどの関係NAI” のエピソードの上に、今回だって成り立っているとは思える。
ただ、ここで私が反論に反論したいのは。
今作は、 “山ほどの関係NAI” のエピソードのうちで、“連ドラ” の “初期設定” として最も重要であり、視聴者に感情移入させるための大切な要素である‘あるコト’を先延ばしし続けたのだ。
それこそが。
幼き頃からの姉妹の関係性であり、結と歩の人間性だ。
物語を進める上で、大前提は、主人公がどんな人物であるかを提示し、視聴者がそれなりに納得することだ。
その上で、サブキャラ、特に主人公の人生観に多大な影響を与えたサブキャラの人間性を描くべき。
なのに、今作は、主人公の人間性をしっかり見せる前に、姉との仲違いを散りばめた。
それも、歩がどんな人間でどんな人生を歩んだのかまともに描きもせずに… だ。
この時点で、厳しい採点になってしまうが。
連ドラとしてのツカミがどうとかいうレベルの作品ではないのだ。
"姉との仲違い"も、新鮮味も薄れ、色あせ、もはや食傷気味
ここまで本音を書いたから、その先も書いちゃおう。
そもそも、小出しに、チラ見せさせ続けてきた “姉との仲違い” だが。
放送前の番宣でも(言葉は悪いが)再三垂れ流したために、第3、4週になって明らかにし始めたところで…
新鮮味も薄れ、色あせ、もはや食傷気味ですらある映像なのだ。
だから、前回のかつてハギャレンと対立していた元天神乙女会のギャル・大河内明日香(寺本莉緒)との大食い対決だって、「今さら?」「また?」「まだやるの?」になるのだ。
もちろん、例のリーク情報が真実ならば “主演不在” を乗り切る苦肉の策だとしても。
だったら、何度も書いているように、王道の朝ドラのように「子役による幼少期」を1か月やれば済んだ話なのだ。
それにしても、今回の「約3分27秒間」もあったのだが、ほぼ前回とつながっていない(苦笑)
おっと、いけない。
糸島フェスティバルに、祖父の永吉(松平健)もマジックで出るつもりなことだけは、継続案件だ(失笑)
糸島フェスティバルの場面も、ほぼ既視感しかない感じで…
これから相当に細かい演出について書くので、見直しができる人はやってほしい。
メインタイトル映像の終わりの部分、本編と直結している部分の “音” に傾聴していただきたい。
実は「約10フレーム=約1/3秒間」だけ、劇伴(音楽)が音先行している。
簡単に言うと、ドローン撮影の海の上のカットに流れる劇伴が、メインタイトル映像から始まって流れているのだ。
こういうことを演出がやるのは、どんな意図があるのか?
これは、私の拙い経験で話すしかないから、全てに当てはまるとは言えないが、次の三つが考えられる。
●次のシーンへの期待感を高めたいとき
●テンポが悪いのを改善したいとき
●前のシーンとの連続性、継続性、連携性を強調したいとき
今回は… 恐らく三つ全部が理由だろう。
特に、メインタイトル映像明けで、今作お馴染みの <ほぼ、時間経過を感じられない…> があるから、音先行させることで、「いよいよ始まるよ!!!」的なアドバルーンを上げたかったのだろう。
ただ、このアドバルーンも、申し訳ないが不発、景気よく飛んだとは言えない。
大杉久美子さんの大ヒットナンバー『アタックNo.1』の歌詞になぞらえるなら。
「だけど涙がでちゃう 番宣で見飽きてるんだもん」
お笑い芸人や海鮮料理を投入したところで… そういうことだ。
だから、演出は音先行して期待感を高めようとしたのだが、泥縄… でしかないわけだ。
今回、いいや今週のエピソードって、今作に必要だろうか?
今回の感想は、前半をハイテンションで突っ走ったから、ここからは省エネモードで書こう。
皆様も一緒に、ふぅ~~~~っ(笑)
今回のエピソード、いいや今週(と先週の一部)のエピソードって、今作に必要だろうか?
とても意地悪で感じの悪いナレーションで例えるなら。
大嫌いなギャルだった姉が創設した「博多ギャル連合(ハギャレン)」と意気投合した主人公が、意外に楽しくパラパラを踊りました。
たったの、これだけでは?
ナレーションなら5秒、映像でも30秒程度のアバンで事足りたのでは?
いや、上記の意地悪なナレーションは、これまでの全4週を言い当ててもいるから、「1か月分=30秒間」で済んだってことなのだ。
まあ、もっともっと冷静に考えれば。
そう、公式サイトに掲げられた今作の大見出しからすれば。
平成元年生まれのヒロインが、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。
ギャルも、パラパラも、一切必要ないのだ。
ただ、公式サイトには、次のようにも書かれている。
どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に
これ↑があったとしても、姉との仲違いのくだりは必要ない。
結局今作って、未だに、神戸時代の姉妹の関係性もちゃんと描かず、子役が演じているのに興味を持たせず、この先なにを見せているつもりなのか?????
あとがき
『暴れん坊将軍』の大ファンとしては、松平健さんの刀さばきが見られたことだけが良かったです(笑)
なんなら、白馬に乗って海辺を走ってからステージに上がってほしかったくらいですけど。
あとは、どうでもいいです。
で、また先延ばしですか…span>
みっきーの植物図鑑(第242回)
最初は「まさか?」と思って見過ごしていたのですが。
下の写真が、10月9日の朝で、桜の花らしきものが咲いていたのです。
こちらの赤みを帯びているが、今朝10月24日の別の木の花です。
どちらも、春に割く「ソメイヨシノ」の木であることは間違いないんです。
調べたら、下記のネット記事を見つけました。
神戸市内で季節外れのソメイヨシノ咲く|NHK 兵庫県のニュース
どうやら、千葉県北西部でも、季節外れのソメイヨシノが咲いたようです。
あの~~~ぉ、10月半ば過ぎてますけど。
皆様がお住みの地域ではどうですか?
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/19220/
【これまでの感想】
第1週『おむすびとギャル』
1 2 3 4 5土
拍手コメント返信(2024/10/2):「おむすび」(第3回) ※“ギャル文化”には、圧倒的な“ポジティブパワー”がある
拍手コメント返信(2024/10/3):「おむすび」(第4回) ※「虎に翼」の総括、「おむすび」結のモデルと脚本家について深掘り解説します(更新)
朝ドラ「おむすび」未だに“姉と妹の子ども時代の初期物語”がないのは…ある事情で追って“伝説のギャルのスピンオフ”をやるから!?
第2週『ギャルって何なん?』
6 7 8 9 10 土
第3週『夢って何なん?』
11 12 13 14 15 土
第4週『うちとお姉ちゃん』
16 17 18
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