相棒 season23 (第2話/15分拡大スペシャル・2024/10/23) 感想
テレビ朝日系・『相棒 season23』
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第2話/15分拡大スペシャル『警察官A』の感想。
総理大臣が爆弾で襲撃されるという不測の事態が発生。警察は犯人の狙いすら掴めずにいた。一方、臨場した右京は現場の痕跡から、テロ実行に闇バイトが使われていた可能性に気づく。手掛かりをたどると、一連の事件にある人物が深くかかわっていることが判明。そんな中、手分けして捜査にあたっていた薫と高田が絶体絶命の窮地に。さらに、政界を裏で操る自生党幹事長・利根川の周囲でも不穏な動きがあり…。
---上記のあらすじは、公式サイト等より引用---
●脚本:徳永富彦/演出:橋本一(敬称略)
「総理襲撃事件」の謎解きを描いた「後篇」だけで良かった
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―――ここまで、ごあいさつ―――
長年の『相棒』ファンならお分かりだと思うが。
やはり、「前後篇」は「後篇」の後半だけ見ればよし… に異論なし、では?
まず、今回は前後篇で、三つの事件を取り上げていた。
●6年前の無差別殺傷事件
●元・国家公安委員長で現在は衆議院議員を務める芦屋(並樹史朗)が殺害事件
●総理大臣・藤原 (柴俊夫)が遠隔操作の爆弾で襲撃される事件
このうち、上記の二つ「無差別殺傷事件」と「国会議員殺害事件」については、ほぼセリフと繰り返し同じカットをインサートする表現で描かれた。
このことからも、上の二つの事件は、“ドラマ” 的には「総理襲撃事件」のための事件ということなる。
そう、メインである「総理襲撃事件」を重大な事件、因縁の事件、150年前の警視庁黎明期の出来事につながっているように見せるための装飾品ということだ。
結論、「総理襲撃事件」の謎解きを描いた「後篇」だけで良かった… 以上。
高田創(加藤清史郎)の扱い方がお粗末すぎる!
もう一つ、私がお粗末だなぁと感じたのは、高田創(加藤清史郎)の扱い方だ。
確かに、長年のシリーズにおいて、過去に登場したキャラクターが再度登場するのは醍醐味だ。
特に、キャラクターとしても俳優としても、成長した姿を見られるのは感動的でもある。
しかし、せっかく登場させたのなら、もっと活用すべきでは?
それこそ、「もしかして、高田巡査が事件の関係者?」くらいに見せてくれれば、ハラハラドキドキになるが。
お粗末なことに、それも予告編だけ。
本編を見たら、誰の目にも “ただの再会した知り合いの若い交番巡査が捜査のお手伝いをするってだけ。
無理やりに “相棒” を絡めているが、だったら同僚刑事との関係をもう少し密に描くとか、何か策はなかったのか?
あとがき
これ、単純に「6年前の無差別殺傷事件」だけにして、高田創と同じ交番勤務の先輩・仁科(内野謙太)と の“プチ相棒物語” に仕立て、本家の “相棒” と比較… で良かったのでは?
なぜ、要らないのに、事件を豪華に、壮大に、巨悪にしたがる のでしょうね?
“未来の右京の相棒” を目指すキャラクターが活躍するエピソードで良かったと思いますよ。
最後に。
「これは僕の経験から言うのですが…
テレ朝も『相棒』以外の “相棒=キラーコンテンツ” を見つけるべきです」
★すべての読者様に愛と感謝の “ありがっとう!!”
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/19218/
【これまでの感想】
第1話
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