火山島の噴煙状況。来るだよ,「あれ」がこっちに来るだよ。
もちろんメインコンピュータが人工砂嵐を起こしているわけではない。ロプロスもポセイドンも来ない。
このあたりはSelf-Defense Forceの潜水艦が停まっていたりするが,今日は違う艦艇。災害状況監視とかだろうか。
で,一番ひどいときは,瞬く間に道路のセンターラインも見えなくなるくらい火山灰が降下する。市内でも,1平方メートル当たり数キロに達したこともある。
火山島の裏側に,「鍋山」という場所があって、そこは身内では「月面」と呼んでいる火山灰で出来た砂丘。そこに登ったとか写真撮ったとか言わないけれど、足跡のつき方と言い、でかい火山弾が火山灰の砂丘に突き刺さり、まるで月面みたいなで、凄い風景・・・らしいよ。
つい最近,行ってみたくなったが、今は絶対に無理。
降灰は風で何度でも宙を舞い,目に飛び込んだりすると,コンタクトレンズ使用者は,リアルでムスカ大佐状態になります。
そして降りてきた雨雲と噴煙が混ざる。雨と一緒に火山灰が降るときは紛れもなく泥水で,服に落ちればたちまち泥染めの染みになる。白い服やシーツなどの洗濯物は悲惨ってか,最初から屋外には干せない。
こっちの湾内のアメフラシ,結構レア種(画像は本文とは関係ありません・・・かな)。
台風がくるりと輪を描いたおかげで,今日も結構な豪雨。未明にびしょびしょに濡れたチコが帰宅し,ワイフをたたき起こして飯食って出かけたのも昨日と同じ。足に泥が付いていないので,ほんとうに綺麗に雨で現れた模様。最近は猫ドア〜で入りしようとすると,そのコースでは体や足が汚れるので、嫌がって居間のサッシを誰かに開けさせる。その時は,バトルのような大音量の吠え声からは想像が着かないような,小さな甘えた声で呼ぶ。
啼くようになっただけまだ良いかも。カーテンやガラスの向こう越しにボヤーットした白い姿を見せるだけで、待っている場合が多い。
ユッチは,外出は最小限になって、多少欲求不満なのか、よく自分で紐を銜えて持ってくるようになった。勿論,「遊べ」と云うリクエストだ。家族で交代で相手をする。
豪雨でこっち方面の空気は清浄。青空が逆に欲しくなるなんてことはなくて,もっと降れと思う。最も台風のコースによっては,とんでもない方向に噴煙が散らかされるので,そちら側の人達にとってはあんまりありがたくなかったり。1年通して一番こちらでは降灰被害が出やすい,風向きの変動する時期ではある。勿論,それ以外の季節でも,吹き出しているものが水蒸気ではない状況では、やぁ、向こうに流れて良かったなぁ、と反対側から言われている側が被害を受ける。
豪雨でフラッシュされた後は,どうせまた降って来るが、そろそろ秋晴れを望みたいところ。
しばらくすると,また亜熱帯の島まで降りるが,あっちはもちろん,まだ夏真っ盛り。