■(第39話)わんだふるぷりきゅあ!「ニコエボリューション!」感想
ハロウィンです。仮装です。アニマルタウンの人々も、ご自身の名前にちなんだ動物の格好をして練り歩きます。この町に選択の自由はない。
と思いきや。犬飼さんはウサギ耳をおつけになってた。さすがは特別なワンダフル様。残酷なまでに彼氏彼女をアピールなさってる。
仲睦まじく写真撮影とかしちゃったりしてる特別様。それを見る普通のワンダフルさんは何を思うのか。何にも考えてない気もするし、言葉に出さぬ何かを感じているようにも見える。
それが影響したかは定かでは有りませんが、こむぎは一人外へ。脱走です。前回の話は何だったんだ。栗原さんに顔向けできない。
しかもフラフラとついて行った相手はラスボス・ガオウ様。おまけに脱水でぶっ倒れた。二重三重の危機。
だけどガオウ様は優しかった。水を飲ませてくれて、見守ってくれる。そういえば町の人々にも手を出しません。まぁ今まで散々「暴れろ!牙を剥け!」と小動物を必死に煽ったりもしてましたけど。
そこに犬飼さんらもやってきた。開口一番「勝手に出歩くな」。開口二番「そんなこと(こむぎ)よりも、あれがガオウだ」。ひどい。
あまりといえばあまりなことに、ガオウ様も何かを気づいたのか。
とりあえず変身を封じた後、こむぎをガオガオーンにしてみた。がおがおーん。こむぎ、吠える。
慌ててこむぎを抱きしめて呼びかける犬飼さんでしたが、そこは普通のワンダフルの悲しさか。もとに戻せず。初期にはハグ一発で浄化してたのが懐かしい。変身未変身、ガルガルとガオガオーンの違いはあるとは言え。
もういっそガオウ様に引き取ってもらったがいいんじゃないかな。とも思った矢先、謎のオオカミさんの遠吠えがこむぎの脳裏に。
ガオウの元仲間的なオオカミの思念だかが助けてくれたのか、それとも犬飼さんの呼びかけが遠吠えのように聞こえたのか。
定かでは有りませんが、とりあえずこむぎは復活なされました。
そして通りすがりのコウモリに、ニコ様を叩き込んで浄化しました。
あとニコ様が人間態になって、ガオウ様と何か話して、ふたりして体力切れでバタリと倒れ、お開きになりました。
なんか鍋でもつつきながら会話すれば、それなりに分かり合えそうな気がする。