新しい年が始まりました。おめでたい。
■トロピカル~ジュ!プリキュア第1話「トロピカれ!やる気全開!キュアサマー!」

(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)
新しいプリキュアは夏海さん。キュアサマー。
名前からして夏夏しい熱を感じます。昨年は外出自粛で「夏」を感じにくかっただけに、異様にまぶしくパワフルです。夏だ!夏が来た!
夏海さんは田舎の島からどこぞの都会へ。尋常ならざる身体能力とアグレッシブさで新生活を謳歌します。
ちょっぴりネガティブだったりもするけれど、そこはメイクで乗りきろう。
プラスとマイナスのバランス加減が何気に上手い子です。
そうこうする内、浜で黄昏ていた人魚を発見。捕縛。そして謎の戦闘に遭遇し、突撃。変身。
なんというかプリキュアになるべくしてなったかのような、適材適所感があります。
花寺さんとか「この子を本当に戦わせていいんだろうか」と不安にもなりましたが、夏海さんの異常な戦いっぷりは安心して送り出せる。この1年、頑張ろう。
【それは今か未来か】
かつては鬼門ともいわれたメイクを、今年は全力推し。
古来から「メイク」や「ドレスアップ」は、大人=未来の象徴です。不安や恐れがあっても、メイクして大人になり、立ち向かおう。
未来を先取りし、夏海さんたちは戦う。
対する敵は「あとまわし」。ちょうど真逆です。
ただ、敵さんはなんで「あとまわし」にしてるんだろう?
1話を見る限りでは「だるいから」という、まぁそのまんまな理由ですが、何かあるのかもしれない。
というか、「あとまわし」を信条とする組織がこんなアグレッシブに人魚の国を攻めてるのはなんでだ。そしてそんな相手に滅ぼされかけてる人魚の国って…。
夏海さんの座右の銘「今大事だと思うことをやる」は、先取りにも後回しにもどちらにも言える。
今大事だから予習する。今大事だから遊ぶ。どちらも否定されない。
そもそも「先取り」や「後回し」も視点次第です。
予習は未来の先取りだけど、遊ぶのを後回しにしている。逆もしかり。
狭い情報で予想するなら、夏海さんやローラが「未来はこうなりたい」とステップを踏んで口にしていることから、「明確な目標やプロセスがあるのか」が敵との違いなのかしら。
それはそれで、明確な目標のない敵に滅ぼされかけてる人魚の国が不安になりますが…。
【ぴちぴちした生き物】
今年の謎生物は人魚さんです。素晴らしい。
別途マスコット的なのは登場するようなので、ジョー岡田やブルー枠でしょうか。画期的ですね。人魚万歳。
安易にホモサピエンスに迎合しない姿勢も良いです。
「ニンゲン?ああ、陸に棲んでるサルの一種ね」ぐらいの距離感が心地よい。ローラさんには今後も、サカナとしての矜持を忘れないでいただきたい。
プリキュアを「捨て駒」と断言なさったのも良い。今まで微妙にタブーだったそこに切り込んできた。ブルーの時とか、口にするのも憚られる微妙な空気だったものな…。
「世界を救う」の感覚が希薄なのもよいです。襲われたヒトを見て最初に思うのが「プリキュア候補が減った」。素晴らしい。
そもそも「世界」とは「人魚の国」のことだ。何か知らんが不毛な陸とかに住んでる固有種を、何故にわざわざ守らねばならんのか。
綺麗な流れでいくなら、今後は人間文化に毒されていくのかしら。能うことなら最後まで、夏海さんのことを「人間」呼ばわりして欲しかった。
あと何気に身体能力高いの良いです。尾びれで締め上げるとか。野生動物の恐怖。
【ぴちぴちしていない生き物】
出会いこそ「船から落ちたものを拾う」人魚姫オマージュだったものの、ローラは安易に二足歩行になったりはしないようです。尾びれには誇りと拘りを持とう。
そのため移動手段が極めて厄介。予告を見るにアイテムに収納するようです。その内面倒くさくなって、ずっと入りっぱなしになるかもしれない。
逆にプリキュアさんは水中戦が苦手です。あの子ら宇宙空間でも戦えるのに、水の中だと行動が制限される。
今年は水中戦も増えそうなので、新しいバトルに期待。陸では足手まといのローラが、水の中ではやたらに頼もしくなるとか、色々できそう。
【身近にある異世界】
第1話の交戦場所は砂浜。
波打ち際は異世界との境界線。
「海」は、魔法世界等とは異なる、明確にそこに実在する異世界。
それでいて私たちの遥かなる祖先は海に住んでいた。
住み慣れた故郷であると同時に、もはや戻れない絶対の異界。その境界線が波打ち際。
そこでの戦闘はやっぱり胸に熱いものがわきます。
「田舎の島から都会へ」「海の中から陸へ」と、異世界探訪から始まっているので、このあたりのテーマも扱ってくれるのかも。
【うちの子】
我が家のお子様もやたらに楽しみにして見てた。「トロピカ!トロピカ!」と騒ぎながら起き出し、「このあとすぐ!」が流れただけで「やったー!」と両手を挙げるくらいに。
ヒープリさんはどうしても盛り上がり損ねた感がある(番組の良し悪しや好き嫌いではなく、イベント等に行けなかったの意味で)ので、今年の展開が楽しみです。
■トロピカル~ジュ!プリキュア第1話「トロピカれ!やる気全開!キュアサマー!」

(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)
新しいプリキュアは夏海さん。キュアサマー。
名前からして夏夏しい熱を感じます。昨年は外出自粛で「夏」を感じにくかっただけに、異様にまぶしくパワフルです。夏だ!夏が来た!
夏海さんは田舎の島からどこぞの都会へ。尋常ならざる身体能力とアグレッシブさで新生活を謳歌します。
ちょっぴりネガティブだったりもするけれど、そこはメイクで乗りきろう。
プラスとマイナスのバランス加減が何気に上手い子です。
そうこうする内、浜で黄昏ていた人魚を発見。捕縛。そして謎の戦闘に遭遇し、突撃。変身。
なんというかプリキュアになるべくしてなったかのような、適材適所感があります。
花寺さんとか「この子を本当に戦わせていいんだろうか」と不安にもなりましたが、夏海さんの異常な戦いっぷりは安心して送り出せる。この1年、頑張ろう。
【それは今か未来か】
かつては鬼門ともいわれたメイクを、今年は全力推し。
古来から「メイク」や「ドレスアップ」は、大人=未来の象徴です。不安や恐れがあっても、メイクして大人になり、立ち向かおう。
未来を先取りし、夏海さんたちは戦う。
対する敵は「あとまわし」。ちょうど真逆です。
ただ、敵さんはなんで「あとまわし」にしてるんだろう?
1話を見る限りでは「だるいから」という、まぁそのまんまな理由ですが、何かあるのかもしれない。
というか、「あとまわし」を信条とする組織がこんなアグレッシブに人魚の国を攻めてるのはなんでだ。そしてそんな相手に滅ぼされかけてる人魚の国って…。
夏海さんの座右の銘「今大事だと思うことをやる」は、先取りにも後回しにもどちらにも言える。
今大事だから予習する。今大事だから遊ぶ。どちらも否定されない。
そもそも「先取り」や「後回し」も視点次第です。
予習は未来の先取りだけど、遊ぶのを後回しにしている。逆もしかり。
狭い情報で予想するなら、夏海さんやローラが「未来はこうなりたい」とステップを踏んで口にしていることから、「明確な目標やプロセスがあるのか」が敵との違いなのかしら。
それはそれで、明確な目標のない敵に滅ぼされかけてる人魚の国が不安になりますが…。
【ぴちぴちした生き物】
今年の謎生物は人魚さんです。素晴らしい。
別途マスコット的なのは登場するようなので、ジョー岡田やブルー枠でしょうか。画期的ですね。人魚万歳。
安易にホモサピエンスに迎合しない姿勢も良いです。
「ニンゲン?ああ、陸に棲んでるサルの一種ね」ぐらいの距離感が心地よい。ローラさんには今後も、サカナとしての矜持を忘れないでいただきたい。
プリキュアを「捨て駒」と断言なさったのも良い。今まで微妙にタブーだったそこに切り込んできた。ブルーの時とか、口にするのも憚られる微妙な空気だったものな…。
「世界を救う」の感覚が希薄なのもよいです。襲われたヒトを見て最初に思うのが「プリキュア候補が減った」。素晴らしい。
そもそも「世界」とは「人魚の国」のことだ。何か知らんが不毛な陸とかに住んでる固有種を、何故にわざわざ守らねばならんのか。
綺麗な流れでいくなら、今後は人間文化に毒されていくのかしら。能うことなら最後まで、夏海さんのことを「人間」呼ばわりして欲しかった。
あと何気に身体能力高いの良いです。尾びれで締め上げるとか。野生動物の恐怖。
【ぴちぴちしていない生き物】
出会いこそ「船から落ちたものを拾う」人魚姫オマージュだったものの、ローラは安易に二足歩行になったりはしないようです。尾びれには誇りと拘りを持とう。
そのため移動手段が極めて厄介。予告を見るにアイテムに収納するようです。その内面倒くさくなって、ずっと入りっぱなしになるかもしれない。
逆にプリキュアさんは水中戦が苦手です。あの子ら宇宙空間でも戦えるのに、水の中だと行動が制限される。
今年は水中戦も増えそうなので、新しいバトルに期待。陸では足手まといのローラが、水の中ではやたらに頼もしくなるとか、色々できそう。
【身近にある異世界】
第1話の交戦場所は砂浜。
波打ち際は異世界との境界線。
「海」は、魔法世界等とは異なる、明確にそこに実在する異世界。
それでいて私たちの遥かなる祖先は海に住んでいた。
住み慣れた故郷であると同時に、もはや戻れない絶対の異界。その境界線が波打ち際。
そこでの戦闘はやっぱり胸に熱いものがわきます。
「田舎の島から都会へ」「海の中から陸へ」と、異世界探訪から始まっているので、このあたりのテーマも扱ってくれるのかも。
【うちの子】
我が家のお子様もやたらに楽しみにして見てた。「トロピカ!トロピカ!」と騒ぎながら起き出し、「このあとすぐ!」が流れただけで「やったー!」と両手を挙げるくらいに。
ヒープリさんはどうしても盛り上がり損ねた感がある(番組の良し悪しや好き嫌いではなく、イベント等に行けなかったの意味で)ので、今年の展開が楽しみです。