■(第8話)魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~「ことはとひすい」感想
チクルンがやってきました。OPに出た時には妙に嬉しかったのですが、本編にも登場された。
事あるごとに帰ろう、別行動しようとしてるあたりが、何とも切ないです。
彼(で良いのか?)の認識では、「自分は裏切り者」なんだよな…。一緒に過ごした時間の大半は、オルーバのスパイだったわけで、外様意識はありそう。
朝日奈さんらはなし崩しで賃貸生活を継続しているようです。ガスはない。頑なにない。だから銭湯にもいく。何らやましい要素はない。ガスが!ないんだから!銭湯に!行くのも!自然!!!
こうしておそらくはフレプリや小説ハトプリ以来となる入浴シーンが描かれました。ガスがないんだから仕方がない。
ただそれはともかく、執拗にガスがない状態を強調し、カップ麺やファミレス生活を描くのはなんだろう?
「鍋を食う」は、確か最終決戦間際に朝日奈父が提案し、そのまま決戦を迎えて離れ離れになっていたんだったと思う。10年弱の時を経て、あの時の約束が実った。最新家電ではなく、ガスコンロでですが。
魔法界における魔法は、ナシマホウ界では科学です。家電が機能していない現状は、魔法抜きで生活しているようなもの。何か意味がありそうで、よく分からない。
単純に「肩を寄せ合う賃貸のほのぼのした生活」を描きたいだけでもおかしくないので、あんま深読みしてもしょうがないのかも。
今回の過去視も、49話の背景を紹介してくれただけかしら。
どういった原理で世界がつながったのか不明でしたが、二つに分かれたダイヤを突破口にしたらしい。言われてみれば納得。
元々この世界の「プリキュア」とは、「二つに分かれてしまった世界が、再び会えるようにとのラパーパの願い」です。具体的な伝説の魔法使いではなく、抽象的な出会いの祈り。
それを使って世界を繋いだのは、物凄く筋が通ってる。前作の時点で設定としては存在していそうで、機会を得たので満を持して出した感じ。
(他、「桜はあの時期には咲いていない」等も回収された。他にも色々ありそう)
世界はふたつに繋がりましたが、はーちゃんは未だに謎に宇宙に浮かんだまま。
考えてみれば、過去への憧憬は、現時点ではリコと再会できている朝日奈さんよりも、はーちゃんの方が深刻そう。
と、クロノウストの攻撃を食らった瞬間には思ったのですが、特段にそのような意識はなかったらしい。さすがは人外。
はーちゃんの人格構造がどうなってるのか。人知の及ぶ領域ではないように思うのですが、とりあえず今は中にひーちゃんもいるらしい。
彼女はラパーパの力も受け継いでいます。前作の描写では、生まれ変わりとか分身ではなさそう。
この件は、デウスマストと眷属との対比に直結するため、ちょっと慎重に見た方が良さそう。
はーちゃんとひーちゃんを同一人格とみなし、合体吸収のような解釈をすると、そのまんまだとデウスマストと同じになってしまいます。
「私たちはそれぞれ異なる」(はーちゃんとラパーパは別人格である)が前作の主要テーマですから、相応の意味を込めてくると思う。
ルビーやサファイアといった別スタイルも、「私たちはそれぞれ異なる」からの派生「私の中にも複数の自分がいる」を反映したギミックだと解釈してます。
今回は時間ということで「過去現在未来で複数の私がいる」なのかなと予想しているのですが、はーちゃんに適用すると、「過去ラパーパ・現在はーちゃん・未来ひーちゃん」みたいな構成なのかなとも。
(なお「過去のラパーパの記憶を辿る」のは、かつてオルーバが闇の魔法で試みて、はーちゃんが拒絶した件。それが今回実現してしまったので、何気に重大事件)
何はともあれはーちゃんの力が復活し、フェリーチェも再臨されました。長大なバンクが妙に懐かしい。エコーワンドも販促CMを思い出して妙な興奮があります。
しかしながらピンクトルマリンはお預けでした。期待して待とう。
あと相変わらず朝日奈さんは別行動をなさる。
ご友人の失踪は普通に考えてクロノウストの可能性が高いのだから、リコと離れるのはどう考えても悪手です。
ただ前作から彼女たちは妙に別行動を強調しているので(「私たちはそれぞれ異なる」のテーマを反映している?)、その流れだとは思う。
また、ひーちゃんが居なくなってるにも関わらず日常生活を送っているのも、前回の回想でも描かれたように「意地でも日常生活を送る」の信念があるから。
(というか展開上の支障が出るので、前回の過去視をやったんだと思う)
ただパズルを解くようなサービス演出になってる気配はする。前作を踏まえると噛みしめるように味があるけど、忘れてると「この回は何をやってるんだろう?」と首をひねりそう。
次回は魔法界での全面攻撃のようです。
過去最悪の敵を出すソルシエール様と、過去最良の時を敵として出すクロノウスト。不毛な戦いをして欲しい。
チクルンがやってきました。OPに出た時には妙に嬉しかったのですが、本編にも登場された。
事あるごとに帰ろう、別行動しようとしてるあたりが、何とも切ないです。
彼(で良いのか?)の認識では、「自分は裏切り者」なんだよな…。一緒に過ごした時間の大半は、オルーバのスパイだったわけで、外様意識はありそう。
朝日奈さんらはなし崩しで賃貸生活を継続しているようです。ガスはない。頑なにない。だから銭湯にもいく。何らやましい要素はない。ガスが!ないんだから!銭湯に!行くのも!自然!!!
こうしておそらくはフレプリや小説ハトプリ以来となる入浴シーンが描かれました。ガスがないんだから仕方がない。
ただそれはともかく、執拗にガスがない状態を強調し、カップ麺やファミレス生活を描くのはなんだろう?
「鍋を食う」は、確か最終決戦間際に朝日奈父が提案し、そのまま決戦を迎えて離れ離れになっていたんだったと思う。10年弱の時を経て、あの時の約束が実った。最新家電ではなく、ガスコンロでですが。
魔法界における魔法は、ナシマホウ界では科学です。家電が機能していない現状は、魔法抜きで生活しているようなもの。何か意味がありそうで、よく分からない。
単純に「肩を寄せ合う賃貸のほのぼのした生活」を描きたいだけでもおかしくないので、あんま深読みしてもしょうがないのかも。
今回の過去視も、49話の背景を紹介してくれただけかしら。
どういった原理で世界がつながったのか不明でしたが、二つに分かれたダイヤを突破口にしたらしい。言われてみれば納得。
元々この世界の「プリキュア」とは、「二つに分かれてしまった世界が、再び会えるようにとのラパーパの願い」です。具体的な伝説の魔法使いではなく、抽象的な出会いの祈り。
それを使って世界を繋いだのは、物凄く筋が通ってる。前作の時点で設定としては存在していそうで、機会を得たので満を持して出した感じ。
(他、「桜はあの時期には咲いていない」等も回収された。他にも色々ありそう)
世界はふたつに繋がりましたが、はーちゃんは未だに謎に宇宙に浮かんだまま。
考えてみれば、過去への憧憬は、現時点ではリコと再会できている朝日奈さんよりも、はーちゃんの方が深刻そう。
と、クロノウストの攻撃を食らった瞬間には思ったのですが、特段にそのような意識はなかったらしい。さすがは人外。
はーちゃんの人格構造がどうなってるのか。人知の及ぶ領域ではないように思うのですが、とりあえず今は中にひーちゃんもいるらしい。
彼女はラパーパの力も受け継いでいます。前作の描写では、生まれ変わりとか分身ではなさそう。
この件は、デウスマストと眷属との対比に直結するため、ちょっと慎重に見た方が良さそう。
はーちゃんとひーちゃんを同一人格とみなし、合体吸収のような解釈をすると、そのまんまだとデウスマストと同じになってしまいます。
「私たちはそれぞれ異なる」(はーちゃんとラパーパは別人格である)が前作の主要テーマですから、相応の意味を込めてくると思う。
ルビーやサファイアといった別スタイルも、「私たちはそれぞれ異なる」からの派生「私の中にも複数の自分がいる」を反映したギミックだと解釈してます。
今回は時間ということで「過去現在未来で複数の私がいる」なのかなと予想しているのですが、はーちゃんに適用すると、「過去ラパーパ・現在はーちゃん・未来ひーちゃん」みたいな構成なのかなとも。
(なお「過去のラパーパの記憶を辿る」のは、かつてオルーバが闇の魔法で試みて、はーちゃんが拒絶した件。それが今回実現してしまったので、何気に重大事件)
何はともあれはーちゃんの力が復活し、フェリーチェも再臨されました。長大なバンクが妙に懐かしい。エコーワンドも販促CMを思い出して妙な興奮があります。
しかしながらピンクトルマリンはお預けでした。期待して待とう。
あと相変わらず朝日奈さんは別行動をなさる。
ご友人の失踪は普通に考えてクロノウストの可能性が高いのだから、リコと離れるのはどう考えても悪手です。
ただ前作から彼女たちは妙に別行動を強調しているので(「私たちはそれぞれ異なる」のテーマを反映している?)、その流れだとは思う。
また、ひーちゃんが居なくなってるにも関わらず日常生活を送っているのも、前回の回想でも描かれたように「意地でも日常生活を送る」の信念があるから。
(というか展開上の支障が出るので、前回の過去視をやったんだと思う)
ただパズルを解くようなサービス演出になってる気配はする。前作を踏まえると噛みしめるように味があるけど、忘れてると「この回は何をやってるんだろう?」と首をひねりそう。
次回は魔法界での全面攻撃のようです。
過去最悪の敵を出すソルシエール様と、過去最良の時を敵として出すクロノウスト。不毛な戦いをして欲しい。